ごきげんようでござる!
赤白青のトリコロールカラーは派手で色合いも良く、主人公カラーには御似合いでござる。 一般的に集団劇作品では主人公が普通(?)で目立たない場合が多々あるでござる。
「トランスフォーマー・ザ☆ヘッドマスターズ」のクロームドーム(C-101、クロームドーム、2300円)も地味な主人公といえるでござる。
TVアニメでは主人公らしい活躍も多々描かれヘッドマスターの代名詞の様に云われるでござるが・・・
クロームドームは地味・・・ デザインも地味・・・ 特徴がない・・・ カラーリングも茶色・・・
そう! まるでザコキャラの様なデザインでござる(笑)。
しかも、変型モチーフはパワーカー(?)。
装甲車とかスポーツカー(スーパーカー)では無いでござるよ。
商品の完成度は低く非常~に大味でござるよ。
まあ、ヴィークルモードではコクピットに、クロームを乗せられるのが特長になるのでござるかな?
そう! ヘッドマスターであるクロームは攻撃指揮官(ヘッドマスターリーダー)でパワカーのコクピットに座らせる事ができるでござる。
TVアニメでもクロームの描写も主人公らしく描かれていたでござるが、もう少し地球人と絡むシーンではヘッドマスターの利便性を強調して欲しかったでござるな。 まあ、それが見直されたのが超神マスターフォースでござるな・・・
しかし・・・少ない色使いながら、クロームのカラーリングはクロームドームと比べるとマダ主人公らしい(?)カラーリングとデザインでござる・・・
そう! サムライトルーパーのアンダーギアを思わせる虚弱体質の赤い主人公(笑)!
ミクロマンマグネフォースの赤いリーダーも普通! 他のメンバーは個性あるヘルメット姿なのに素顔むき出し・・・ 特徴といえば特徴でござるが・・・ これが標準型だったりするでござる。
・・・あ、この2人もタカラの商品でござるな(笑)。
さあ! ロボットモードに変形でござる!
日本設定では頭部に変形するヘッドマスターのクロームが本体であり、ボディはトランステクターというサポートメカなのでござるが、海外設定ではボディが本来のトランスフォーマーで、頭部がネビュロン人という異なる設定でござる。
う~む・・・本当にロボットモードの完成度も悪いでござるな・・・ (笑)
TVアニメの作画では、それなりに描かれていたでござるが、商品は背中のコクピット部分のアレンジもそのままで、肘・膝は動かない・・・ せめて・・・ 引き込み式か転回式の拳がほしかったのでござるが・・・
これも、米国から変形が難しいとクレームが付いた結果なのでござろうか?
更に! 胸部にパラメーターギミックを収納するものでござるから、余計にウドの大木とかしたのでござるよ・・・
しかも・・・ 本品の顔は地味でござるから、TVアニメの作画では主人公らしいく描かれていたので、顔のイメージも全然違う困ったモノなのでござるよ。 (笑)
まあ、本品のセールスポイントは、ヘッドオンによる合体とパラメーター・ギミック及び別売り商品ともクロスヘッドオンによるパラメーターの変化でござるから、プロポーションは2位の次に変形の簡略化と商品強度・安全性を重視したのでござろうな?
そう・・・ 本来なら再販の一つも、トランスフォーマーコレクション化も有ってもよさそうでござるが・・・ 人気でござるよ・・・ 当時ならまだしも、最近の商品に目の越えた消費者が誰が好き好んで今更デキの悪い商品を買うでござろうか?
まあ、完全リニューアルデザインで販売されるとか、2代目を襲名したキャラクターが登場する気配が今のところ無いのが残念でござる。
しかし・・・今の技術なら、小型化で液晶パネルを仕込んで電子ギミックでパラメーター変化とか出来ると思うでござるがコストが高くなるでござろうな。 (笑)
さて、クロームドームでござるが、パワーアップ案として色が考えるでござる・・・ 主人公らしく赤い部分は残しボディを青して手、足が白の場合は・・・あ・・・ダメでござる。
パチモンにしか見えないでござるな。 却下!
余談でござるが、企画段階でクロームドームのカラーリングを変えてアーシーとして販売する案もあったそうでござるが、販売しなくて正解でござる。 うん!