WESTWOOD -手作りビンボー暮らし-

持続可能な社会とは、必要なものはできる限り自分(達)で作る社会のことだ。衣食住なんでも自分で作れる人が偉いのだ。

子供の論理

2008年07月09日 | 環境・エコ・共生・持続・温暖化とか・・

「Aちゃんたちだけオイシイもんばっか食べてズル~イ」
「Cちゃんたちがやんないんならボクもやんないもーん」
まるで子供のケンカだ。
洞爺湖サミットは予想通りの展開で終わった。いったいこの無意味な寄り合いとその関連騒動(マスコミやNGO)にどれだけのジェット燃料とガソリンと食料と電気、その他がムダに使われたことか。

 近々、M自動車から「環境にやさしい?」電気自動車が発売されるらしい。車の製造コスト+走らせるための電気エネルギーのトータルCO2換算量は、ガソリン車の1/4だそうな。
 しかしそこには、まだまだ使えるガソリン車をわざわざ電気自動車に買い換えるための金を稼ぐ行為や電気自動車のためのインフラ整備によって発生する、またゴミとなるガソリン車の処分によって発生する膨大な量のCO2については全く考慮されていない。これは例の地デジも同様だが、「環境によい」などとウソをついている分電気自動車のほうが罪は重い。
 「買う(買わせる)」という行為自体がすでに環境に負荷をかける行為であることを、私達は知らなければならない。


個の表現としての芸術

2008年07月09日 | このごろ思うこと

わが家の食卓で日常的に使用している小鉢たち。
決して有名な作家が製作した高価なものではない。
しかし、機能的で美しい。
型焼きの量産品ではない。製作者がいなければ絶対にこの世には生まれ得なかった、世界でただ一つの小鉢たちだ。

この小鉢の作者は、ただそれだけでこの世に生まれてきた意味がある。

人を殺して何の意味がある? その気になれば誰でも人を殺せる。
発明をして何の意味がある? 誰かがいつか発明するだろう。
発見をして何の意味がある? 誰かがいつか発見するだろう。
金持ちに何の意味がある?  誰かは必ず金持ちになれる。

人間がいなければ殺人も、発明・発見も、金持ちも、ない。
その意味では、人類が存在することに意味はあるだろう。
しかしそれは、私やあなたでなくても、だれでもよいこと。

小鉢の作者はムスメ、4~6歳ころの作品である。