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てらまち・ねっと



 1昨日8月29日に文部科学省が、原発事故による汚染マップを公表した。
 昨日30日から、Webページでも、解説や図を公表している(下記でリンク)。

 報道では、 「土壌汚染、34地点がチェルノブイリ移住基準超」(読売)
 立ち入りが制限されている警戒区域や計画的避難区域で、チェルノブイリ原発事故での強制移住基準(1平方メートル当たりの放射性セシウム137が148万ベクレル)を超える汚染濃度が測定されたのは、6市町村34地点に上った。住民の被曝(ひばく)線量などを把握するのが狙い。菅首相が27日、「長期間にわたり住民の居住が困難になる地域が生じる」との見通しを示したが、それを裏付けた。 (読売)

 と、チェルノブイリ移住基準を超得ていることを指摘している。

 また、昨日30日には、農水省が農地の汚染マップを公表した。
 報道では、「農地汚染地図、福島40地点で作付け制限超」(共同)
  農水省が稲の作付制限対象区域を設定する際の基準とした「土壌1キロ当たり5千ベクレル」の放射性セシウム濃度を超えたのは福島県内の40地点で、面積は推計8300ヘクタールにのぼるという。 (産経)

 と、広範な汚染を示している。(下記でリンク)。
 人が当分は住めないエリアが広範になるのだろう。
   経済生産にも向かない農地も・・・農家だから、痛みがよりわかる。

 ・・・汚染のことの問題は当然として、
 なぜ、この29日.30日と一気に??? と思った。

 まさか、官僚が、内閣が替わるのでボツにされたら困るからと公表したとは思えない。
 では、前内閣に促されてい、ギリギリで公表したのか・・・
  そんなことも想像ながら、図面などを見た。

  このブログ末では、以前から公表されている
 「福島県外の農地の土壌放射線地図」もリンクして、載せておく。

 (今日はこのgooブログがメンテナンスのため午前10時ごろまですべて停止していた)

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●平成23年8月30日 文部科学省による放射線量等分布マップ
(放射性セシウムの土壌濃度マップ)の作成について

文部科学省による放射線量等分布マップ(放射性セシウムの土壌濃度マップ)の作成について(平成23年8月30日)(PDF:4579KB)




1.本調査の実施目的
文部科学省は、地表面に沈着した放射性物質による住民の健康への影響及び環境への影響を将来にわたり継続的に確認するため、梅雨が本格化し、土壌の表面状態が変化する前の時点において、東京電力(株)福島第一原子力発電所から概ね100km圏内の約2,200 箇所で、空間線量率を測定するとともに、各箇所5 地点程度で表層5cm の土壌を採取し、土壌についてゲルマニウム半導体検出器を用いて核種分析を実施した。(空間線量率の測定結果は8 月2 日、12 日に公表済み、土壌採取方法及び核種分析手法については別紙1のとおり)
なお、本結果は、全試料数の3%程度について、分析機関を替えて核種分析結果の相互比較を実施した上で、文部科学省内に設置した「放射線量等分布マップの作成等に係る検討会」(別紙2)において、核種分析結果のばらつきの程度の確認及び、その他のモニタリング結果との比較等を行い、妥当であることを確認した。

2.本調査の詳細
○土壌採取日:第1 期6 月6 日~6 月14 日
第2 期6 月27 日~7 月8 日
・・・・


●土壌のセシウム濃度マップ公表 文科省、帰宅まで長期化懸念
      共同2011/08/29 22:42  
 土壌のセシウム137の濃度分布を表したマップ。赤い印の地点の濃度が最も高く、以下、黄、緑と続く(文科省提供)
 文部科学省は29日、東京電力福島第1原発の100キロ圏内の約2200地点の土壌を採取して測定した放射性セシウムの濃度マップを公表した。福島県全域を含む広いエリアでの詳細な実測マップは初めて。半減期が約30年と影響が長期間残るセシウム137の最高濃度は、福島県大熊町で1平方メートル当たり1545万ベクレルだった。
 この地点の放射線量は毎時54・8マイクロシーベルトで、単純計算だと年間480ミリシーベルト。文科省は「除染も簡単ではなく、帰宅できない期間が長期化する恐れもある」としている。

●福島第1原発:土壌汚染マップ 大熊町でセシウム最高値
        毎日新聞 2011年8月29日 20時20分
 文部科学省は29日、東京電力福島第1原発から放出されたセシウム137(半減期約30年)の蓄積分布を、原発からおおむね半径100キロ圏内で示した「土壌濃度マップ」を初めて作った。最も高かったのは、原発がある福島県大熊町で土壌1平方メートル当たり1545万ベクレル。南相馬市と富岡、大熊、双葉、浪江の各町、飯舘村の6市町村34地点で、チェルノブイリ原発事故(86年)の際に居住が禁止された同148万ベクレルを上回った。

 調査は6~7月、文科省と大学など94機関3企業が共同で約2200区画(1区画は2キロ四方)を調べた。1区画内の草も含め任意の場所で集めた5サンプルを混ぜて測定した。

 濃度分布の傾向は、文科省が同じ地点で測った空間線量や、航空機で測った空間線量から算出した地表の放射性セシウムの蓄積分布とほぼ一致した。マップ作成検討会主査の中村尚司・東北大名誉教授(放射線計測)は「直接測った今回のデータは除染作業の参考になる」と話した。

 また農林水産省は同日、福島、宮城、栃木、群馬、茨城、千葉県の農地における放射性セシウム(137と134)の濃度分布図を作った。調査対象は福島の360地点、他5県の計220地点の水田と畑。飯舘村や相馬市、南相馬市など福島県内の13市町村で、稲の作付けを制限する土壌1キログラム当たり5000ベクレルを上回る地点があった。今後3000地点まで増やして調査を続ける。

 いずれも文科省ウェブサイト(http://radioactivity.mext.go.jp/ja/)で30日以降閲覧できる。【野田武】
放射線モニタリング情報 http://radioactivity.mext.go.jp/ja/

●土壌汚染、34地点がチェルノブイリ移住基準超
    (2011年8月30日03時05分 読売新聞)
 東京電力福島第一原子力発電所事故で拡散した放射性物質による土壌汚染の状態を調べた地図がまとまり、29日に開かれた文部科学省の検討会で報告された。

 立ち入りが制限されている警戒区域や計画的避難区域で、チェルノブイリ原発事故での強制移住基準(1平方メートル当たりの放射性セシウム137が148万ベクレル)を超える汚染濃度が測定されたのは、6市町村34地点に上った。住民の被曝(ひばく)線量などを把握するのが狙い。菅首相が27日、「長期間にわたり住民の居住が困難になる地域が生じる」との見通しを示したが、それを裏付けた。

 測定結果によると、6月14日時点で、セシウム137の濃度が最も高かったのは、警戒区域内にある福島県大熊町の1平方メートル当たり約1545万ベクレル。セシウム134と合わせると、同約2946万ベクレルとなった。

 同300万ベクレル超となったのは、セシウム137で同町、双葉町、浪江町、富岡町の計16地点に上った。高い濃度の地点は、原発から北西方向に延びており、チェルノブイリ事故の強制移住基準を超える地点があった自治体は、飯舘村、南相馬市を加えた計6市町村だった。同省は約2200地点の土壌を測定した。


 
 ●農地土壌の放射性物質濃度分布図の作成について
        平成23年8月30日 農林水産省
【別添1】農地土壌の放射性物質濃度分布図(対象区域全体) (PDF:369KB)




作成の目的
この度の東京電力福島第一原子力発電所の事故に伴い、福島県を中心に広範囲の農地が放射性物質に汚染された状況にあります。
こうしたなかで、農地の除染など今後の営農に向けた取組を進めるためには、農地土壌がどの程度放射性物質に汚染されているかを把握することが必須です。
このため、農林水産省は、環境モニタリングの中心的な機関である文部科学省及び宮城県、福島県、栃木県、群馬県、茨城県並びに千葉県と連携・協力して、平成23 年度科学技術戦略推進費「放射性物質による環境影響への対策基盤の確立」により、農地土壌の放射性物質濃度分布図(農地土壌濃度分布図)を作成しました。

4 分析の対象核種
ゲルマニウム半導体分析装置を用いて放射性セシウム(Cs-137、Cs-134)の濃度を測定しました。
農地土壌濃度分布図では、Cs-137 とCs-134 の濃度の合計を表示しました。
・・・・


●農地汚染地図、福島40地点で作付け制限超
              共同  2011年8月30日 1:16  農水省は29日、福島第一原子力発電所の周辺6県の農地約580地点がどれくらい放射性物質に汚染されているかを示した地図を公表した。

 汚染濃度が最も高かったのは、計画的避難区域に指定されている福島・浪江町の調査地点で、土壌一キロあたり約2万8000ベクレルの放射性セシウムが検出された。コメの作付けが制限される土壌一キロあたり5000ベクレルを超える放射性セシウムが検出されたのは、福島県内の40地点で、そのうち9地点は避難区域などの外側だった。

 農水省では今後、高い濃度が検出された地域を中心に調査地点を増やし、より詳細な地図を作ることにしている。また、今回作成した地図を農産物の安全検査や、汚染された土壌を除去する際の参考にしたい考え


●福島の40地点で作付制限超える 放射性物質濃度分布
       産経 2011.8.29 23:01
 政府の放射線量等分布マップ作成検討会が29日、東京・霞が関の文部科学省で開かれ、農林水産省が農地土壌の放射性物質濃度の分布図を明らかにした。農水省が稲の作付制限対象区域を設定する際の基準とした「土壌1キロ当たり5千ベクレル」の放射性セシウム濃度を超えたのは福島県内の40地点で、面積は推計8300ヘクタールにのぼるという。

 調査は警戒区域を含む福島県内361地点と宮城、栃木、群馬、茨城、千葉の各県計218地点の計579地点で実施。最も濃度が高かったのは福島県浪江町の水田で2万8041ベクレルだった。福島を除く各県の最高値は栃木県那須町3971ベクレル▽宮城県丸森町2215ベクレル▽千葉県流山市777ベクレル▽群馬県東吾妻町688ベクレル▽茨城県利根町632ベクレル-で、いずれも作付制限基準の5千ベクレルを下回った。

●那須町の水田3971ベクレル 農地の放射性物質濃度 
    下野 (8月30日 朝刊)
 農林水産省は29日、福島県など6県の農地について、放射性物質の濃度の分布図を発表した。コメの作付けを制限していない地域で、制限の基準となる1キログラム当たり5千ベクレルを超える放射性セシウムを検出した畑が福島県で計9カ所あった。調査した全地点の最大値は福島県浪江町で2万8041ベクレルだった。

 本県は全27市町の48カ所の水田、畑で実施し、最高値は那須町の水田の3971ベクレルだった。2千ベクレル台はなく、1千ベクレル台は那須塩原市の水田2カ所と畑、日光市の水田と畑、塩谷町の水田と畑、矢板市の水田だった。

 また文部科学省は同日、東京電力福島第1原発の100キロ圏内の約2200地点の土壌を採取して測定した放射性セシウムの濃度マップを公表した。福島県全域を含む広いエリアでの詳細な実測マップは初めて。半減期が約30年と影響が長期間残るセシウム137の最高濃度は、福島県大熊町で1平方メートル当たり1545万ベクレルだった。

 この地点の放射線量は毎時54・8マイクロシーベルトで、単純計算だと年間480ミリシーベルト。政府は年間被ばく線量が200ミリシーベルトと推定される地域では、除染しない場合は帰宅まで20年以上かかると試算しており、文科省は「除染も簡単ではなく、帰宅できない期間が長期化する恐れもある」としている。

 チェルノブイリ原発事故で強制移住の対象となった区域の濃度基準は148万ベクレル。今回の調査でこれを超えたのは浪江町で17地点、大熊町で7地点、双葉町で5地点、富岡町と飯舘村でそれぞれ2地点、南相馬市で1地点で、計34地点に上った。

 文科省は6月6日~7月8日に地表から5センチの深さまで土壌を採取。原発から80キロ以内では2キロ四方で1地点、80~100キロでは10キロ四方で1地点調べ、データはそれぞれ6月14日時点の数値に補正した。文科省は「今後、住民の被ばく線量を評価したり放射性物質の濃度の時間的変化を追跡したりする際の貴重なデータとなる」と説明している。

●セシウム汚染土壌マップ発表 文科省、原発百キロ圏内
  セシウム137の土壌汚染地図
               朝日 2011年8月29日22時6分
 東京電力福島第一原発から半径100キロ圏内の土壌の汚染度を調べた初の地図を、文部科学省が29日公表した。全国の大学や専門機関が約2200カ所の土を採取し、事故から3カ月後の放射性セシウムの濃度を調べた。除染や避難区域の見直しなどの基礎資料とする。

 文科省の調査には延べ129機関、780人が協力した。80キロ圏内は2キロ四方、80~100キロ圏内は10キロ四方に1カ所の割合で、それぞれ5地点で深さ5センチの土を採取。6月14日時点の、半減期が2年のセシウム134と、30年の137の値を出した。

 汚染度が高い地域は、原発から北西方向の半径40キロ圏内に集中していた。最も高い大熊町の1地点では、セシウムの合計値は1平方メートルあたり約3千万ベクレルに上った。

 チェルノブイリ原発事故では、55万5千ベクレルを超えた地域は「強制移住」の対象となった。今回の調査では、この値を超えた場所は約8%に上った。多くは警戒区域や計画的避難区域などに指定されている地域だが、福島市や本宮市、郡山市などの一部でも超えていた。

 チェルノブイリでは、汚染地図が完成したのは事故3年後だった。

 一方、農林水産省は29日、福島、宮城、茨城、栃木、群馬、千葉の6県の579地点を調査した農地の汚染地図をまとめた。このうち、福島県内の40地点で、イネの作付け禁止の基準を超える汚染が確認された。基準を超えて汚染された農地の面積は、推計で8300ヘクタールにのぼるとした。また、福島県は同日、警戒区域内の水田の放射線量を初めて調査した結果を発表。警戒区域、計画的避難区域などの計89地点のうち20地点でイネの作付け基準を超えた。

●福島県外の農地の土壌放射線地図
           福島県外の農地の土壌放射線地図


 北海道、東北地方南部と関東地方の農地の土壌放射線地図(東京都はデータ未公表)。
 平成23年4月8日〜5月20日公表分全86カ所。地表から15 cmまでの表層土中の放射性セシウム量(Cs-134とCs-137の合計、北海道のみCs-134の測定値なし)を土の乾燥重量1 kgあたりで表示しています。北海道の農地の平常時のCs-137量の報告値は14-17 Bq/kg。ピンをクリックすると、各地点の測定値を確認できます(ピンが混んでいる所は十分ズームしてからクリックしてください)。イネの作付け制限基準5000 Bq/kgを超える測定点はありません。5月20日現在で暫定規制値超えの農産物が検出されたことがある地域内の測定点は、ピンの頭に黒点を入れ、吹き出しの中に農産物名を記載してあります。紫: 100以下 青: 200以下 青緑: 300以下 黄緑: 500以下 黄: 1000以下 オレンジ: 1500以下 赤: 1500超


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08:03 from web
逆転した野田氏、小沢氏サイドを運営の中心に入れれば公約見直し反対の要求などで混乱は必至。人事に注目。ところで、危なっかしい野田氏の二つを記録⇒◆小沢サイドの処遇/野田発言/「A級戦犯は戦争犯罪人でない」/「原発活用でエネルギー制約克服」⇒http://t.co/8rfOENQ
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