勇者シリーズはトランスフォーマーの魂を引き継いだ正当な兄弟と言える作品でござる。
勇者シリーズ1作目の勇者エクスカイザーは勇者シリーズの原点であり、多くの勇者の法則を生みだした作品でござるな。
日本限定販売(?)の為にデザインも仕様も日本人向けのモノに成っているでござるな。
日本人の持つ様式美が反映された商品でござる。
変型は各国共通(?)なれど、合体に関しては賛否両論があるようでござる。
個人主義の米国では合体による各個人意識や指揮系統が統一されたりするのに難色があり、合体は敬遠されるようでござる?
しかし、日本では合体は、より強い敵と戦う為の協力の共闘であり、象徴でござる。
1989年のトランスフォーマーVでは日本独自の展開なので合体を押し出した作品となり、1990年に勇者エクスカイザーがソノ流れを受け継いだでござる。
そこで、本日紹介が、宇宙警察カイザーズのマックスチームのスカイマックス(3体合体、スカイマックス、2000円)でござる。
スカイマックスはF-15風のジェット戦闘機に変型し、ダッシュマックス(3体合体、ダッシュマックス、1800円)、ドリルマックス(3体合体、ドリルマックス、2000円)共にゴッドマックス(3体合体、ゴッドマックス、5800円)に合体するでござる。
商品は、やや直立不動でござるが、この時代の商品としては合格ラインでござろうか?
腰の部分を黒いパーツで形成されているので腰のクビレぽく見えたりする工夫は評価したいでござる。
それが、ブレストチェンジギミックでござる。
ロボットモードで胸部にくるコクピット部分を手動で回転させ鳥の顔を出現させる事ができるでござる。(本商品のみ、手動回転)
鳥の顔(鳥種は不明)胸部に宛がうアニマルエンブレムこそ日本人が持つ様式美のデザインでござる。 ただアニマルエンブレムを胸部に貼り付けただけでは、只単にダサいだけでござる。
日本未販売のプリテンダー、グランドブレイカーやスプラッシュダウン、スカイハイ等は様式美が解らないままにデザインされたダサイデザインでござる。 米国人には日本の様式美は理解できないようでござるな!
そして、勇者と言えば武器は剣でござる!
ロボットチャンバラ! 銃社会米国では野蛮な格闘兵器!
殴り合いOK! のくせに剣だと野蛮行為になる正義感! ライトサーベルはOK! でも実剣は野蛮の象徴とされる米国人には勇者シリーズが理解できないハズでござる。
日本は侍の国でござる! 侍の魂である剣を振るい、銃系射撃武器を持たない勇者ロボこそ、日本人が求める変型ロボでござる。
アメリカンでポップな(?)トランスフォーマーも好いでござるが、日本人の為の日本人による日本人のトランスフォーマーも好いでござる。
そのような魂を持つ勇者シリーズはトランスフォーマー外伝とも呼べるでござるな。
オマケ ↑の写真はスカイマックスの合体途中形体でござる。
何処かで見たようなデザインに見えるでござるな(笑)。
キュ~ン♪ キュ~ン♪ キュ~ン♪ キュ~ン♪
私の~彼は~勇者ロボ~♪