ごきげんようでござる。
今宵も海洋生物ネタで1999年に販売された「ビーストウォーズ・ネオ」の第三勢力ブレントロンの破壊忍者エルファオルファ(X-7、エルファオルファ、1800円)の紹介でござる。
う~む・・・名前だけ聞いていたら富野由悠季監督作品の登場キャラクターみたいでござるが、どうやらビーストモードーの象(エレファント)と鯱(オルカ)を合成した名前で正に2体の動物を融合させたヒューザー戦士に適しているでござる。
商品は1997年に海外で販売されたマクシマルズ(日本名、サイバトロン)歩兵部隊将軍、トーカ(日本未販売)の成型色変更品でござる。
如何もヒューザー戦士という存在は怪物的要素が強すぎるのか、TVアニメで登場するキャラクターは少なく、特にインパクトの強いデザインの商品である本品は「ビーストウオーズ・ネオ」の世界観に合わない為に第三勢力のブレントロンとして登場することになるでござる。
実際・・・商品だけ見ていると正義のサイバトロン戦士には不釣合いなデザインである為に、敵対組織の強敵としては理に適った処置だと思ったりするでござるよ。
元々の商品には背中にシークレットエンブレムを貼るスペースが有るのでござるが、ブレントロンのマークはデザインされいるでござるが、ブレントロン用のシークレットエンブレムやスパーククリスタルは作られておらず、所属マーク無しで販売されたでござる。
商品ギミックとしては、シャチの背ビレを後ろに引くことにより、2本の角(キラータスク)が開閉し、シャチの背中部分は水鉄砲(キラーシューター)として使用可能で、背ビレを前に押す事により水を発射するギミックを搭載しているでござる。
無論! 水鉄砲ギミックはビーストモードのままでも使用でき、劇中設定では溶解液という設定でござる。
ロボットモードはゾウだけにマッシブな体型で・・・ ロボットと呼ぶより怪人と呼ぶ方が似合っているデザインでござる。 (笑)
しかも、胸部アーマー(?)にはシャチの下あご(ベロ付き)というグロテスクなデザインに塗装が生めかしすぎるでござる・・・ 同じ下あごでもライノックス(C-7、ライノックス、1500円)とは異なる表現でござる。
これで拳部分の処理に一工夫してもらえれば完璧なデザインと呼べるのでござるが・・・
そう・・・ 悪役としては絵に描いたような悪役顔とデザインである為に完璧なのでござるよ。 (笑)
しかも!ブレントロンの軍団員は忍者の称号を与えられているのでござるが・・・
何故に忍者なのでござろうか?
まあ、どちらにしろ日本で展開するには敵役としては適役なデザインでござるよ。
因みに海外ではゾウは、人間の役に立つ動物であり、シャチは賢い水棲動物ということでサイバトロン側のモチーフでござる。