先日、議長から「クールビズの実施について」との文書が送られてきた。
「省エネの一環として実施されていますクールビズにつきまして、本会議(6月から9月までの期間)においても今年度から導入することにしました」
10年以上前から(最初から)、ネクタイをしないで議場にいる私は、「ネクタイをつけろ」と言われ続けてきた。
99年3月議会 議会の品位に関する決議案の提案と質疑
99年3月議会 寺町議員の処分要求 の 審議記録
(ありもしないことで「品位の決議」を提出した議員の処分要求。これを見て、一部議員が“まね”をしてこちらの処分要求も出した。)
「ネクタイは議員の(客観的な)品位」だという。
けれど、それがあっさりとかわった。
「ネクタイは品位」が正しいとするなら、「省エネ・呼びかけ」などに負けるはずはないのに。
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ここのところ6位、7位、8位あたり
●【官房長官会見(1)】クールビズ「首相、あまりお好きではないのかも」(27日午前) (1/2ページ) サンケイ 2008.5.27 11:56
町村信孝官房長官は27日午前の記者会見で、地球温暖化対策のクールビズがスタートするのにあわせ、6月6日の閣議は全閣僚が「かりゆしウエア」を着用することを27日朝の閣僚懇談会で申し合わせたことを明らかにした。“ネクタイ派”の福田康夫首相がクールビズをすることについて「あまりお好きではないのかもしれないが、やはり自ら率先垂範というお考えではなかろうか」と述べた。
【閣議】
「おはようございます。今朝の閣議の概要をまず申し上げますけれども、一般案件としてインドネシアとのEPA効力発生のための公文の交換等、23件および人事案件が適用されました。大臣発言としては、交通安全白書、これは国民生活担当大臣ですが、これは、ちょっと特筆に値しましてですね、平成19年の道路交通事故の死者数が5744人と、54年ぶりに5000人台になったということで、今、車の数がこの54年間にどれだけ増えたかということを考えますと、大変画期的なことであるかなと、シートベルトの着用率の向上、飲酒運転等、悪質危険性の高い自己が減少していることなどなどという分析があるようでございます。考えてみると大変なことですが、でも、逆にいえば、まだ、5000人を超える方々が亡くなって、毎年亡くなるというには、これはこれでまた、大変なことでありますから、さらに減らす努力をしていかなければいけないんだろうと思います。経産大臣からは、19年度エネルギー白書、少子化担当大臣からは、食育月間、6月は食育月間であるということであります。環境大臣からは、昨日終わりましたG8環境大臣会合の定見について発言がありました。閣僚懇談会では、私のほうから、今年も6月1日から9月30日までの期間、政府全体としてクールビズの励行、室温を28度に抑えるということで各閣僚のご協力をお願いしたところでございます。CO2の排出量削減が狙いであります。また、6月6日の閣議では、各閣僚が、かりゆしウエアを着用するようにお願いいたしました。みなさま方も、もし可能であればご協力をお願いいたします」
「関連して環境大臣、経済産業大臣、沖縄・北方大臣からの発言がございました。G8環境閣僚、環境大臣会合等もあり京都議定書の第1約束期間が始まっているということでございまして、われわれの生活のスタイルを変えていく、ひとつの具体的な表れとしてのクールビズ等々もあるわけでございまして、これはもう、国民各界各層のご協力というものをお願いをしたいわけでございます。人事案件の中で、内閣経済総合研究所長、黒田昌裕さんが任期満了で退官をして、後任で6月1日付で同じく民間から任期付き職員として前日銀副総裁の岩田一政さんが着任をすることになっております。私からは以上でございます」
●衆院、今年もクールビズ 本会議場では「ご法度」 47news. 5月22日
与野党は22日の衆院議院運営委員会理事会で、国会内の冷房温度を28度に設定して本会議場以外は軽装で過ごす「クールビズ」を今年も6月1日から9月30日まで実施することで合意した。地球温暖化対策で2005年からスタートし、今年で4年目となる。
これに先立つ議運委与党理事懇談会では、自民党の小坂憲次国対筆頭副委員長が、衆院本会議場内でもクールビズを認めるよう提案。これには、軽装に以前から難色を示してきた笹川尭議運委員長が反対し、引き続き「ご法度」となった。
笹川氏は理事会で各党に「品位を汚さない服装で」と注文。さらに理事会終了後、記者団に「暑い、寒いは心の問題だ」と述べ、自身は期間中もネクタイ、上着姿を貫く考えを強調した。
●起承転々 気にくわない夏 /岐阜 毎日 5月27日
どうにも気にくわないことがある。クールビズだ。
ある県庁が初めてクールビズを導入した日のことだった。全職員がノーネクタイになっていた。すべからくネクタイを締めていた前日から、「軍隊的」ともいえる見事な変わりよう。鳥肌が立った。
地球温暖化にストップをかけようという考えには賛同する。ネクタイも上着もいらないのは大歓迎だ。
だが、ノーネクタイを規則化したり、「皆が締めてないから」「外さないと集団の中で浮くから」と迎合する現状は、どれだけすてきなクールビズファッションが登場しようとも、ネクタイを社会が強制した時代と精神的には何ら変わらない。
場に適した服装を「自由に」選ぶのが、本当に円熟した大人の社会だろう。クールビズという言葉から、詰め襟の制服を強制された中学・高校時代を連想するのは、天邪鬼(あまのじゃく)な私だけなのだろうか。【荒川基従】
毎日新聞 2008年5月27日 地方版
●サマータイム10年導入めざす 推進議連、今国会に法案 朝日 2008年05月22日19時56分
自民、民主、公明、国民新各党議員らの「サマータイム制度推進議連」は22日、夏季に時計の針を1時間進めるサマータイム(夏時間)制度を導入する法案を今国会に提出すると決めた。民主党の議連幹部も「今国会の成立をめざす」と語り、2年後から導入される可能性が出てきた。
日中の明るい時間を有効活用し、エネルギー消費量を抑える狙いがある。毎年3月の最終日曜日に時計の針を1時間進め、10月の最終日曜日に元に戻す。周知期間をとって10年からの施行をめざす。
議連は04年に発足したが、翌年9月の郵政解散・総選挙のあおりで活動を休止。今年7月の北海道洞爺湖サミットで地球温暖化が主要議題となるため、活動を再開した。日本と時差のない韓国の国会とも連携し、サマータイム同時導入をめざすという。
●首相、サマータイムに前向き 「やってない日本が異例」 朝日 2008年05月26日21時44分
福田首相は26日、夏季に時計の針を1時間進めるサマータイム(夏時間)制度の導入について、記者団に「やっていない日本が異例。我が国も制度を入れるべきだとの意見が強くなってきている。特に環境の問題があり、私もサマータイムをやってもいいのではないかと思っている」と述べ、前向きな姿勢を示した。
首相は「かつて日本も戦後一時期(制度を導入)したことがあったが、やめてしまった。今は大体どの国もやっている。党の方でも検討をお願いしている」と語った。
サマータイム制は、日中の明るい時間を有効活用し、エネルギー消費量を抑えるとされる。北海道洞爺湖サミットを控え、自民、民主、公明、国民新各党議員らの「サマータイム制度推進議連」が制度導入の法案を今国会に提出する方針を固めており、首相の発言で導入論議に弾みがつきそうだ。
●注目集まる「サマータイム制度」 OECD諸国で取り残された日本 日経 2008年5月22日 17時34分
京都議定書の第一約束期間(2008年~2012年)に入り、日本でも地球温暖化防止に向けて、できる対策はすべて実行することが急務となっている。技術的な取り組みや規制を含めた法的な対応があらゆる場面で検討され、次々に実行に移されようとしていることはご承知の通りである。しかし、社会制度面の対応については、いまひとつ有効な施策が取られていないようだ。
地球温暖化問題の抜本的な解決のためには、私たち自身のライフスタイルのあり方を見直し、これを環境に優しいものに変えていく努力が求められている。しかし、ライフスタイルそのものは、一朝一夕には変わりにくいものであり、私たち一人ひとりが自分の生活を見直すきっかけが必要だろう。また、当然ながら、このきっかけづくりには、国民の幅広い理解と参加が得られなければならない。
「サマータイム制度」が、こうした背景のもとに、再び注目を浴びることになった。“再び”というのは、わが国においても過去に何度かこの制度導入について議論がなされてきたからであるが、これは後ほど説明しよう。
サマータイム制度とは、夏季の一定期間(5~7カ月)、時刻を一定時間(通常は1時間)進める制度である。夏の間、時計の針を1時間進めてやることによって、夕方の明るい時間が1時間増える。そのため、夕方から夜間にかけての照明の点灯時間が減り、照明用エネルギー需要を削減できるというのがサマータイム制度の狙いであり、効果でもある。例えば、東京での日中時間は、最短で10時間56分であるのに対し、最長で15時間51分とおよそ5時間もの違いがある。
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