せつなさ炸裂! スパイラルボム!
1999年の世紀末・・・ビーストウォーズも来る所まで来た!と思わせたのは~♪
「動物園VSジュラシックパーク」がコンセプトの「ビーストウォーズ・ネオ」のデストロン破壊工作兵デッドエンド(D-32、デッドエンド、880円)でござる!
いや~何が凄いって、アンモナイトでござるよ!
アンモナイト!
イクチオステガとかアーケロンとかでも良さそうなのにアンモナイトでござる。
幾多存在する変形ロボにおいて、アンモナイトをモチーフにした変形ロボは本品が初めての歴史的快挙を成し遂げた商品なのでござる!
しかも! ライバル商品はペンギン(C-32、ブレイク、880円)ときたでござるよ。
思わずVSセット(VS-32、海中の対決、1750円)で購入したでござる。
いや~良いでござるな~「ビーストウォーズ・ネオ」商品は個々の商品サイズに合わせて箱を極限まで小型化しているから箱の大きさに統一感はないものの実に良い! 更にVSセットは単品版で揃えるよりも、箱面積が少なく商品仕様は同じと、実に収納に優しい商品でござる。
まあ・・・ 商品的には可動部は少なくポーズも限定されるでござるが、アンモナイトなんだからポーズも何も無いでござるが、その存在が希少の一言ではすまされない「ナイスガイ!」な一品なのでござるよ。
しかも! 潜望鏡(?)状のスイッチを押す事により、山本るりかも驚く、アンモナイトの殻が割れるビーストギミックを搭載しているでござる。
これぞ、デッドエンドの必殺技である殻をミサイルの様に打ち出す「スパイラルボム!」でござるが・・・
殻が重い為、ミサイルの様に飛ばないでござるな。 (笑)
攻防一体の兵器だけあり、使用後は鉄壁の防御を誇るデッドエンドの本体が剥き出しとなり、防御力が半減するのもキャラクター的にオイシイでござるな。
そして、ロボットモードの変形もスパイラルボムを使用しないと変形できないのもミソでござる。
更に、このデザインが良いでござる!
両肩の殻が防御力が高そうなデザインでありながら、本体は軟体系のやわらかそうなアンバランスデザインが好いでござるよ!
顔の表情も悪人ぽくて好いし、武器であるデッドガンは化粧まわしの如く装備されており、細身でありながら力士ぽいデザインはモーターアーム(C-24、モーターアーム、900円)とは異なるスピードを兼ね備えた力士ぽいでござるな。
なお、アンモナイトの殻にはダメージ表現(?)の穴が開いているでござるが・・・
拙者的には本品で唯一称賛できない部分なのでござるよ。
此の辺もビサールファッションを取り入れた流行だったのでござろうか?
しかし・・・この殻(スパイラルボム)には飛行能力が有る為に、デッドエンドが乗る事により空中戦も可能にる優れものなのでござるな。
その為か、デッドエンドの性格は強気で孤独を好み共同作戦は好まないと、単独で陸・海・空を行動できる典型的なデストロン兵士のようでござる。
なお、G1のスタントロン部隊に同名のデストロン兵士(D-54、デッドエンド、880円)が存在するでござるが、直接的な関係は無いようでござる。
因みにビーストウォーズ・ネオにて拙者が一番好きなキャラクターがデッドエンドだったりするでござるよ。
まあ、実際にでかいアンモナイトが出てくれば、山本るりかでなくとも驚くでござるな。 (笑)