ごきげんようでござる!
前回に続き今宵も「黄金勇者ゴルドラン」より、C-62型(風)蒸気機関車に変形するアドベンジャー(DX 鋼鉄武装アドベンジャー、4980円)の紹介でござる!
劇中同様単体でも合体後の勇者なみに大きく、箱もデカイでござる。
それもそのはず、アドベンジャーは本体と貨車及び台車(2両)からなる連結セットなのでござる。
う~ん、列車ロボとしては貨車が付くのは珍しいでござるが、やはり先頭車両だけではなく牽引車両が付属するほうが、列車としての存在価値を示すもので販売価格は増すもののマストアイテムとして輝ける存在となるのでござるが・・・
残念ながら「黄金勇者ゴルドラン」においてはマストアイテムとなるのは主人公であるグレートゴルドラン(DX 黄金獣合体グレートゴルドラン、16500円)でござるし、アドベンジャーは所詮は脇役・・・ 否! 他の勇者を運ぶ縁の下の力持ち!なのでござる。
そう・・・ 金だ銀と派手な仲間内のおいて、漆黒のボディで慎ましいながら、ワンポイントに金メッキを施すセンスの好さは「何でもあり!」な本シリーズにおいて唯一の良心と呼ぶべき存在なのでござるよ。
従って地味ながらギミック満載で、後部ハッチが開閉し、別売りのスーパーカーモードのドラン(DX 黄金合体ゴルドラン、6500円)を収納できたり、ゴルドラン・シリーズ共通規格のミサイルを打ち出すフットランチャー(4連装スライド式発射)を左右に装備ており、ローター式ミサイル(バスター弾)のギャラクティカバスターを先頭部分より発射するでござる。
そう・・・ 鋼鉄武装の名の如く、付属武器は、スマートガン、メガライフル、ガトリングショットと満載で、ミサイルパーツもバスター弾(×2)、ミサイル(×48)と豊富でござる。
更にそれらの武器は裏側に収納することにより、外から武装を見せない奥ゆかしさも兼ねそろえているのでござる。 武器パーツを露出させた白銀騎士団(DX 超白銀合体ゴッドシルバリオン、8000円)とは違うのでござるよ。
そう・・・ その白銀騎士団を乗せるのが、2両目となる貨車でござるな。
上下2段にに4体を乗せる事が可能でござる。(今回は搭載写真は見送り)
車両搭載ギミックは、1992年の「伝説の勇者 ダガーン」のランドバイソン(陸の4体合体、ランドバイソン、5900円)よりはじまるもので、翌年の「勇者特急 マイトガインン」において商品連結の概念が取り入れられた発展商品なのでござるが・・・ マイトガインの場合は必殺技で全車両とも列車モード(?)だったでござるが、ゴルドランの場合は通常移動形態で・・・ そのまま搭載・・・ ドチラかと言えばパレード列車でござるかな。 (笑)
連結車両の順番は変えられるでござるが、一応は3両目の台車が、ゴルゴン専用で、4両目の台車が、レオンとカイザー(DX 獣王合体レオンカイザー、6500円)専用となるでござる。
なお、この4両目の台車には、ちょっといい話があり、販売当初はレオンカイザーの事は伏せられていた為に説明書の記載にも台車のみが紹介されており、収納も箱の裏側に隠すように収納されていたりする、TVアニメと連動したリアルタイムならではの今後の展開をしめしつつも、表からでは見せない小憎らしい演出が施されているのでござる。
そして・・・ 5両目にキャプテンシャーク(DX 海賊戦艦キャプテンシャーク、3980円)を連結させれば全長132センチになるのでござるが・・・ マイトガインの「超勇者特急ギャラクシーエクスプレス」の全長210センチには敵わないでござるな。 (笑)
いや~鉄道模型ファンは大変だ~と実感するでござるよ。
今回の写真は自宅で撮れる最大のサイズである事が確認できたので、いままで敬遠していた大型商品も紹介できそうでござる。
・・・それでも「超勇者特急ギャラクシーエクスプレス」は無理でござろうな。 (笑)
そして、ロボットモードでござる!
シンプルなデザインながら、力強くポロポーションも良いでござる。
ロボットモードの頭部も前々作のマイトガイン(特急合体、マイトガイン、6800円)と被ることなく、SLヘッドをあしらったオチャメなデザインとなっているのが憎いでござるな。 (笑)
そして・・・ 鋼鉄武装---!
背中に収納された武器を展開して一気に重武装になる姿は非常に力強く、主人公にはない特有のカッコよさ!
「ここは俺に任せて先に行けー!」
が言える脇役最大の見せ場を演出するに相応しいギミックなのでござる。
武装は上からスプリング式ミサイル発射のアイアンキャノン(×1)
スライド式ミサイル発射の4連装ショルダーランチャー
胸部のゼンマイ式発射ギミックのギャラクティカバスター
右腕のスマートガンとメガライフル
左腕にはガトリングショット
両足にはスライド発射式の4連装フットランチャー(×2)
の充実ぶりは重武装好きな御仁にはたまらないでござろう。
更に3両目の台車は盾として左腕に装着できる気の利いたギミックでござるな。
そう・・・ ゴルゴン用の台車が特異な形状なのは盾として使用するためのデザインなのでござるな。
「何でもあり」なゴルドランにおいて、普通(?)の存在といえるアドベンジャーは、拙者が一番好きなキャラクターなのでござるよ。
ただ・・・残念なのは可動範囲が極端に少ない事でござる・・・
本品こそマスターピースで販売してもらいたいキャラクターなのでござるが・・・
次なるマスターピースは何になるのでござろうか?
タカラトミーと成ったことにより、エルドランシリーズもエントリーできるようになったので、脇役系は辛いかもしれないでござるな。
今回は出来なかったが何時が、超連結モードを再現するつもりでいるでござる。