ごきげんようでござる!
勇者シリーズは常に前商品を継承しつつ新要素を取り入れ、進化の歴史であり挑戦のシリーズでござる。
勇者シリースは主人公勇者と3体合体系勇者とその他系勇者の3体(?)が基本でスタートし、パワーアップ系の勇者が加わるのが王道でござる。
白銀騎士団は3体合体によりシルバリオン(白銀合体 シルバリオン、6000円)となるでござるが、シリーズ第2作の「太陽の勇者ファイバード」のガードウィング(3体合体+1、ガードウィング、2000円)より始まるパワーアップ勇者は飛行能力や耐久力等を補ったりするでござる。 今宵は白銀騎士団4番手ファイヤーシルバー(炎の騎士 ファイアーシルバー、2000円)の紹介でござる。
無論、本商品も合体セット版(超白銀合体 ゴッドシルバリオン、8000円)が存在するでござるが、後期生産分との違いは無いようでござる(?)。
本商品はパワーアップ系勇者の代表である救急車でござる。
しかも、銀色・・・
白銀騎士団ゆえの銀色でござるが、やはりスターシルバー(星の騎士 スターシルバー、2000円)と同じく大変チープに見えてしまうでござる。
しかも、本商品の大部分はシール処理でござる!
拙者はシールを貼るのは好みではないでござるが、流石に本品は貼らざるを得ないでござるよ・・・ 大判シール2枚はもう・・・貼れ貼れユカイじゃ無いでござるよ。
もう、銀メッキの意味が無いと言うか、塗装による人件費を浮かしたと言うか?
何とも形容し難い商品でござる・・・
せめて回転塔や窓がクリアーパーツだったら・・・ 否! タイヤの表現がチープ! ホイル部分も銀色に塗り訳られていたら見栄えが変わっていたでござるよ。
でもまあ、ガードウィングの事を思えば救急車らしいでござるかな(笑)。
そしてロボットモードは、何と言っても背中の翼が目立つでござる。
飛行系パワーアップ勇者らしいデザインでござるが、翼の御蔭で騎士に見えないデザインでござるよ。 ・・・しかも、武器が弓(ファイヤーボーガン)でござる。
まあ、顔は塗装され、一応に騎士ぽいデザインでござるが、如何も救急車が炎というイメージが湧かないでござるな? 消防車の場合は炎と戦うので、対する水のイメージも有るでござるが、水は他のイメージも有るので炎でも納得するでござる、 でも、救急車が炎とは・・・消防署所属と言う事で納得すべきでござるかな?
武器のファイヤーボーガンはヴィークルモードでも余剰パーツとならず、押し出し式でミサイルを発射するでござる。 しかし・・・武器が貧弱な為にイマイチ強いイメージが湧かないでござるな?
なお、本商品は合体機能の為にロボットモードでの稼動も制限されているでござるが、脚部のジョイントを外せば別個に可動するでござる。 しかし背中の羽の御蔭で接地性は悪くなるでござるよ。 コレで剣と盾を装備していたらモット騎士らしい勇者ロボに成っていたかもしれないでござるな。