鬼はもとより An ogre as bigining

青山文平の『鬼はもとより』を読みました。
時代小説でした。
最近、この作家の小説を読みますが、この小説も良かった。

江戸時代中期、どの藩の経済も傾いてきた時代、北国の小藩の武士が主人公です。

藩札掛となり、順調に進むと思われたところ、飢饉が発生し・・・
上層部の方針と合わず、脱藩し、江戸へ・・・。
そこに、藩札コンサルタントの依頼が入るようになり・・・。
藩札運営の完成形を、北陸の小藩で行うことに・・・。

主人公はカッコ良い。

この作家は、基本的には、最後は正義が勝つ方式なので、読んでいて気持ちが良い。
私の読後評価は、4☆です。
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