勇者シリーズは変型、合体を全面に押し出した作品でござる。
作品の顔となる勇者は単体合体が主で、中半パワーアップで更に巨大合体するでござる。 2番手にあたる勇者は3体合体が主で中盤のパワーアップで4体合体に成るでござる。 3番目の勇者は単体にサポートロボが合体するパターンや単体強化、2体合体等バラエティーにとみ、ニンジャのモチーフを付加される場合も多いでござる。
勇者シリーズ第一作の勇者エクスカイザーのゴッドマックス(3体合体、ゴッドマックス、5800円)は2番手の勇者にあたるでござる。
マックスチームはリーダーのスカイマックスが頭部及び両碗部となり、ダッシュマックスが胴体部を形成するでござる。
ドリルマックスは分割され、脚部と武器(エネルギー砲)に成るでござるが、拙者的にはドリルマックスの頭部がエネルギー砲に収納されてしまうのが少々不満でござる。
3人の武器も合体して一振りの剣(合体剣)になるでござる。
流石に合体前提で商品化されている為に従来の合体ロボと比べてもプロポーションが好いでござる。
頭部はスカイマックスの頭部その物でござるが、ヘルメット(?)を被せる事で大型化させているが、従来は別パーツで単体時にはヨジョウパーツとなっていただけに嬉しい配慮でござる。
でも、やはり背中から見ると、ダッシュマックスがそのまま収まっているのは御愛嬌でござる(笑)。
そして、武器を持たないとドリルマックスの頭部がゴッドマックスより分離されてしまうのでござるよ。 そう、コレが拙者が不満を持つポイントでござる。
商品は合体すると大型商品と成る為に転倒防止の為か、脚部が無稼動になるのが勿体無いでござる。
この辺の改良も10数年の歳月を必要としたでござるな。
武器の持ち方にも不満はあるでござるが、せめてエネルギー砲は、キッチリ拳の穴に収まる様にして欲しかったものでござる。 背中にエネルギー砲を背負えれば尚よかったでござるよ・・・
ゴッドマックスはシリーズ一作目であるから、3体合体のみで終了しているでござる。 マックスチーム単体販売と合体セット版が販売されているでござるが、商品的には同じでござる。
ドチラのバージョンを購入しても同じでござるが、箱の大きさが異なるので、少しでも収納スペースを減らす為に、拙者は合体版を購入したでござるよ(笑)。
この当時の箱の中皿は発砲スチロール製なので余剰スペースは無いものの箱の強度は約束されているでござる。 最近のプラ製の中皿や紙製の内箱に針金止めの方が、めんどくさく無駄に止めた針金がゴミになるので、環境に優しい等と言い辛いでござるよ! やはり、発砲スチロール製の中皿は良い! 一番下に置いても潰れないのが利点でござる。
やはり、トランスフォーマーとはデザインラインが異なるでござるが魂を受け継いだ兄弟でござる。