トランスフォーマーにおいて、救急車系変型ロボの代名詞はラチェットでござるが、彼はTVアニメのデザインと商品が、あまりにも似ていなかった為に通常国内販売が見送られたれ(?)ロボットポイントによる通信販売(TFS、ラチェット、1700円+ロボットポイント4点)が行なわれたでござる。(箱は海外仕様ではなく単色印刷の箱)
正式に通常販売された救急車系変型ロボが、ファーストエイド(C-75、ファーストエイド、880円)でござる。
ファーストエイドは救急車では2台目であり、プロテクトボット部隊の救助員でガーディアン(C-76、ガーディアン、5500円)の手、足に合体するでござる。
同じ救急車と言う事も有りラチェットと同一視されたりするでござるが、TVアニメ(2010、20話「究極の武器」)では主役的活躍をしたエピソードがあるでござる。
また、合体戦士としては単体でスポツトを浴びる事が難しい状態にあるだけに珍しい扱いでござる。
その後、多くの救急車系変型ロボが登場し、ラチェットはトランスフォーマー・マイクロン伝説(海外名、アルマダ)にてラチェット(MC-02、ラチェット、2980円)の名を襲名するでござるが、マイクロン伝説版ラチェットの海外名がレッドアラートでござる。 初代レッドアラート(日本名、05、アラート、1600円)はファイアーチーフで、その名も緊急車両系変型ロボに引き継がれたでござる。
海外では、マイクロン伝説版ラチェットがパワーアップ(モデルチェンジ)したのがギャラクシーフォース(海外名セイバートロン)のファーストエイド(GC-11、ファーストエィド、2000円)でござる。 海外では同一人物の為にレッドアラートのままでござる。
日本版では別人である2人が、奇しくも救急車系変型ロボの初代と2代目の名を襲名するとは皮肉でござるな(笑)。
商品のロボットデザインは、スクランブル戦士にしてはマトモ(?)なプロポーションでござるが、背中に跳ね上げた救急車のフロント部が、やや邪魔になるでござる(立てる形でもよいかもしれない?)。
これで爪先とか、脚部、肘が別個に可動したり、余剰パーツとなる反結晶砲(2門)がロボットモードでも装着できれば良かったと思うでござる。
いや残念!
↓の写真は救急車系変型ロボの小型商品を集めてみたでござる。
左より、ファーストエイド、サイレーン(マイクロマスター・6体合体戦士、シックスターボ、⑥、サイレーン、300円)、ピーポー(C-331、レスキューパトロールチーム、800円)でござる。
残念な事にファーストエイドとピーポーの白色は年月を刻む事により変色してしまったでござる。
これだから、高松塚古墳の壁画が劣化するのも頷けるでござる。 白色のプラストックは日に当てないのが一番でござるな。