バリ・バリ・バリ・バリ・ヨロシクーーー!
バリ・バリ・バリ・バリ・ヨロシクーーー!
ごきげんようでござる!
今宵はビーストウォーズ・リターンズより、ビーコン軍団のバイクドローン指揮官、スラスト(BR-08、ビーコンスラスト、1499円)の紹介でござる。
「ビーストウォーズ・リターンズ」は、2000年に米国で展開された「ビーストマシーン」の日本放映版でござる。 ・・・しかし、その内容から当時の日本放送は「大人の事情」で自粛(?)され、2004年に改めて帰って来たでござる!
待ちに待った日本版商品でござるが、販売されたのは、「ビーストマシーン」の翌年の2001年販売の「ビーストマシーン・バトルフォーザスパーク」にて販売された所謂、量産型バイクドローン(モトサイクルドローン、日本未販売)でござる。 まあ、ビーストマシーン版スラスト(日本未販売)はTVアニメとは似ていない為に、翌年TVアニメのデザインに似せたモトサイクルドローンが販売された訳でござるな。
これも、スラストも量産型バイクドローンも同じデザインだったからこそ出来た商品展開でござる。 しかし・・・指揮官も一般兵も同じデザインと言うのは、イマイチ気に入らないでござる・・・ せめてマーキングなり、カラーリングなり変えていれば・・・
「ビーストウォーズ・リターンズ」商品は、トイザらス限定販売という販売形式をとり、商品も海外販売のビーストマシーン版以上にTVアニメに似せたカラーリングで販売されているでござる。 バトルフォーザスパークと銘打った商品は、スパーククリスタルがスイッチと成っておりミサイル発射等のオクションを行なうでござる。 本商品は、エフェクト仕様のミサイルを右腕より発射可能でござる。
ビーストマシーンのテーマは有機生物と機械生物の融合と言う事もありサイバトロン(海外名、マキシマルズ)が、テクノオーガニックビーストと成ったでござるが、ビーコン軍団(海外名、ヴィーコンズ)も、ヴィークルモードにロボット頭部等を露出させ、生物的表現動作を取り入れたデザインと成っているでござる。
因みに、本商品に合うサイズの人形が無い為に乗せてはいないでござるが、有ったとしてもライディングポーズが難しい商品でござる。
ロボットモードのデザインは、全然強そうに見えず、「雑魚キャラ」そのものでござるな(笑)。
バイク系変形ロボはタイヤの処理に苦労するようでござるが、本商品は前輪が分割され、忍者のミズクモぽい脚部になり、極太の後輪が背部にノズル状に配備されるのが面白いデザインでござる。
なお、スラストの性格でござるが、日本版と海外版では大きく異なるでござる。 これも日本版スラストの声優を演じた加藤賢崇氏によるところが大きい・・・ 否!ビースト劇団が、暗くハードな「ビーストマシーン」をぶち壊した事でござる。
有名素人声優が、作品の雰囲気(流れ)を打ち壊すのは許せぬでござるが、プロの仕事による世界観のぶち壊しは、観ていて(聞いていて)壮観するでござるな。
ビーストウォーズ・リターンズの第1話「伝説の復活」のバイクドローン軍団登場シーンは熱燗でござる。 英語版では楽しめないプロの仕事でござるよ。
因みに商品は、劇中の1輪モードも再現出来るでござるが、自立はしないでござる。
専用のスタンドでも付属していてほしかったでござるよ。
拙者は、本商品は1体のみ購入でござるが、量産型ザコも兼ねた商品なので複数購入しても良かったかなと思ったりもしたでござる。