ごきげんようでござる!
今宵は前回紹介したデッドエンド(D-32、デッドエンド、880円)のライバル商品であるサイバトロン極地工作員ブレイク(C-32、ブレイク、880円)の紹介でござる。
いや~アンモナイトのライバルがペンギンと言う事も凄いでござるが、ペンギンを商品化した事も凄いでござるし、この2体の本来の生息地域を考えればライバルになりえない(?)でござろうが、海中の対決(VS-32、海中の対決、1750円)としたタカラのコジツケには頭がさがるおもいでござる。
しかし・・・ 両者共に食物連鎖の頂点に立てない存在なのでドチラが強いのか気になる対決でもあるでござるな?
さてさて、ブレイクは寒さに強い寒冷地仕様のトランスフォーマーのようでござるが、何故にペンギンをスキャニングすることになったのでござろうか?
寒冷地仕様のトランスフォーマーは他にも存在するでござるが、ペンギンは本品が初めてでござる。 (変形ロボ玩具では初めてでない?)
しかも、カラーリングからみてコウテイペンギンのようでござる。
まあ、ペンギンの持つイメージでは戦闘的なイメージは全くなく、恐竜(デストロン)相手だとエサにしか見えないでござる。
ドチラかといえば可愛い系なのでござるな。
そう・・・ 本品の可動箇所は少ないでござるが、元のデザインと最小限の可動でも可愛く見えてしまうのでござる。
う~ん・・・ ペンギンは得でござるな・・・
「だ だまされないぞー!」
「そうやって、かわいさでアピールして、だまそうったってー!」
by.滝野智
そう・・・ そこはビースト戦士でござる。
とんでもない所からミサイルを発射するでござるよ。
逃げると見せかけて、左足の付け根から後ろ向きに発射する卑怯と言うか・・・ 理に適っていると呼ぶべきでござるか?
しかも・・・ 変形が怖い・・・
ペンギンの中に「何か居る?」
流石・・・ アンモナイトに変形するデッドエンドのライバル商品でござる。
変形モチーフが全く違うのに、変形パターンが外皮の中に本体を折り曲げて変形する方式でござる。
しかし・・・ デザイン的にはペンギンの外皮を被ったままのブレイクの方がキモイでござる。
しかも腕は左右非対称である為にデザイン的な可愛さは無く、ロボットモードの顔も可愛くない・・・ ギャップが激しい商品でござる。
そう・・・ ペンギン特有の可愛らしさを敢えて否定するロボットモードのギャップは、本作品にかぎらず、ペンギンを扱った作品には多々観られることで、可愛らしい絵でハードなストーリー展開をしたときのギャップと同じく、別の意味で印象に残るでござる。
ペンギンであるブレイクも、熱いハートの戦士のようでござるが、短気で熱血系のペンギンキャラクターは意外と多かったりするのもギャップを狙った結果でござるかな。
商品的にはフル可動でござるが、外皮の御蔭で可動が可也制限されてしまうのが辛く、足の接地面積が小さい為に立たせにくい欠点があるでござる。
これで、せめて右腕のブレイクアンカー(武器パーツ)が取り外し可能だったらプロポーションが活かせたハズでござるが・・・
そして本品には、武器(ブレイクアンカー)を前面に押し出す為にバスターモード(武器モード)が存在するでござるが・・・
これまた変・・・ 変形途中というか無理やり変形させたような形態でござるよ。
そう・・・ 単体では意味を成さないようなトリプルチェンジなのでござるが・・・
別売りのロングラック(C-29、ロングラック、2500円)と合体(?)することによりバスターモードのを活かせることができるのでござる。
友情の合体攻撃な訳でござるが・・・
どうにも無理やりぽい感じが否めないのでござるよ・・・?
そう・・・ ブレイクのバスターモードにはストッパーが無い為に、バスターモードの形を維持できないのでござる! 個体差にもよるのでござるが、ボールジョイントだけで繋がっているのでヘタレて崩れてしまうのでござるな。
従って、↑の写真もブレイクのバスターモードを維持するために、ジョイント部をセロファンテープで止めているのでござる。 (笑)
しかし・・・
ビーストモードの可愛さは、ビーストウォーズで1・2を争う商品である事は間違いないでござるな。
そう・・・ 「可愛いから連れて来た!」by.涼宮ハルヒ
が許される商品でござる。 (笑)