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てらまち・ねっと



 連休中はどこも満員、交通も渋滞。
 連休最終日の今日、今のNHKのニュースでも、「今日はUターン・ラッシュで高速道路は大渋滞」、と報じていた。

 とはいうものの、こちらは百姓の仕事が忙しい時期でもあり、このときに観光地や大規模店舗などに出かけることはほとんどない。
 それに明日は、岐阜地裁で3つの住民訴訟があるので、今日はその書面作り。

 ところで先日の新聞、「『渋滞』が起こるメカニズム」を研究した人がいるそうだ。
 物理学、数学者らの予測と実証によれば、
 「密度が一定以上になれば渋滞は自発的に発生する」
 「車の走行のゆらぎが渋滞につながる」
 「高速道路では、車の集団の平均車間距離が40メートル以下になると渋滞」・・
 とか。
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(追記 2009年4月25日ブログ
  ⇒ ◆今日の渋滞予測情報の各種にリンク/携帯での渋滞情報提供元を紹介/一般道情報にも/ETC  )

●<渋滞>どうして起こる?「自然渋滞」のなぞに迫る(上)車の固まり、減速伝染
   5月2日16時9分配信 毎日新聞
(どの写真もクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)
 一定の密度以上になると、特段の原因がなくても自然に渋滞が起きることを示した実験=03年9月、交通流数理研究会提供

 高速道路で突然、長い渋滞につかまり、ノロノロ運転を続けると、急に渋滞が解消されてスムーズに走れるようになる--。事故や工事など交通を妨げる理由は何もない、いわゆる「自然渋滞」だ。大型連休で高速道路の下り線が混雑するピーク(3、4日)を前に渋滞のなぞに迫った。【西川拓】

【ひどい渋滞】 アウトレット:埼玉・入間に開店で大渋滞 周囲の店は悲鳴

 ●実験で実証
 渋滞は立派な学術研究の対象だ。物理学、数学者らのグループ「交通流数理研究会」は3月、「道路を走る車の密度が一定以上になれば渋滞は自発的に発生する」ことを実証した論文を発表した。

 研究会は03年、岐阜県の短大グラウンドを使い、1周230メートルの円周上を時速30キロで等間隔に車を走らせる実験をした。車の数を増やしていき、22台を走らせると、部分的に流れが悪くなり停止する車も出た。車を粒子に見立てた物理学理論で計算した結果では、走行車両が20台を超えると渋滞が起こると予測されており、実験結果とほぼ一致した。

 メンバーの杉山雄規・名古屋大教授(物理学)は「全員が車間距離を保ち同じ速度で走ろうとしても、必ず速度に『ゆらぎ』が起こる。車の密度が臨界点を超えると、『ゆらぎ』の影響が次々と後続の車に伝わり、車の固まりができて渋滞につながってしまう」と説明する。運転者がロボットでもない限り、自然渋滞が起きるのは必然、というわけだ。高速道路では、車の集団の平均車間距離が40メートル以下になると渋滞が起こりやすいという。

●渋滞:どうして起こる?「自然渋滞」のなぞに迫る(下)名所は坂道 追い越しも一因  続編
九州自動車道でも例年、大型連休中、行楽地などへ向かう車で渋滞する=佐賀県基山町で2006年5月4日、本社ヘリから山下恭二撮影

 「渋滞の名所」もある。東名高速道路の大和トンネル(神奈川県)付近、東北自動車道の矢板インターチェンジ(栃木県)付近などが有名だ。どんな誘因が潜むのか。
 首都大学東京の大口敬教授(交通工学)は「渋滞の名所には必ず、道路に構造上の原因がある」という。その代表格が上り坂へと変化する場所と、トンネルだ。

 ごく緩やかな上り坂に差し掛かり、平地と同じ感覚でアクセルを踏んでいると、わずかに速度が落ちる。トンネルの入り口でも、運転者は無意識に速度を落とす傾向が強い。車間距離が短いと後続車はさらに減速し、これが後ろに伝わり渋滞になる。最近では渋滞防止策として、上り坂やトンネルの入り口に、速度低下に注意を促す標識を設置している場所もある。大口教授は「むやみに追い越し車線を走らない」ことをアドバイスする。

 ●追い越しも一因
 渋滞が起き始める時は、運転者に「少しでも流れている車線を走ろう」という意識が働き、追い越し車線の交通量が増えて渋滞を招く要因になっているという。大口教授は「均等に車線を利用すれば、かなり渋滞は防げる。渋滞しやすい区間では、追い越し車線を走らない車は料金を割り引くなどの工夫ができないか」と話す。また、ドイツや英国では、渋滞多発地帯の路肩を活用して車線を増やす試みが広がっており、大口教授は「日本でも検討すべき時期に来ている」と指摘する。

●安心・安全ナビ:大型連休。交通渋滞は避けられないが、快適で安全に運転したい。
     毎日新聞 2008年4月30日
 ◆大型連休。交通渋滞は避けられないが、快適で安全に運転したい。

 ◇無理のない計画で--楽しいドライブ、携帯トイレは必需品
 ◇早めの燃料補給心がけて、2時間走ったら30分休む、道路状況の情報収集を
 待ちに待った大型連休。マイカーで行楽地や古里へ行こうという人は多いのでは。だが、いったん渋滞に巻き込まれると長時間にわたるノロノロ運転を強いられ、イライラが募りそう。どうすれば快適、安全に運転できるか専門家にアドバイスをもらった。

 「道路状況などの情報を収集し、無理なスケジュールを組まないことが大事」。社団法人・日本自動車連盟(JAF)交通環境部事業推進課の吉村俊哉主事(46)は話す。

 渋滞への最も有効な対応策は、正確な情報だ。東日本、中日本、西日本の各高速道路会社は今月、大型連休中(25日~5月6日)の渋滞予測を発表した。渋滞のピークは下りが5月3日、上りが5月4日と5日。主な渋滞地点とピーク時間は、下りが九州高速道路久留米インターチェンジ(IC)で5月3日午前10時に50キロ、上りは東名高速道路岡崎ICで3日午前10時に35キロ、などとなっている。

 出発前の点検と整備も欠かせない。昨年の大型連休期間中(4月28日~5月6日)の高速道路での救援依頼件数は4891件に上り、内訳は、タイヤのパンク=1368件▽燃料切れ=529件▽バッテリー上がり=332件--などが上位を占めた。高速ではタイヤの空気圧を高めにし、燃料補給を早めに行うことがポイントとなる。

 次は、運転時の注意点。長時間運転をしていると自覚がないまま、疲労が蓄積していることが多い。吉村主事は「最低2時間走ったら30分は休むことを心がけて。居眠り防止にガムをかんだり、背筋を伸ばすのは効果的」とアドバイスする。また、頻繁に車線変更をしても、走行車線中心に走るのと到着時間に大差はつかないという。マイペース運転が大事だ。

 ただ目的地に着くだけでなく、家族や友人と楽しめるドライブにしたい。そのためには、携帯トイレが必需品。子ども連れの場合は、退屈させないよう車内にお菓子やおもちゃを持ち込むのもいい。ただ、注意しないと、車が発進した拍子にあめがのどに詰まったり、ブレーキを踏んだ際に飲んでいたジュースのストローがのどに刺さったりする危険もある。

 車内温度の上昇にも注意が必要だ。今月14日、鹿児島県加治木町のパチンコ店駐車場で、乗用車内に放置された1歳7カ月の男児が熱中症とみられる症状で死亡した。毎年、乳幼児が炎天下の車内に閉じ込められ脱水症状に陥る事故が発生している。JAFが昨年4月に実施した実証実験でも、外気温23度に対して車内温度は50度近く、ダッシュボードは70度を超えた。JAFは「炎天下の車内に乳幼児を放置するのはもってのほか。走行時もチャイルドシートの子どもに強い日差しが当たっていないか気を付けて」と呼びかけている。【樋岡徹也】

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 ■「子どもは車内でどんなけがをした?」

 (JAFの1万人アンケートで「車内で子どもがけがをした」と回答した1389人の調査結果。その他は162人)

 (1)ドアに手や足を挟んだ         594人(43%)

 (2)急ブレーキで頭や体を強打した     391人(28%)

 (3)パワーウインドーに挟んだ       136人(10%)

 (4)ドアが開いて車外に転落         25人(2%)

 (5)乗せ降ろしで頭をぶつけた        18人(1%)

 (6)チャイルドシートごと外れ転落      17人(同)

 (7)シートベルトの金具でやけど       16人(同)

 (8)シガーライターをいたずらしてやけど   11人(同)

 (9)車内で熱中症、脱水症状に        10人(同)

(10)食べ物をのどに詰まらせた         9人(同)

●渋滞予想:GW高速道路 下りピークは5月3日  毎日新聞 2008年4月4日 19時27分
 東、中、西日本の各高速道路会社は4日、大型連休中(25日~5月6日)の渋滞予測を発表した。ピークは下りが5月3日、上りが同4、5日。30キロ以上の渋滞が東北、関越、中央、東名、東名阪、中国、九州の各自動車道で発生するとしている。主な地点とピーク時間は次の通り。
【下り】▽九州・久留米インターチェンジ(IC)(5月3日午前10時)=50キロ▽中央・相模湖IC(同6時)▽関越・東松山IC(同7時)▽中国・宝塚東トンネル(同9時)▽東北・羽生パーキングエリア(PA)(同9時)=各40キロ
【上り】▽東名・岡崎IC(3日午前10時)▽東名阪・四日市IC(4日午後5時)▽中央・小仏トンネル(同8時)▽東北・矢板IC(5日午後6時)▽同IC(6日午後2時)=各35キロ

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