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てらまち・ねっと



 一昨日の毎日新聞の朝刊などに大きく出たとおり 
 「文部科学省が19日に公表した、東京電力福島第1原発事故で警戒区域(半径20キロ圏内)のうちの50地点について事故発生から1年間の積算放射線量の推計値に関して、
 最高は原発の西南西3キロの大熊町小入野の508・1ミリシーベルトで、一般人の人工被ばくの年間許容線量の500年分に相当。35地点が20ミリシーベルトを超えた」
 旨が報道されている。

 そして、今朝21日の読売新聞は
 「放射性物質に汚染された周辺の一部地域について、長期間にわたって居住が困難になると判断し、警戒区域を解除せず、立ち入り禁止措置を継続する方針を固めた。数十年続くとの見方も出ている。」

 大丈夫という人たちもいるけど、事実関係の認から
    『長期にわたって、そのあたりでは生活・定住できない』 ということが順次示されていくのだろう。
 人を馴らすように。

 ・・というのに、民主党の代表選では
 原発推進への転換をもくろむ候補ばかりのように見える。
 
 民意との乖離(かいり)に無頓着になった人たちではおしまいだ。

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●原発警戒区域の年積算線量、最高508ミリシーベルト
                    朝日 2011年8月20日10時45分
 文部科学省は東京電力福島第一原発から20キロ圏内の警戒区域の積算放射線量を、19日に公表した。原発事故発生から1年間の推計値の最高は、西南西3キロにある福島県大熊町小入野で508.1ミリシーベルトにのぼり、除染作業の困難さが改めて示された。最低は南相馬市小高区の3ミリシーベルト台で、数値にばらつきがあった。

 立ち入りが禁止された警戒区域9市町村のうち、8市町村の50地点を調査。事故から来年3月11日までの1年間、毎日、屋外に8時間、木造家屋内に16時間いたと仮定して積算量を推計した。

 計画的避難区域指定などの際に目安とされた年20ミリシーベルトを超えたのは、50地点のうち35地点。第一原発のある大熊町では全12地点が20ミリシーベルトを超え、うち7地点で100ミリシーベルト以上となった。最も高い同町小入野の508.1ミリシーベルトは、一般の人が浴びる人工の放射線量の限度1ミリシーベルトの500年分にあたる。この付近は、国道近くの平野部。

 浪江町では最高が北西20キロの川房で223.7ミリシーベルト、最低は北8キロ地点の4.1ミリシーベルト。

●東日本大震災:福島第1原発事故 警戒区域、年積算で最高508ミリシーベルト
           毎日新聞 2011年8月20日 
 ◇35地点で20ミリシーベルト超--文科省推計値
 文部科学省は19日、東京電力福島第1原発事故で警戒区域(半径20キロ圏内)に指定された9市町村のうち8市町村の50地点について事故発生から1年間の積算放射線量の推計値(1日8時間屋外にいた場合)を初めて公表した。最高は原発の西南西3キロの大熊町小入野の508・1ミリシーベルトで、一般人の人工被ばくの年間許容線量の500年分に相当する。35地点が20ミリシーベルトを超え、原発周辺地域の復興に向けた除染作業の困難さが浮き彫りになった。

 推計は各地点での実測値を基に、大震災翌日の3月12日~8月11日の積算線量について1日のうち16時間は屋内に滞在するとして計算。今月12日以降については、同9~11日の推計値の平均値(最新推計値)が継続すると仮定して計算した。

 その結果、大熊町では全12地点で20ミリシーベルトを超え、うち7地点は100ミリシーベルト以上だった。最新推計値も大熊町小入野の毎時75マイクロシーベルトが最高だったが、避難住民の一時帰宅の目安とされる毎時200マイクロシーベルトは下回った。

 このほか浪江町川房(原発の北西20キロ)223・7ミリシーベルト▽双葉町長塚(同北北西5キロ)172・4ミリシーベルト▽富岡町小良ケ浜(同南南西6キロ)115・3ミリシーベルト--なども高さが目立つ。一方、浪江町北幾世橋(同北8キロ)は4・1ミリシーベルトとなるなど、同じ市町村でも地点によって線量が大きく異なっている。

 松本義久・東京工業大准教授(放射線生物学)は「(高い値が出た地点は)国際宇宙ステーション長期滞在者の被ばく量(1日約1ミリシーベルト)をも上回る高いレベルで、住むためには除染が必要だが、広範囲かつあらゆる場所に放射性物質が付着しており、困難な作業だろう。一時帰宅は、滞在時間が数時間程度なら影響はないと思う」と話した。【木村健二、久野華代】

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 ◇警戒区域内50地点の来年3月11日までの年間積算線量推計値
田村市都路町古道(西南西18キロ)   7.7

田村市都路町古道(西17キロ)     6.6

大熊町小入野(西南西3キロ)    508.1

大熊町夫沢(西2.5キロ)     393.7

大熊町熊川(南南西3.5キロ)   233.0

大熊町下野上(西南西5キロ)    198.1

大熊町夫沢(西2.5キロ)     169.2

大熊町夫沢(西北西2.5キロ)   143.4

大熊町熊川(南4キロ)       126.7

大熊町野上(西南西7キロ)      99.5

大熊町小入野(西南西3.5キロ)   80.9

大熊町野上(西11キロ)       24.2

大熊町大川原(西南西8キロ)     23.5

大熊町野上(西14キロ)       21.6

浪江町川房(北西20キロ)     223.7

浪江町井手(西北西9キロ)     148.5

浪江町小丸(西北西12キロ)    145.4

浪江町昼曽根(北西20キロ)    145.1

浪江町室原(北西16キロ)     127.8

浪江町末森(北西11キロ)      61.8

浪江町酒井(北北西7キロ)      57.9

浪江町立野(北西14キロ)      38.3

浪江町立野(北北西11キロ)     38.0

浪江町北幾世橋(北8キロ)       4.1

双葉町長塚(北北西5キロ)     172.4

双葉町石熊(西7キロ)       126.6

双葉町長塚(北北西4キロ)      67.4

双葉町山田(西7キロ)        66.9

双葉町前田(西北西3.5キロ)    52.5

双葉町寺沢(北西7キロ)       45.0

双葉町新山(北西3.5キロ)     28.8

富岡町小良ケ浜(南南西6キロ)   115.3

富岡町本岡(南南西7キロ)      77.0

富岡町上手岡(南西8キロ)      39.5

富岡町上手岡(南西13キロ)     33.2

富岡町小浜(南10キロ)       29.6

富岡町上郡山(南南西13キロ)    21.7

富岡町上手岡(西南西10キロ)    13.7

楢葉町上繁岡(南南西14キロ)    15.4

楢葉町井出(南西15キロ)      13.1

楢葉町井出(南16キロ)        5.1

川内村下川内(西南西19キロ)    11.4

川内村下川内(西南西16キロ)     7.8

南相馬市小高区金谷(北西18キロ)  53.1

南相馬市小高区神山(北北西13キロ) 12.4

南相馬市小高区大富(北北西19キロ) 11.8

南相馬市小高区片草(北北西18キロ)  6.5

南相馬市小高区泉沢(北北西14キロ)  4.1

南相馬市小高区行津(北北西11キロ)  3.7

南相馬市小高区大井(北16キロ)    3.6

 ※カッコ内は福島第1原発からの距離。単位はミリシーベルト

●原発周辺、長期間住めないと判断…首相陳謝へ
         (2011年8月21日03時01分 読売新聞)
 政府は20日、東京電力福島第一原子力発電所事故で高濃度の放射性物質に汚染された周辺の一部地域について、長期間にわたって居住が困難になると判断し、警戒区域を解除せず、立ち入り禁止措置を継続する方針を固めた。

 数十年続くとの見方も出ている。菅首相が地元自治体に直接説明し、避難の長期化を陳謝する方向で検討している。具体的な地域は、福島県双葉、大熊両町の原発3キロ・メートル圏内などを念頭に精査する。

 政府は4月、原発20キロ圏内を原則として立ち入りを禁じる警戒区域に設定。来年1月中旬までに原子炉が安定的に停止する「冷温停止状態」を達成し、警戒区域を解除する方針を示してきた。

 しかし、文部科学省が原発20キロ圏内の警戒区域内で事故発生後の1年間で浴びる放射線の積算量を推計したところ、大熊、双葉両町を中心とする35地点で、計画的避難区域などの指定の目安となる年間20ミリ・シーベルトを大きく超えた。原発から西南西に3キロ離れた大熊町小入野では508・1ミリ・シーベルト、同町夫沢でも393・7ミリ・シーベルトと、高い推計値を示した。


●福島の線量横ばい 福島大が市内計測 2年後も現在の6割
            河北新報 2011年08月19日金曜日
 福島県内で福島第1原発事故による放射性物質の汚染レベルが、なかなか低下しない。放射線量は事故後1カ月程度でかなり減少したが、その後は微減が続く。現在の放射性物質の中心は半減期が年単位の2種類の放射性セシウムで、半減期がより長いセシウム137の割合がほぼ半分を占める。そのため専門家は大規模な除染などを行わない限り、線量は2年後でも現在の6割程度にしか落ちないと推測する。

 福島市(原発から北西約65キロ)と南相馬市(北約25キロ)、飯舘村(北西約40キロ)の放射線量の推移=グラフ=を見ると、事故直後の3月中旬に最大になってから、半減期が8日と短いヨウ素131が減って急速に低下。4月下旬以降は減少ペースがかなり落ちた。

 福島市では3月15日に毎時24.0マイクロシーベルトを記録。5月上旬には1.5マイクロシーベルト前後に下がった。その後の減少幅は小さく、5カ月過ぎた8月に入っても1.1マイクロシーベルト前後にとどまる。
 福島大の放射線計測チームが4月、福島市内の土壌を分析して放射性セシウムの種類や量を調べた結果、セシウム134と137の放射線量は同程度だったという。いずれもセシウムの放射性同位体で、半減期は134が2年、137は30年と15倍もの開きがある。

 計測チームがそれぞれの量と半減期のデータなどから計算した結果では、雨の影響などを考慮しなければ、福島市の線量は2年後でも現在の6割程度になるだけ。セシウム134は半分になるが、137の方はほとんど減らないからだ。
 計測チームによると、セシウム134と137の比率は福島市以外でも同程度とみられ、今後の減少ペースは南相馬市や飯舘村などでも同じ傾向になりそうという。

 福島市内で毎時1マイクロシーベルトが1年間続いた場合、屋外で毎日8時間過ごすなどと仮定して年間積算量は5ミリシーベルト程度。国際放射線防護委員会(ICRP)が「非常事態」収束後の一般人の年間被ばく限度量とした20ミリシーベルトは下回るが、通常時の一般人の年間限度1ミリシーベルトは超える。

 福島大放射線計測チームの山口克彦共生システム理工学類教授(物理学)は「線量低減のためには除染を徹底するしかないが、住宅の屋根や放射性物質が固着したアスファルトなど簡単に除去できない場所も多く、大変な作業になるだろう」と指摘している。

●3キロ圏一時帰宅は予定通り 現地視察で細野氏
           2011/08/21 00:08 【共同通信】
 福島第1原発から3キロ圏内を視察する細野原発相(右から3人目)=20日午後、福島県大熊町
 細野豪志原発事故担当相は20日、東京電力福島第1原発から半径20キロ圏の警戒区域のうち、福島県双葉町と大熊町にある半径3キロ圏内地域を視察し、当初予定通り8月26日と9月1日にそれぞれ初の一時帰宅を実施する考えを記者団に示した。3キロ圏内は一時帰宅が認められていなかった。

 同時に「放射線量がかなり高い場所や、インフラが傷んでいる場所がある」と指摘、安全に万全を期す意向も強調した。

 22日の週をめどに福島県に設置する政府の「除染推進チーム」が、伊達市で最初の除染作業を実施する方針も明らかにした。

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