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てらまち・ねっと



 千葉県の我孫子市、以前、東海地区の有志の議員らと視察で訪れた。
 当時の福嶋市長は、いろんな話をされ、午後から夕方まで懇談した。

 ところで、その我孫子市、学校で内申書の記載ミスがあったことがわかり、高校の合否判定に影響するケースもあって混乱したらしい。

   (ちばとぴ) ミスがあったのは1年時の成績。2011年3月末、内申書の基となる指導要録を作成する際、1クラス32人の学級副担任が、数学の評価の欄に別のクラスのデータを誤って貼り付けた。
    32人中10人は偶然同じ評価だった。別のクラスでは、担任が2人分の評価で入力を誤った。


 その後、千葉市でも同様のことが発覚。

 今後について我孫子市は、「事前に」「生徒側」に見せて、点検してもらうという。
 これに対して、専門家は「無責任」と批判。

 同様のことは、昨年、横浜市でもあったらしい。
 横浜市の場合は、その事件を受けて「事前開示する」ことを公表したが、その後、批判を受けて撤回したという。

 ある種似たような問題として、行政の公共事業などの「入札の予定価格」の公表、という問題があった。  
 これも、非開示の時代から、事後公表は当然の時代となり、事前公表する自治体もそれなりにある時代。

 基本的には、本人には開示すべき情報だと私は思う。
 いずれにしても、内申書・指導要録等の開示状況を調べてまとめてみようと思う。
 自分自身の認識のために。

 ともかく、行政機関側には、いろんな面で、「一般の人に知られたら困る」意識が根強い。
 役所や公務員の自己意識の改革が必要だと思う。

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●<内申書転記ミス>我孫子市の中学校で 高校入試で不合格も
                毎日新聞 3月13日(水)
 千葉県の我孫子市教育委員会は13日、高校入試で使用された同市立白山中学校に在籍する3年生115人の調査書(内申書)に記載ミスがあり、うち16人が公立高校などの第1希望に最終的に合格していなかったと発表した。県教委は内申書の記載ミスがなければ合格していた受験生の数を精査中で、特例的な追加合格を検討している。
本来なら不合格になる受験生の合格取り消しもしないという。【橋本利昭、斎川瞳】

 記者会見した市教委によると、今月8日に県内公立高に合格した生徒の保護者が、入試関係書類を情報公開請求。通知表に記載された1年の理科の5段階評価が「5」だったにもかかわらず、調査書は「3」になっていることを発見した。

 連絡を受けた学校側が確認したところ、257人中115人で記載ミスが見つかった。3年間の調査書の点数(満点135点)に対し、88人が実際の成績より減点されており、最大の減点幅は4点だった。このうち、24人が県内公立高校の前期試験に不合格。後期試験で9人が合格したが、後期試験も不合格となるなど16人が第1希望に合格していなかった。誤って加点された生徒が受験した影響で、不合格となった他校の生徒についても合否判定をやり直す。

 昨年3月、同校の2年生の担任だった20代の男性教諭が1人で1年の成績を整理し、転記する際に数学の成績を理科、保健体育の成績を技術家庭に誤入力したことが原因。中村準教育長は「弁解の余地がない。深くおわびしたい」と話した。

 白山中では13日夜、3年生の保護者対象の説明会が開かれた。中学3年の男子生徒の母親(47)は「子供は不合格になった後でこうした事情が分かれば、すごく動揺したと思う」と話した。

   ●内申書ミス千葉で24人 県立7高校で合否再判定
        ちぼとぴ 2013年03月22日
県内中学校で相次ぐ高校受験の内申書記載ミス問題で、千葉市教委は21日、市立幕張西中学校(高橋昇治校長、生徒603人)で、3年生24人分の内申書の教科評定に1~3点実際より増減する記載ミスがあったと発表した。
このうち合否に影響があったとみられる県立高校7校について、県教委は再判定を指示した。

 ミスがあったのは1年時の成績。2011年3月末、内申書の基となる指導要録を作成する際、1クラス32人の学級副担任が、数学の評価の欄に別のクラスのデータを誤って貼り付けた。
32人中10人は偶然同じ評価だった。別のクラスでは、担任が2人分の評価で入力を誤った。


 記載ミスで低い評価となったのが8人。このうち7人が第1志望の公立高校に合格し、1人は受験しなかった。高い評価となった16人のうち7人が県立高校に合格しており、各高校はミスの影響で不合格になった生徒がいないか確認する。

●千葉の中学、また内申書誤記載…合否再判定へ
        (2013年3月22日13時48分 読売新聞)
 千葉市教委は21日、市立幕張西中学校が作成した高校入試の調査書(内申書)に誤記載があったと発表した。

 3年生197人のうち24人に誤りがあり、8人が本来より低く、16人が高くなっていた。千葉県教委は、影響した可能性がある県立高7校について合否を再判定し、誤って不合格となった生徒を救済する方針。

 1年生時の評定(5段階)を記録する際、入力を誤ったという。本来より高くなった16人のうち、7人がそれぞれ別の県立高校に合格していた。
県教委は、本来なら別の生徒が合格した可能性があるため、合否の影響を調べる。16人のうち残る9人は私立高校などに合格した。幕張西中は私立高校などにも事実関係を伝える。本来より低くされた8人のうち、受験した7人は公立高校に合格した。

 千葉県では今月、我孫子市の中学生の調査書で約120人の誤記載が判明し、1人が追加合格となった。


●我孫子の市立中学内申書ミス:白山中は114人に 市教委が訂正 /千葉
 毎日新聞 2013年03月23日
 我孫子市立白山中学校で高校入試に使う調査書(内申書)に記載ミスがあった問題で、同市教委は22日、教科の点数の記載ミスの人数を115人から114人に訂正した。
当初、学校側の報告を基に公表したが、改めて学校と市教委双方で確認したところ、集計ミスが発覚した。

 さらに、新たに白山中の5人の調査書で資格を表す欄に数学や英語の検定の記載漏れがあったことが分かった。同様の記載漏れや誤記載は、市内では、既に同中と別の中学校の4人であったことが確認されている。新たに判明した5人は第1希望高に合格しているという。

 また、同市教委は白山中を除く市内5校を対象に、今年、公立高校を受験して不合格となった受験生に対し、調査書の開示希望の有無を確認中で、希望すれば開示する方針。合格している受験生についても希望があれば開示することにしている。【橋本利昭】

●内申書、保護者に事前開示…我孫子市教委が検討
         (2013年3月24日12時51分 読売新聞)
 千葉県我孫子市の市立中学で高校入試用調査書(内申書)に記載ミスが相次いだ問題で、同市教委は再発防止策の一環として、来年の高校入試から、調査書の記載内容の一部を保護者に事前に開示し確認してもらう方向で検討に入った。

 同市教委によると、事前開示は、各教科の5段階評価や英語検定などの資格の有無。
教諭の主観が入る「総合所見」は開示しない。
秋までに開示時期や方法などを具体的に決め、教育委員会議で可否の判断を仰ぐ。

 同市教委の高橋俊明教育総務部長は「調査書のミスは許されない。保護者に安心してもらうには、事前開示も必要と考える」と話している。

●千葉・我孫子の市立中学内申書ミス:生徒が点検 ミス発生受け、市教委方針 専門家「責任放棄」
          毎日新聞 2013年03月23日
 千葉県の我孫子(あびこ)市教育委員会が、来年度の高校入試から、調査書(内申書)の記載内容の一部について、受験校に提出する前に、生徒側に事前に確認してもらう方針を固め、22日開催の市議会で報告した。

 100人以上の調査書で記載ミスが発生したことを受けた対応。了承を得るため今後、教育委員に諮るが、昨年、同様に通知表の事前確認を児童・生徒や保護者に要請した横浜市教委は「学校の責任放棄」と批判され撤回した。生徒側に点検の責務を負わせるのはおかしいと、専門家からは問題視する声も出ている。

 内申書の事前開示は極めて異例。
市教委によると、確認を要請するのは、内申書に記載される各教科の5段階評価の点数のほか、部活動や生徒会活動の記録、英語や漢字、数学などの検定の資格の有無。
生徒との信頼関係を損なわないよう、生活態度などの担任の評価などは除き、「客観的に分かるデータなどを開示する」(市教委幹部)方向だ。今年秋ごろまでに具体的な開示内容を決める。

 内申書の記載ミス問題は今月13日に我孫子市教委が公表したもので、通知表では5段階の「5」と記載されていた成績が、内申書では「3」と記されるなどの間違いが市立白山中学校で大量に確認され、県教委が高校の合否判定のやり直しを指示するなど大きな混乱を招いている。

 白山中はこの問題判明後、それぞれの内申書のコピーを今春卒業の3年生全員に配布。その結果、漢字検定の級についての誤記載や、英語や数学の検定の記載漏れも見つかったという。

 市教委の高橋俊明教育総務部長は「子供たちへの影響に配慮し部分的な開示を検討していきたい」としている。【橋本利昭】

●千葉・我孫子の市立中学内申書ミス:生徒が点検、市教委方針 教育評論家の尾木直樹さんの話
         毎日新聞 2013年03月23日
 ◇あり得ない発想
 横浜で批判されたのに何も学んでいない。遅れてきた浦島太郎のようだ。
子供や家庭に確認させる発想はあり得ない。
責任を子供らに負わせるようなものでばかばかしい。
内申書に対する責任は校長にあるので、学校が責任を持って作るべきだ。


●我孫子市教委 学校の責任転嫁? 内申書保護者が事前確認
       東京 2013年3月23日
 千葉県我孫子市の中学校で受験生の内申書の記載ミスが相次いだ問題を受け、同市教育委員会が来年の高校入試から、内申書の記載内容の一部を事前に保護者に開示して確認を求める方針を固めた。
内申書の事前開示は異例。

 市教委によると、開示するのは各教科の五段階評価や、英語検定など資格の有無。総合所見などは含まず客観的データに限定する方針。今年秋ごろまでに詳細を決める。

 我孫子市では、市立白山中が作成し高校入試の際に提出した三年生百人以上の内申書に記載ミスが見つかり、県教委が公立高校に合否判定のやり直しを指示。中学校や保護者から再発防止策として、事前開示を求める声が上がっていた。

 市教委の高橋俊明教育総務部長は「開示内容に配慮したい。信頼回復のためには情報開示が必要だと考えた」と説明している。

 内申書ではなく通知表の記載ミスをめぐっては、横浜市教委が昨年七月、配布前に保護者の事前確認を求めるよう小中学校などに要請。「学校の責任放棄」などと批判の声が上がり、同十一月に撤回している。

  ●通知表の事前開示撤回へ 横浜市教委、批判受け
               朝日 2012年11月5日20時49分
 横浜市教委が、通知表の配布前に保護者らに内容を確認させるよう市立の小中学校などに指示していた問題で、市教委は5日、指示を撤回する方針を決めた。通知表の記載ミスを防ぐためとしていたが、「学校の責任放棄だ」という批判を受け、見直した。

 同日午後の市議会で、山田巧教育長が教育現場を混乱させたことを謝罪した。

 市教委は10月末、保護者らによる事前確認の効果を市立小中学校492校に聞き取って検証。
187校で計928件の記載ミスが見つかっていた一方、事前確認した後にも、6校で記載ミスが発覚。

教育委員からも「保護者の不信感を招く」などの批判を受け、撤回を決めた。

 横浜市では昨年、入力ミスで評価を低くしてしまったり、出席日数を間違ったりするミスが約4分の1の小中高校で見つかった。市教委は7月、「誤記載防止の大切な方策」として、市立小中学校の校長らに文書で保護者らによる事前確認を指示していた。


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