西海の聖者 

濱口賢治の『西海の聖者』を読みました。
歴史小説でした。
中浦ジュリアンの生涯の話でした。

天正遣欧少年使節に興味を持ったので、この小説を読みました。
八年半掛けて、戦国時代に、ローマへ行ったキリシタン少年4名のことに興味を持ちました。
どんなルートで、どのように行ったのかは、別の本を読んで、概略理解できたので、少年たちが帰国した後に、どうなったのかを知りたくて、この小説を読みました。

少年たち4名のひとりである、ジュリアンの人生が分かりました。
最後は、長崎で、殉教したのですね。
司教となり、60歳まで、九州の各地を布教したのですね。

波乱の人生だった。

私の読後評価は、読み物としてはイマイチだったが、彼の生涯が分かったので、微妙な3.5☆とします。
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