2006年・・・海外にて「TRANS FORMERS・CLASSIC」版ミラージ(日本未販売)が販売されたとき・・・ 最初に見た印象は・・・
サイバーフォーミュラー
「河森正治 監修」?
と思ったものでござる。 (笑)
それが、日本販売が2008年と遅れるものの、「変形!ヘンケイ!トランスフォーマー」版サイバトロン諜報員、リジェ(C-04、リジェ、2100円)として販売されたでござる。
商品は海外版であるミラージにメッキ処理を施した為に、デザイン・シルエットは異なるものの、初代G1リジェ(07、リジェ、1600円)を彷彿とさせるカラーリングとなった小憎らしい日本販売仕様でござる。 (笑)
に・・・しても・・・ 海外版にくらべパッケージは小さくなったものの・・・
まだまだ、パッケージは小さく出来そうだと思ってしまうでござるよ。
まあ、店頭アピールを考えるのであれば・・・ この辺が限界なのでござろうか? フックTOY仕様なので、一歩間違えばチープTOYと同列になりそうなのでござるよ・・・ この余剰スペースとメッキ処理が! (笑)
そう・・・ フックTOY仕様なのは売り場を選ばない陳列充器対応なのでござるが・・・肝心の販売は流通体制が如何ともし難く、気軽に買えるハズの商品が何故に入手の難しい商品になるのでござろうな? タカラトミーは流通経路を見直すべきでござるよ。
商品数が少ない為に地元の玩具店には入荷せず、「テレもちゃ」&「亀忍者」等で在庫を抱えたものでござるから、トランスフォーマー販売取り扱い店が地元に無くなったでござるよ。
ちゅー事で、拙者が本品を入手できたのが最近の事なのでござるよ・・・
しかし・・・ 本品のデザインは未来的というかサイバーフォーミュラーと言うか・・・ 年月の流を感じさせるデザインでござる。
しかも、排気管が4本とか、コクピット内にリジェの頭部が収まる等の作りこみには感心するでござる。
そう・・・ 本品にはミサイル発射ギミックなぞ無く、プロポーション重視でレーシングカーらしい仕様なのでござる!
従って・・・ロボットモードも 細い!
怖いくらい細身のプロポーションなのでござる。
まあ、レーシングカーである説得力の軽量ボディと見た目のデザインは協力でござる。
しかし・・・ 素早く見えそうなデザインでござるが・・・ スピード値は、G1リジェと同じく、7なのでござるな。 (笑)
商品的にはG1リジェを引っ張って伸ばしたようなデザインに成っている事は、全くの別デザインにしてしまった「劇場版TRANS FORMERS」商品よりも、旧玩具へのオマージュを込めたデザインでござるよ。
しかし・・・ この細身のデザインの御蔭で、「ひとりで行動することが多く、秘密の多いクールな戦士」という設定が追加されたでござる。
姿を消したり、ホログラフイメージを映し出す設定は引き継いでいるようでござる。
なお、メッキ仕様のフロントウィングはレーザー銃として、右手に保持したり、背部のエアーインテークに取り付け可能でござる。
ちと武装が貧弱なのが辛いでござるかな。
まあ・・・ 細いボディと小さな顔及びフル可動によるポージングはG1リジェのキャラクターイメージよりは、「トランスフォーマー・カーロボット」のカウンターアロー(C-010、カウンターアロー、450円)的な忍者風イメージが強かったりするでござる。
う~む・・・ やはり「変形!ヘンケイ!トランスフォーマー」商品の完成度を考えれば・・・
過去、アニメは人気だったが、玩具売り上げが伸び悩んだタカラ作品とちがい、両方狙えそうなのでTVアニメを製作しても良いのではと思うのでござるよ・・・
そう!日本サンライズ製作の「トランスフォーマー」を見てみたいと思うのがファン心理でござる。 (笑)