下田ダイバーズのことをブログに書くようになって、ダイビングインストラクター達が書いているブログを読むようになった。まあ、気の小さいtetujinとしては、いまだに訪問記録としてのコメントを残す勇気を出せないでいるが・・・・・・。
いつも、読んでいてほのぼのとするのが、ココ(雲見で 徒然なるままに)←http://tsuredure2.exblog.jp/8614717/
ウミウシを見つけるのが苦手と言い続けてきた糸井さんが、ウミウシに興味を持つようになって、そしてダイビング中にウミウシをいかに見つけられるようになったか書いている。世界中のダイバーから愛されている色とりどりのウミウシだが、実際に海中でその姿を探すのは熟練が必要のようだ。
まあ、個体数が少ないから(あんまり海で見かけないから)希少価値があり、みんな一生懸命に写真などを撮るのだが、これが食事や生殖のために数十匹、数百匹の大集団になっていたとしたらちょっと怖いかもしれない。
ウミウシの名の由来は、牛の角の様な一対の触角を頭部に持つことから来ている。なお、漢字で海牛と書くと「かいぎゅう」のことを表し、ジュゴンやマナティーなど海牛目の海棲哺乳類を指す。
さて、このウミウシ。「毒あり。食べたら危険」と小さな体に、めいっぱい鮮やかな配色で警告を発している。
ウミウシはカタツムリに近縁の海の無脊椎動物だが、一見、進化の過程で何百万年も前に硬い殻は脱ぎ捨てた無防備な生きものに見える。
しかし、毒を使うことで守りを固めているものも多い。毒は自分の体内でつくる種もいるが、イソギンチャク、ヒドロ虫、アナサンゴモドキ(ファイアーコーラル)などの刺胞動物の毒のある刺胞をそのまま体内に貯蔵し、敵に襲われたときにこの毒を分泌する種もある。
それ以外の防備のアイテムとしては、ややポイントが低いものの、殻の代わりの硬い外皮や、表面の凹凸、ざらつきなど。
伊豆で見かけるウミウシの大きさは、おおよそ、指先くらい。巻き貝と同じ軟体動物門の腹足綱(ふくそくこう)に分類され、背中に房状のえらが露出している。海底を離れて流れに漂うこともあり、なかには自在に海中を泳ぐ種もあるのだが、たいていは動きが遅く、カメラ派ダイバーの絶好の被写体となっている。
ウミウシは派手な色や模様で「食べたら危険」と、捕食者たちにアッピールする。経験の浅い捕食生物がうっかり襲うことはあっても、ウミウシの毒で痛い目に遭えば、こうした警戒色の意味を学習していくことになる。毒のない種やほかの海生生物も、ちゃっかりと同じような模様をまねをして襲われにくくしているようだ。
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