ごきげんようでござる!
さあ! 今宵も「トランスフォーマー・超神マスターフォース」より、デストロン・シーコンズ部隊機雷攻撃兵テンタキル(D-317、テンタキル、880円)の紹介でござる。
西洋社会ではイカは悪魔のサカナ(?)と云う事で実にモンスター化しやすい海洋生物だったようで、本品もイカらしからぬ体型でござるが、イカをモチーフにしたモンスターであることがハッキリ判るナイスなデザインでござる!
その為かTVアニメ劇中では、一番多く(ヤラレ役として)活躍したシーコンズの様に思われるでござるが・・・統計を取っていないので定かではないでござる。 (すまぬ!)
まあ、劇中ではアニメならではの作画により縦横無尽に暴れまくっていたモンスターでござるが、商品は可動部分が少ない事で凶暴なアクションは望めず、ドチラかと言えば・・・可愛らしい部類でござるかな?
付属の武器であるレーザー砲の取り付けパターンはモンスターモードでは1種しかなく、付属のスタンドパーツを武器として取り付けてもイマイチ似合わないので商品的には物足りないでござるかな?
う~む・・・それにしても・・・デザイン上複数揃えた方が絵になる存在でござるな。
そして武器モード(ターゲットマスター)ではレーザー砲らしいでござるが、飛行形態ぽくもないでござるな?
飛行能力のないテンタキルの飛行モードとして考えてみるのも面白いでござるかな?
しかも、この武器モードでもイカっぽいデザインであることは拙者的なツボでござる!
無論、スクランブル合体ロボである本品は合体用パーツを取り付けてキングポセイドン(D-318、キングポセイドン、6200円)の手・足及び武器として合体するでござる。
なお、アニメ本編では左足担当で合体する事が多いでござるが、右腕か左腕に合体した場合だとイマイチデザイン上よろしくない結果でござろうな。 (笑)
そしてTVアニメ劇中には登場しないロボットモードでござるが・・・
モンスターモードのインパクトのあるデザインが強すぎる為にロボットモードの変形が無くても良いようなきがするでござる。 (笑)
しかし! ロボットモードのデザインは箱に手足でござるが、モンスターモードの顔とちがい意外と美形(?)ちゅーか・・・中性的な顔なのでござるよ。
ふむふむ・・・
なるほど・・・ ビーストウォーズ・Ⅱで女性キャラであるスキュウレ(D-21、ゴッドネプチューン、3980円)として再販されたのも納得するでござる。
もっとも、スキュウレのロボットモードはTVアニメでは細めの女性体型で作画されていたでござるが・・・
さて、テンタキルの基本設定では体力(8)、知力(6)、速度(6)、耐久力(6)、地位(6)、勇気(7)、火力(7)、技能(5)の能力値で設定されているでござるが、知性のかけらも無く本能のみで行動する正真正銘のモンスターで、イカモンスター同士で群れを作って行動すると記されているでござる・・・ まあ、能力値に関しては海外版と同じなので仕方が無いでござろう?
武器設定ではレーザー砲と猛毒のスミを吐き、必殺技は10本の足からくりだされる切れ目のない殺人パンチ攻撃である「ランダムパンチ」でござる!
なお、商品上の手持ち武器はレーザー砲以外の武器パーツは両手と脚部の穴以外に取り付けはできず、イカの足の吸盤の穴には取り付けが出来ないでござる。
吸盤の穴の大きさも同じなら、もう少し遊べたものでござるが・・・ まあ、ヨシとするでござる。
ふむ・・・ テンタキルの性別は不明でござるが、同型機が大量に存在するので女性も交ざっていていいのでござるかな?
どちらにしろ、「超神マスターフォース」でも「ビーストウォーズ・Ⅱ」でもイカ型モンスターは効果的に劇中で使用されたでござる。
なお、子孫であるスキュウレは「コブシメの血をひく家系」らしく、モチーフとなったイカはコブシメらしいでござる?