tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

雲見 マスク(1)

2008-12-10 21:21:41 | プチ放浪 海沿い編

 

12月は週末ごとに飲み会が予定されているせいで、ダイビングの予定がない。このため、気が緩んだせいか、風邪をひいた(涙)。咳がゴホゴホ、喉が痛い。とりあえず、マスク~。
・・・・・・早く寝ます。

子供の頃、オモチャ屋さんで購入した水中マスクは、天然ゴム、あるいは、合成ゴムをブレンドした天然ゴム製だった。
翌年の夏に、押入れから引っ張りだすとゴムは劣化しており、硬化、粘着化、ひび割れが生じていて、装着すると、もれなくストラップが切れた。したがって、オモチャのマスクは毎年のように買い直しとなった。
現在、ダイビング用マスクのゴムは、材質が飛躍的に向上していて、耐久性の非常に高いシリコンゴムが使われている。このシリコンゴム。以前、高温材料の研究をしていた頃、乾燥した塩素ガスを常温のチャンバーに入れる必要があり、シリコンゴム製の栓を使ったのだが、もののみごとにボロボロになった。化学的安定性が高いと言われているが、過信は禁物のようである。
ただし、ダイビングで使う環境下であれば、10年以上、安定して使用できるだろう。実際に、雲見のイントラに聞いてみたが、これまでにマスクのストラップが切れたのを見たことは無いそうだ。

それでも、ストラップがまったく切れないわけではない。ゴムに生じる亀裂の進展を考えると、ストラップが切れるのは装着時がほとんどと思われる。つまりは、船の上で、あるいは、ビーチエントリーの場合は海岸で。いずれも、エントリー直前のこととなる。
逆に言うと、水中ではストラップに大きな負荷がかかることは無いので、滅多に切れることはないと思う。

シリコンゴム製のマスク。半透明の色をしていて視野が明るいのだが、最近はツヤのあるブラックのものが出てきた。黒のウェットスーツと合わせてブラックカラーコーディネート。最近のダイビング機材はおしゃれなものが多い。
さて、おしゃれといえば、ダイバーのヒゲ。マスクをする関係で、鼻の下にヒゲを蓄えたダイバーは、カズさんを除いて見たことが無い。
女性が水中で、今日はマスクに水が入って・・・・・・という時は、わずか髪の毛一本がゴム製スカートと顔の間に挟まって、そこからの浸水によるものだ。これを考えると、ヒゲもじゃのカズさんのマスクになぜ水が入らないのか不思議でしょうがない。なにか特殊なシール剤でも使っているのだろうか。雲見の常連の方で、その理由をご存知の方がいらっしゃいましたら、ぜひ、コメントをお願いします。


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