マシンウォーズとは1997年に米国の玩具店ケイ・ビーにて限定販売されたトランスフォーマーの独立したシリーズでござる。
ただ、基本的なストーリーは存在せず、過去のシリーズとの接点もイマイチ不明なシリーズでござる。
マシンウォーズに置いて、メガトロン様は新たに空中攻撃に適した新ボディでF-22戦闘機に変型しステルス変更シールドとツインターボスラスタを装備して大空をも支配下に置いたでござる。
で、今宵紹介するのが、メガトロン様のクローン兵士メガプレックス(日本未販売)でござる。 そう!クローン兵士だけに同型ボディでござるよ(笑)。
商品はマシンウォーズ版メガトロン様の成型色変更品でござる。
メガトロン様と同じ姿で敵を混乱させる事を目的としたためか、当のメガトロン様はカラーリングをブルー系の灰色にカラーリングを変更し、メガプレックスは旧来のオリジナルカラーの灰色でござる。
商品はフリップチェンジャー(一発変型)で、ポーズも大胆に付けら、手持ち武器も脚部に収納できる名作でござる。
日本では1998年のビーストウォーズⅡのスラスト(D-15、スラスト、750円)が最初の同型商品として販売され、多くのバリエーションを生んだコレクター泣かせの商品でござる。
ただ、残念な事にマシンウォーズ版にはシークレットエンブレムはおろかデストロンマークが貼付されていないでござる。
更にマシンウォーズのキャラクターはG1キャラクターの名を襲名しているでござるが、カラーリングまでは引き継いでいないのも残念でござるが、後のユニバース版にはカラーリングを継いだ商品も販売されたでござるよ。
敵を混乱させる為に自らのクローンを製作するメガトロン様のお茶目な策略は感心せざるを得ないでござるが、クローン兵の立場とは如何なモノでござろうか? トランスフォーマーの場合は同型ロボットボディが複数存在するとしても、複製となると、ボディではなく魂(スパーク)でござるかな?
メガプレックスの自我意識が何処まで有るのかも興味深いでござるよ!
因みにe-Hobby限定販売のメガプレックス(93、メガプレックス、6000円)も初代メガトロン様(16-S、メガトロン(完全版)、4980円)のクローン兵士でござる。