映画やNHKのテレビドラマ「バッテリー」はあさのあつこさんの児童文学小説で800万部の大ベストセラー。テレビは来週が最終回とか。
ところで、その岡山県美作市で、議会議員がヘンな問題を起こし続けている。
谷本雄三議員の逮捕=5月30日 ← 「DV転居母子の住所教えろ、美作市議が小学校長に強要」
岩江正行議員の逮捕=2月18日 ← 「市職員への懲戒処分や建設業者への行政処分を変えるよう副市長をどう喝」
美作市議会
「美作」は、「みまさか」と読む。以前は「美作町」だったから、合併したと思われる・・・
平成17年3月31日に「美作市」が誕生しました。
北に飛んで青森県弘前市では、住民訴訟で負けた議員がその政務調査費相当を未返還として、市から提訴されたという。
地域の前向きな期待は大きいのに、足を引っ張る議員たち。
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ここのところ6位、7位、8位あたり
●NHKのテレビドラマ「バッテリー」 バッテリーというNHKのテレビドラマについて
バッテリーはあさのあつこさんの児童文学小説で800万部の大ベストセラーとなっています。
角川映画でバッテリーは映画化されましたが、今度はNHKで連続ドラマ化されました。全10回で毎週木曜日の夜8時に放送されます。中山優馬、高田 翔、森本龍太郎、斉藤由貴、堀部圭亮、千原ジュニアなどの人気のあるキャストでのぞんでいます。BSハイビジョンでも放送されます。(木曜夜6時)
あさのあつこさんのバッテリーは野間児童文芸賞、日本児童文学者協会賞などを受けています。
小説は全部で6巻あり、文庫化されているので気軽に読むことができます。
あさのあつこさんは岡山県美作市に在住しているそうで、バッテリーも岡山の田舎を舞台にしています。
●文学になる地域の魅力 山陽新聞 デスクノート 2008年1月10日掲載
<空の中央で、雲は、突然ナイフで断ち切られたように、真っ直ぐに細長く割れ、そこから、目に染みる青い空が覗く>
県南に暮らしているとなかなかお目にかかれない。美作市在住の作家あさのあつこさんのベストセラー「バッテリー」?に登場する魅惑的な空は、美作の冬に、姿を現すという。
昨年十月からあさのさんを取材。七日から企画「ふるさとよ」(朝刊一面)に連載している。
旧美作町に生まれ育ち、三十代後半で作家デビュー。三人の子どもが独立した今、書くことに全力投球している。とにかくエネルギッシュな人だ。書くだけでなく、見る、聞く、話す、笑う、歩く、食べる…すべてにおいて好奇心があふれている。美作の自然や人から多くの刺激を受け、作品の中で生かされている。
一昨年から、映画「バッテリー」で沸いた美作市。今年も、テレビドラマのロケ、放映とバッテリーブームは続く。ただ、人口減少にあえぐ地域は、このブームを単なる経済効果として消費してしまうのか、地域再生への一歩にしていけるのか。地域の力が試される。
「いいところですよね。ここに来たら、『バッテリー』の冒頭、おろち峠のシーンを思い出します」。昨年十二月、第一回美作市文学祭に招かれた直木賞作家・森絵都さんは、美作市の印象をこう語った。
美作市という地域は「あさの文学」によって、新しい輝きを放ちつつある。「美作の山を見ているだけで幸せ」「この街に住みたい」と、熱く語るあさのファンも少なくないと聞く。地域振興のヒントがある。
(編集委員・清水玲子)
●DV転居母子の住所教えろ、美作市議が小学校長に強要 2008年5月30日 読売新聞
夫の暴力(DV)から逃れるため、市外に転居した女性とその子どもの居所を、子どもが通っていた小学校の校長に調べさせ、転校手続きを取り消させようとしたとして、岡山県警組織犯罪対策2課と美作署は30日、美作市議の谷本雄三容疑者(41)(同市位田)を職務強要の疑いで逮捕した。調べに対し、谷本容疑者は「強要した事実はない」と容疑を否認。同課などは市教委幹部も関与した可能性があるとみて任意で事情を聞いている。
発表によると、谷本容疑者は昨年6月下旬、知人の妻と子どもの居所を突き止めるため、子どもが在籍していた小学校に押しかけ、男性校長(53)に「今すぐ転校を止めて、連れ戻してこい」などと脅し、電話で「学校が分かったのなら、住所を聞き出せ」などと強要した疑い。
県警は今年1月、校長から被害届を受け、捜査していた。谷本容疑者が知人に頼まれて居所を探ろうとしたとみて調べている。
校長はいずれの要求にも応じていないといい、読売新聞の取材に、「(谷本容疑者からの)電話は相当な圧力と感じた」と話した。
●校長脅迫で美作市議逮捕=知人児童「転校させるな」-教委幹部も関与・岡山県警 2008/05/30-13:39 時事
知人の児童が通っていた小学校の校長を脅し、児童の転校手続きを取り消させようとしたとして、岡山県警組織犯罪対策2課などは30日、職務強要の疑いで、同県美作市議谷本雄三容疑者(41)=同市位田=を逮捕した。「強要した事実はない」と容疑を否認しているという。
同課などは市教育委員会幹部も関与している疑いがあるとみて、事情を聴いている。
調べによると、谷本容疑者は昨年6月下旬、知人の児童の転校手続きをした市立小学校の校長(53)に対し、校長室で「今すぐ転校をやめて連れ戻して来い。そうせにゃ、どうなるか分かっとんか」などと怒鳴りつけたほか、数回にわたり校長室に電話をかけ、執拗(しつよう)に転校手続きの取り消し処分などを強要した疑い。
●美作市議 教委幹部と共謀して校長脅す?
008年05月30日 スポニチ
岡山県警美作署は30日、知人の子どもの転校先や住所を美作市の小学校長(53)に調べさせようとしたとして、職務強要の疑いで、美作市位田、美作市議谷本雄三容疑者(41)を逮捕した。
谷本容疑者は子どもの父親と知り合い。母親(44)の居場所を知るため、父親から頼まれた可能性があると同署はみている。
調べでは、谷本容疑者は市教育委員会の幹部と共謀。昨年6月下旬、校長室に2人で押しかけ、転校手続きを取り消すよう脅迫。その後も計6回、電話をかけ「住所を聞き出せ」などと強要した疑い。容疑を否認している。
今年1月、校長が被害届を出した。教委幹部からも事情を聴いている。
谷本容疑者は1997年から旧美作町議。2005年、合併に伴う美作市議選で当選した。
●美作市議を職務強要の疑いで逮捕 2008.5.30 サンケイ
家庭の事情で市外に転居した女性とその小学生の子供の居場所を美作市の市立小学校長(53)に調べさせようとした職務強要の疑いで、岡山県警組織犯罪対策第二課と美作署は30日、同市議の谷本雄三容疑者(41)=美作市位田=を逮捕、市教委事務局などを捜索した。
谷本容疑者は2人と別居している児童の父親と知り合いで、県警では2人の居場所を知るために頼まれた可能性があるとみている。調べでは、谷本容疑者は市教育委員会の幹部と共謀。昨年6月下旬に校長室に2人で押しかけ、転校手続きを取り消すよう要求、その後も6回にわたって電話をかけ、「住所を聞き出せ」などと強要した疑い。容疑を否認している。県警は市教委幹部からも事情を聴いている。今年1月に、校長が被害届を出した。
谷本容疑者は旧美作町議2期を経て平成17年4月、合併に伴う美作市議選で当選した。
●美作市議を職務強要容疑で逮捕 児童転校で小学校長脅す 山陽 2008年5月30日
小学校長に児童の転校の取り消しを強要したとして、岡山県警組織犯罪対策2課と美作署は30日、職務強要の疑いで、美作市位田、同市議会議員谷本有造容疑者(41)=本名・谷本雄三=を逮捕した。
調べでは、谷本容疑者は、美作市教委の幹部と共謀。2007年6月下旬、同市内の小学校長(53)が児童の転校手続きをしたことをめぐり、校長室に押し掛け「今すぐ転校を止めて連れ戻してこい」などと脅迫。さらに「早くせにゃどうなるか分かっとんか」「住所を聞き出せ」などと校長室に6回電話し、手続きを取り消させようとした疑い。
谷本容疑者は「強要の事実はない」と容疑を否認しているという。県警は、犯行の動機などを追及するとともに、市教委の幹部からも任意で事情を聴いている。
転校は、児童の母親(44)が家庭の事情から申し出たという。今年1月、小学校長が美作署に被害届を出していた。
●美作市議会:市議の職務強要、百条委が初会合 /岡山 毎日新聞 2008年5月8日
現職市議による職務強要事件などを受けて設置された美作市議会の不当要求行為等に関する調査特別委員会(百条委)の第一回会合が7日、開かれた。
福島恊委員長は「市議の逮捕・起訴という憂慮される事態となった。3月議会で行政対象暴力の真相を解明し、排除するために地方自治法に基づく調査特別委を設置した。委員会による調査を慎重に進めたい」と述べた。
続いて委員らは、県暴力追放運動推進センターの皆木英也専務理事から、行政対象暴力の現状と対策に関する説明を受けた。また、市の不当要求行為等防止対策委員会委員長らの参考人招致▽9月定例議会で調査結果を報告▽百条委の原則公開▽調査経費100万円--などを決めた。次回開催期日は未定。【檜山佑二】
●功労市議が水道止められ激怒、どう喝逮捕 - 社会ニュース 日刊スポーツ 2008.2.19
●議場で職員罵倒 美作市議を再逮捕 名誉毀損容疑 岡日 03/13-12:45 岡山県警暴力団対策課と美作署は13日、美作市川上、美作市議岩江正行容疑者(62)=職務強要で逮捕、起訴済み=を名誉毀損の疑いで再逮捕した。
調べでは、岩江容疑者は、水道料金を滞納している知人が給水を停止されたことに立腹。同市幹部職員の男性(58)が水道の権利を盗んだと決め付け、昨年10~11月に計3回、同市議会の議場内で、議員や職員が十数人いる中「(男性は)水道を売り飛ばした大盗人じゃけんのお。盗人が板に付いとる」などと罵倒(ばとう)し、男性の名誉を傷つけた疑い。
男性が1月中旬に告訴し、同署などが捜査していた。岩江容疑者は副市長に対する職務強要の疑いで、2月に逮捕されており、調べに対し「行政に圧力を掛ければ要求が通ると思った」といった趣旨の供述をしているという。
●副市長を電話で脅迫=市議を逮捕-岡山・美作 堺 だいすき ブログ
以下ヤフーニュースより引用 2月18日14時0分配信 時事通信
指名業者の行政処分などをめぐり、岡山県美作市の副市長を電話で脅迫したとして、県警暴力団対策課と美作署は18日、職務強要容疑で、同市議会議員の岩江正行容疑者(62)=同市川上=を逮捕した。
同容疑者は「電話はしたが、脅迫はしていない」と容疑を否認している。
調べによると、岩江容疑者は昨年11月14日午前8時20分ごろ、副市長に電話をかけ、思い通りにならない職員の懲戒処分を要求。さらに業者の指名停止処分について「本当なら取り消しだ」と迫った疑い。
●職務強要:美作市議、容疑で逮捕 圧力これまでにも /岡山 2月19日16時0分配信 毎日新聞
◇市が会見「不当要求厳しく対処」
岩江正行・美作市議(62)が、市職員への懲戒処分や建設業者への行政処分を変えるよう副市長をどう喝した職務強要容疑で逮捕された事件で、美作署は18日午前10時50分から約45分間、市議会事務局を捜索し、06~07年の議事録を押収した。市も安東美孝副市長ら市幹部が午後1時半から記者会見し、これまでの経緯を説明した。
会見で市側は、被害届を提出した背景として、これまでにも市職員が岩江容疑者から議員の立場を利用した圧力を何度も受けており、複数の職員が入院するまで追い詰められていたことを強調した。
市は06年、不当要求行為への対策要綱を設置しており、安東副市長は「この段階まで毅然(きぜん)とした対応ができなかったことを反省しなければならない。市民の方々に申し訳ない。今後、過去の事例を確認するため内部調査を行い、同様の不当要求については厳しく対処する」と述べた。
一方、市議会の春名明議長は「事実関係が確認できないのでコメントできない」と話した。【檜山佑二、植田憲尚】
●職務強要 /市議が副市長どう喝、逮捕 岡山・美作 2月19日17時52分配信 毎日新聞
岡山県警は18日、同県美作(みまさか)市の皆木照夫副市長(57)をどう喝したとして同市川上、市議、岩江正行容疑者(62)を職務強要の疑いで逮捕した。
調べでは、岩江容疑者は昨年11月14日朝、市役所に電話をかけ、応対した副市長に、水道料金を滞納した知人が給水を止められたため、担当職員の懲戒処分を求め、「始末せえ」などと脅迫。また、公共工事の工期遅れで市が指名停止処分にしていた同市内の建設会社を更に重い指名取り消し処分にするよう要求した。
●弘前市が政調費未返還で1人を提訴 陸奥新報 5.22
弘前市は、2003年度に市議に交付した政務調査費をめぐる住民訴訟の仙台高裁判決に基づき、当時の市議7人に総額約182万円を返還請求したが、1人が現在も未納で、法的手段を講じて返還を求めていることが30日、分かった。04年度分についても、同高裁判決に基づき当時の市議22人に返還を請求、このうち2人が現在も未納で、このまま返還に応じない場合は法的手段を講じる考えだ。
市の政務調査費をめぐる住民訴訟は、いずれも弘前市民オンブズパーソンが青森地裁に提訴。
03年度分は、昨年4月の仙台高裁判決で七人に総額約182万円を返還請求するよう命じたが、市は判決を不服として最高裁に上告。同10月に上告棄却が決定し二審判決が確定した。
市議会事務局によると、7人中5人が納付期限の昨年12月25日までに返還したほか、1人は分割で返還済み。残る1人は返還に応じないため、市は地方自治法に基づき今年2月、判決の履行を求めて青森地裁弘前支部に提訴した。
04年度分に関しては、当時の市議22人に総額約504万円を返還請求するよう命じた仙台高裁判決に対し市は上告せず、今年1月に判決が確定した。
市の返還請求に対し22人中19人が納付期限の3月10日までに返還したほか、1人は分割で返還中。
残る2人はまだ返還しておらず、市議会事務局は「再度の督促をし判決の履行を求めている。返還に応じない場合は法的手続きを取らざるを得ない」と話している。
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