1998年12月19日・・・ ビーストゥオーズの人気が頂点に達したとき、映画版ビーストウォーズ・スペシャルが公開されたでござる。
その時、劇場公開を記念して映画館限定販売(通販有)として、日本未販売のビーストウォーズ商品4点と先行販売の海外版メタルス商品8点が販売されたでござる。
無論!拙者も日本未販売ビーストウォーズ商品を入手すべく、公開日当日の早朝より並び購入したうちの1点が、プレダコン(日本名、デストロン)隠密攻撃兵・レーザークロー(レーザークロー、787円)でござる。
商品は海外版商品に日本語の商品名とバーコード等を印刷されたシールが貼られたモノでござる。
さて! 映画公開日は大阪の道頓堀東映に早朝の5時より並ぶ・・・ ちと早かったようで誰もいないので、近所の吉野屋にて朝食をとり再び並ぶ・・・とは言っても・・・まだ誰も居ないので1番乗り確定でござる。
そしてチラホラと人が集まり列が出来るでござる。(待ち時間は人間観察のチャ~ス!)
拙者は前売り券所持組みなので、チケット売り場に並ぶロス時間は稼げ、先頭に立っていたはずでござる・・・
が!列の前の仕切りと映画館の扉には間があったのでござるが・・・
ソコに後から来たクソガキども・・・ 否!お子様が、割り込み・・・というか集まったために何時の間にか、しつけがなっていないお子様と保護者の後に入場するハメになったでござる。
まあ、子供向け映画(?)なのだから、注意(怒る!)するのも大人気ないかな~と思ったでござるよ・・・ 最前列の仕切りの前に並ばれるのは反則ちゅーか、何と言うか・・・ 本日早朝より並んだ自分がミジメになるでござるな。 (笑)
ソレを注意しない保護者も保護者だが、劇場関係者も一言注意してもらいたかったでござるな。 うん!
そして・・・ 開館! 入場でござる。
順番的に一番乗りは逃したでござるが、当日の入場特典として、お子様限定で先着に配られる「ビースト戦士特製メダル」を貰ったでござる。
拙者の前の「いちばん!」「いちばん!」とはしゃぐお子様達の保護者は貰っていなかったので、劇場側の謝罪のつもりだったのでござろうか?
まあ、本来貰える可能性は無いと踏んでいた為に、ラッキーといえばラッキーでござる。
コレで1番乗りは逃したが少々は気が晴れたでござる。
メダルの柄はメガトロン様! (他にも種類は有るらしい?)
ここからが本番でござる!
観覧席のベストポイント確保は諦め、目指すは売店!
コチラは一番乗り、時間短縮の為に購入物は予め決めていた商品とパンフレットに絞り、購入・・・ 購入物(紙袋×2)を持ち、トイレで用を済ませ席を確保!
やや、ベストポイントをキープしたことで、安堵でござる。
後は上映時間を待つまでに購入物の買い逃しがないか確認・・・
うむ・・・ とりあえず間違いは無い。
となりのお子様は、拙者の購入物を見て保護者にねだっていたでござるが、保護者は「あとで」と交わしていたでござる。 (まあ、当然でござろう。)
反対側のお子様は買ってもらったようで、早速箱を開けていたでござる。 (おーい、こんな暗いところで箱を開けると部品を失くすぞ~)
案の定・・・上映中も、部品を落としただ、場面の説明を保護者に聞くお子様はウルサイは、走り回るは・・・ コレだから子供向け映画(?)は・・・ まあ、主題歌を合唱されないだけマシだったでござるかな?
うむ・・・これも、子供向け映画(?)の劇場観賞におけるライブ感でござるな。(笑)
さてさて、レーザークローは、カニに変形するプレダコン兵士でござるが、ハサミの大きさが左右非対称なので、シオマネキだと思われるでござるが、甲羅の形状とかが異なるので日本種のシオマネキとは違うようでござるな、右手の大きなハサミの中にはスパイクが隠されており、左手の小さいハサミにはブラスターライフルが内蔵されており、カニの口(下あご?)はロボットモードの頭部を兼ねており、可動するでござる。
ロボットモードは左右非対称の腕が目立つでござるが、意外とプロポーションは良かったりするでござる。
蟹の脚が3本(×2)が一体形成で有る事が残念でござるが、商品サイズをみれば仕方なしでござるが、後姿が蟹に見えないデザインも面白かったりするでござる。
しかし・・・ レーザークローは、映画本編(3本立てでござるが・・・)には出演がなく、出演したのは、同じカニでもランページ(D-41、メタルス・ランページ、3500円)だったりしたでござるよ。
そう・・・ レーザークローはTVアニメにも登場しない玩具オリジナルのビースト戦士なのでござる。
従って知名度・・・人気は無いでござるが、日本未販売だったという理由でファン(玩具収集派)には人気のある商品でござる。
さて! 映画終了後はエンデングのスタッフロールが終わり、灯りが点くまで席を立たないを主義とする拙者は最期に映画館を出るのを常としているでござる。 ・・・そう・・・スタッフロールが流れると帰り始める人間を見ると腹ただしいでござるよ・・・ 確かに黒幕でスタッフロール以外無い作品も多いでござるが、最後の最後で仕掛けをしている作品も有るので最期まで楽しむが粋な映画鑑賞ではないでござろうか?
帰りは時間に余裕が有るので、再び売店に向い細かい映画限定商品を購入するでござる・・・ うむ、流石に映画終了後は人が多いでござる。
そこで、サイバトロン軍団メンバー手帳(367円)や、ぬりえ(262円)、下敷き(315円)、メダル(525円)等を購入したでござるが・・・
そこで、とある親子の会話が耳に入るでござる・・・ どうやらお子様はコンボイ(メタルス・コンボイ、3675円)をねだっているようでござるが・・・ 父親は値段を見て小さい方を勧めており、お子様は映画に出ていないというので、メタルス商品の方を主張・・・
そこで、父親は「映画に出ていた、ちっちゃいランページを買おう!」と提案していた・・・
お子様は「ランページ!」「ランページ!」と喜んで、レーザークローを買ってもらっていたでござるが・・・
「お父さん!ソレは本気か・・・それともボケでござるか?」
う~む・・・ 「子供騙し」という言葉は有るでござるが・・・
お子様が買ってもらった商品がランページじゃないと気がついた時は何時の事だったのでござろうか?