暑い日が続くでござるが如何お過ごしでござるかな?
今宵も海洋生物ネタで、1997年に販売された「ビーストウォーズ」のシュモクザメ(ハンマーヘッドシャーク)に変形するサイバトロン特殊戦闘員、サイバーシャーク(C-11、サイバーシャーク、1780円)の紹介でござる!
サメと言えば海の凶暴な生物の代表であり、日本人感覚では敵役(悪役側)のイメージがあり、味方(正義側)ではイルカのイメージが強いでござるが・・・
よ~く考えてみると、トランスフォーマーではイルカをモチーフにした商品は無く・・・ 1988年に海外で販売されたプリテンダーの海軍司令官スプラッシュダウン(日本未販売)もサメをイメージしたアウターシェル(プリテンダースーツ)を着用するサイバトロン戦士であり、それ以後海外では、サメはサイバトロン側のモチーフになったようでござるな?
まあ・・・ サメ型モンスターはデストロン側のイメージのままでござるが。 (笑)
そのサメをモチーフにした代一号のビースト戦士こそ、サイバーシャークなのでござるが・・・
よりによってシュモクザメなのでござるよ?
ちと体の模様はシュモクザメとは違う気がするでござるが・・・
そう・・・ もっとメジャーなホオジロザメにでもすれば良いものを・・・
まあ・・・ ビーストウォーズは米国主体でござるから、米国側ではハンマーヘッドシャークの方が身近な存在だったのか、やはりホオジロザメ(ジョーズ)の凶暴なイメージを避ける為なのかは御国事情なので解らないでござるな?
なお、サイバーシャークは「ビーストウォーズ」劇中には登場せず玩具オリジナルのビースト戦士となったのでござるが、TVアニメの設定上、局地的なサイバーシャークは登場させにくいキャラクターなのでござるな。
商品ギミックは、シュモクザメの頭部がスプリングにより射出するビックリギミックを持ち、頭部外皮の下にはメカニカルなヘッドが登場するでござる。
コレは設計段階で、ホオジロザメの頭部とコンパチにする企画だったのでござろうか?
なお、本品には漫画的なサメのモールドが施されたミサイルが2発体内に収納でき、ハンマーヘッドの代わりにミサイルを装備して射出する事が可能でござる。
しかし何故に漫画的なデザインのミサイルになったのでござろうか?
ロボットモードの変形はラットル(C-5、ラットル、750円)等の一発変形に近い変形方法であり、頭部パーツと尻尾パーツは武器として使用される事になるでござる。
まあ、サイバトロン戦士と云う事もあり、スマートなボディでござるが・・・
顔が怖い・・・
そう・・・ 本商品より、DXサイズ以上のビースト戦士に採用されていたミュータントヘッドとロボットヘッドのヘッドチェンジが廃止になり、ミュータントヘッドと融合されたデザインと成った為に怖い顔となったのでござるが、サイバトロン戦士としては怖く、ライバル商品であるインフェルノ(D-11、インフェルノ、2280円)とは、「怖い顔の対決」(VS-11、地獄の対決、3980円)が再現できるほどに甲乙付け難い怖い顔なのでござる!
武器である尾ビレ(スイッチブレード)は、スプリングによりクローが飛び出し敵を挟み込む攻撃を行なうのでござるが、武器を逆手に保持する姿は拙者的にはツボでござる。
胸部のキャノン砲には背中に収納されたシャークミサイル(×2)を装着し発射する事が出来、余剰パーツとなるハンマーヘッドも射出可能であり、手持ち武器として保持する事も可能でござる。
まあ・・・ ハンマーヘッドだけにコラーゲンを含んだぷにぷにの打撃系の武器なのでござろうな?
しかし・・・ この武器はスマートさに欠ける欠点が有るので、説明書には無い遊び方を紹介するでござる!
はい! ミサイルが2本付属するので棍棒風に持たせてみたでござる。
ビースト戦士ではミサイルを手持ち武器として使用する輩も多いので、彼にも真似てもらったでござる。 (笑)
そして・・・ 余剰パーツ対策で、ハンマーヘッドと尾ビレを装着・・・
はい! この姿は紛れも無くサメ型モンスターなのでござるよ。
いや~ホントにサメ型モンスターは好きなのでござるな。 (笑)
コレも頭部を変更したデストロン側(?)商品のバリエーションを増やす為の仕様だったのでござろうか?
しかし・・・ ホオジロザメの頭部で販売してもらいたかったが、今現在も販売は無いでござる・・・ 残念!