WESTWOOD -手作りビンボー暮らし-

持続可能な社会とは、必要なものはできる限り自分(達)で作る社会のことだ。衣食住なんでも自分で作れる人が偉いのだ。

エコキュート詐欺?にご注意!

2008年07月17日 | 今日の出来事

社名は忘れたが、オール電化エコキュートの販売員がやってきた。

「今、地域の設置モニター家庭を募集しています。モニターになってくれたら工事代金はこちらで負担しますので無料で付けられますよ。」
(どっかで聞いたようなセールストークだ)

「そんなオイシイ話が世の中にあるわけないでしょ。うちはけっこう。」
(アンタとこが金出すわけぢゃないでしょ。おバカ政府が電気(器)会社を儲けさせるための偽エコキャンペーンがあることくらいとっくに知っとるワイ。「タダ」に条件反射するだろうなんておあいにく様、相手が悪かったすね。)

ちなみに、この補助金、今十分使えているガス設備をわざわざゴミにして、“オール電化”に付け替える場合にしか出ないという、バカバカしいしろもの。本当にエコキュートがガスより安上がりでエコなら新設(新築)時から補助金付ければいいはずぢゃないですか。税金の無駄遣いもいい加減にしろと言いたい。

「お宅ガスですか?ガス代、月いくらかかってます?」
(おう、今度はそっちから攻めますか)

「5,000円くらいっすよ。」
(これほんと。昼間は電気を使わず深夜だけ使うようにしない限りオール電化は実は高くつくのだ。そんなことは熱力学の法則からも明らか。ちなみに、うちは4人家族、電気+ガス代で月10,000円~15,000円を越えたことはありません。)

「えっ、ご、5,000円ですか?そんな安い...(はずは)」
(おやおや、想定外の答だったようですな。10,000円くらいを期待してた?)

「そうですよ。ガスで十分満足してます。それにまた金かけて入れ替えるなんてムダじゃないですか。かえって環境悪化させますよ。」

「ガスだとレンジ回りが汚れるでしょ。IHにするとキレイですよ。奥さん、いらっしゃいます?」
(「工事はタダ」、「掃除の手間要らず」、“しかも”「電気代安い」で主婦を攻めろ、と仕込まれてるのが見え見え。)

「今、おりません。」

「...」
急に愛想悪くなってプイッと隣へ行きよりました。


ETCも高速道路会社(NEXCO)が、道路特定財源の政府補助金使って似たようなキャンペーンをやっていた。それに悪乗りして車載器をヤフオクなんかで安売りしている業者がいる。まあ、わたしゃそれに便乗させていただいて3,000円ほどでETC手に入れましたがね。このくらいは庶民のささやかな抵抗として許されると思います。

それにしても、諸物価値上げの元凶投機ファンドといい、エコブームに便乗して儲けを企む企業といい、ズルばかりしている役人・公務員・教師といい、ズルくうまく立ち回った者だけがオイシイ目をして、正直者がバカを見るような世の中はなんとかしなければ。