トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

鋼鉄の戦騎 デュエルナイツ・ネクスト ~新たなる戦い編~ (第1話)

2008-04-11 20:04:19 | 食玩 デュエルナイツ

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  ストーリー

遙か遠い宇宙・・・ 人間達の科学技術は進歩を遂げ、ロボット技術も進み、人間の体と接続することにより、考えた通りに動かせるロボット=「ナイト」が開発されていた。

ナイトは全てユニット構造をしており、ジョイント部分が共通構造をしているため、パーツの交換・カスタマイズなどが自由自在となっていた。

ナイトの操縦に優れた者の中には、決闘用にナイトをカスタマイズし、ナイトの強さを競い合う者達が現れた。 パーツを賭けてナイト同士を戦わせ、勝った者がパーツを修得できる競技「ナイトデュエル」。 ナイトデュエルの為にカスタマイズされたナイトを「デュエルナイト」と呼んだ・・・。

第2銀河系では、第1銀河系と異なり、「Mシリーズ」と呼ばれるデュエルナイトが広く使用されていた。 Mシリーズは主に銃撃戦用に設計されているため、ナイトデュエルも銃撃戦で行なわれる事が多かった。

今、第2銀河系の砂の惑星カイルにおいた、新たなる戦いが始まろうとしていた・・・。

(パッケージ本文より)

ごきげんようでござる!

東紀州では、入荷が4月になったものの、無事に「デュエルナイツ・ネクスト」(全5種、各315円)が販売されたでござる。

Photo_2 シリーズ4作目は、ミリタリーテイストなデザインを取り入れた新シリーズで、前シリーズの主人公であるブルーの兄であるコバルトが主人公でござる。

前作では全く触れられていない兄が突然登場するのも、人気により延長が決まったシリーズ物の醍醐味でござるな。(笑)

さて、主人公機である、ブルーソルジャー(①、ブルーソルジャー、315円)は、前シリーズの主人公機、ブルーナイトと同じくを基調としたデザインでござる。

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主人公機らしいカラーリングでござるが、ミリタリーテイストなデザインである為に地味な感じでござる。

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しかし、今回のナイトは可動箇所が豊富でござるよ!

肘・膝が曲がるだけでも、実に絵になる商品でござる。

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今回のボーナスパーツは、スカイアーマーであり、ブルーソルジャーには、スカイシールド(R)が付属するでござる。

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標準装備であるブルーライフルの銃剣は取り外し可能で、左手に持たせる事が出来る気の利いた武器でござるよ!

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シリーズを重ねる事に完成度は高くなるでござるが・・・

部品がポロポロ落ちるのは変わりが無いでござるな。

さてさて、新たなる戦いの物語を紹介させてもらうでござるよ。 ( )は、拙者のツッコミでござる。

  Chapter 1 (新たなる戦い)

ブルーにはコバルトという名のナイト使いの兄(兄弟そろって青が好きなようでござるな・・・ そういえば鉄〇ア〇ムの兄もコバルトでござる)がおり、彼も、父との再会を果たす為、全て集めれば願いが叶うという「伝説の鎧」を求めて旅を続けていた。(兄弟そろって普通に父親を探せないのか?)

彼は銃の腕を磨こうと考えていたこともあり、銃撃戦によるナイトデュエルが多く行なわれている第2銀河系に向かった。(オイオイ・・・ 父親探しは口実で、2の次でござるか?)

コバルトは、第2銀河系最初の訪問地として砂の惑星カイルを訪れた。(銃器アクションを主とするなら、西部劇風の町並みが似合うでござるな)

彼は、第1銀河系で使用していたナイト(ブルーナイトと同型か?)を手放して、Mシリーズのナイト「ブルーソルジャー」に乗り換え、ナイトデュエルの達人と名高い、ブラックソルジャーを操るナイト使いのロックに弟子入りすることを決めた。 (続く)

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だーーー 父親探しの目的を忘れているでござるよ!

今回の主人公・コバルトは、直進型の主人公ではなく、状況に流される主体性の無い主人公でござるかな?

銃器を扱う主人公なだけに、10代よりは20代のほうが何かと便利なよな気がするので、拙者のイメージとしては20代前半の長身な男というイメージがあるでござるな。 声のイメージとしては、中村悠一氏でござるかな? まあ、銃撃戦が主体となるのでござるから、いちいち「必殺技!」を叫ばないのは残念なのでござるよ・・・ 戦記モノでなく競技モノの場合は、銃撃戦主体にしないほうが物語り的には良いような気がするでござるよ。

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まあ、始まっちゃたモノは受け止めるでござるが、ブルーソルジャーへの乗り換えエピソードは、ブルーソルジャーに戦いを挑み、負けた・・・くらいの表記が有っても良いような気がするでござるな。

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今回のスカイアーマーは、メカニカルなデザインなので組み変えの幅が広がり、前シリーズとの組み合わせも可能である為に更に自由なカスタマイズが可能になったでござる。

コンビニ等で見つければ、購入してみる事をオススメするチープTOYでござるよ。


謎の緑の救急車?

2008-04-10 22:20:08 | トランスフォーマー

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ごきげんようでござる。

劇場版「TRANS FORMERS」の公開により、どさくさまぎれと言うか便乗というか・・・ トランスフォーマーの復刻商品が、トランスフォーマー・アンコールとして販売されたでござる。

パッケージも初代風のパッケージでござるが、拙者としては、トランスフォーマー・コレクションで販売してほしかったでござる・・・

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さて、本日紹介するのが、この緑色の救急車でござる。

この度、復刻されたラチェット(TFアンコール・06、ラチェツト、3150円)の成型色変更品である、ラチェット・エマージェンシーグリーン(TFアンコール・06、ラチェット・エマージェンシーグリーン、5200円)でござる。

本品の購入は、ミリオン出版より販売の「トランスフォーマー ビジュアルワークス」を購入して、応募券を貼付による誌上限定販売品なのでござる。(現在終了)

トランスフォーマービジュアルワークス トランスフォーマービジュアルワークス
価格:¥ 2,940(税込)
発売日:2007-12-04

そう・・・ コレまた劇場版に便乗したバリエーションなのでござる。

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劇場版に登場した、オートボット軍医、ラチェット(MA-02、オートボットラチェット、3675円)をイメージしたカラーリングなのでござる。

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が・・・ 書き文字等はタンポ印刷で、それっぽいでござるが、車種が異なるので違和感有々でござる! そう・・・ 救急車のイメージは白いだけに、見慣れたデザインの緑色の救急車は、変な色の警備会社とか、ガス会社の様な民間緊急車両に見えるでござるよ・・・

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当初の日本販売では、TVアニメとデザインが異なる理由から、日本ではTFS通販扱い(ラチェット、1700円+4PTS)だった商品を、映画効果で、勢いに任せて販売し、売れなくともコレクターなら買うだろうと云う、算段か・・・ スペシャルカラーと云う事で更に便乗し、通常のアンコール版より2000円割高の販売でござる。

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そう・・・ 最初の販売が、1982年のダイアクロン・カーロボット、NO,4、ワンボックス救急車(1700円)であり、その後の復刻で3000円となるのは解らないでもないでござるが、ちとボッタクリではないでござるかな? ・・・受注(少数)生産で送料は込みでも5000円は、商品的に高すぎると思うでござるよ・・・

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しかも、パッケージはアンコール版のまま!

設計書やシール・・・キャラクターカードでさえ、アンコール版ラチェツトと同じ・・・

せめて、ラチェット・エマージェンシーグリーンが何故に緑の救急車である必要性を紹介した新規のキャラクターカードを、付けるべきでござろう!

ここまで、手を抜いたコレクターアイテムは感心できないでござるよ。

キャラクターカードは新製作できなくとも、パッケージ裏面に設定を載せられなかったのでござるかな? ・・・箱は一応、同デザインながら、裏のバーコードを削除した新製作(?)の印刷物でござるから、ヤル気が有れば可能だったのではないでござるかな?

しかも、拙者の入手した商品は、梱包ミスで説明書もシールもカードも折れ曲がっているでござるよ!

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更に・・・ 古い金型を使用しているので、多少はダルく成っていることは仕方が無いでござるが・・・ 塗装が汚い!

コレは汚し塗装か? と思いたくなるくらい汚い・・・

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塗料は混ざりあっておらず、一部マーブルで、ダイキャスト部分は、不純物が混ざっている・・・ というか、ダイキャストパーツの下地は拭かないで、塵・埃の付いたまま塗装したようでござるな・・・

商品の製造過程の管理がなってないでござるよ、タカラトミー

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コレクターアイテムだから、いい加減に作っているんじゃないでござるかな?

今まで、タカラが築き上げてきた信頼を壊したいのでござるか。

日本におけるトランスフォーマーの販売を中止して、海外展開のみのしたいのでござるかな? その為に日本の主力購入層であるファンやコレクターに反感を喰らうような商品展開をしているようにしか思えないでござるよ。

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そう・・・ トランスフォーマーが世界で愛される理由の一つに、個々の商品に個性的な性格が設定されていることでござる。

なのに、本商品はコレクター狙いの便乗商品でしかなく愛がかんじられないのでござるよ。

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ヤラレ役のザコ商品でさえ、設定を与えられているのに、限定販売品だから色が違うだけで中身が同じだけというオチはイタダケナク夢も希望も愛も無いでござるよ。

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ただ、色だけが違う限定品ではなく、何故に色が違うのか?と云うう付加価値がほしいでござるよ。 拙者は、限定版には秘められた物語が必要だと思うでござる。

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いっその事、ラチェットではなく別人の方が、設定しやすいと思うでござるよ・・・

無論、本品にもアンコール版ラチェット用の、紙製お面が付属するでござるが、これも白いままであり・・・ 見ているだけで・・・ 

バカにしているのか~!

と、思える人をバカにしたオマケでござる・・・

オマケを付けるのはいいが、あまりにも安価で、チープTOYでもヤラナイ事を大手玩具メーカーがやると悲しいでござるよ・・・ ギャグにもならないでござるよ。

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ギャグならギャグで、もっと大袈裟にバカをヤレばいいものを・・・中途半端でござるよ・・・ 否! 悪意すら感じるでござる。

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商品自体は、味わい深いモノがあるでござるが、その商品を販売の段階で打ち壊している・・・ そう・・・ タカラトミーのトランスフォーマーは、なにか足りないのではなく、ワザと足を引っ張っているように思えるでござるよ。

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今後の日本展開のトランスフォーマーに疑心暗鬼を覚えるでござるが、ファンを大事にせず、中途半端な商品を送り出すメーカーに怒りを覚えるのは当然でござろう。

拙者は、買わずして文句を言うのではなく、買ったからこそ文句が言えるのでござる。

因みに拙者・・・アンコール版ラチェツトは未購入なので、本商品を期にアンコール版を購入するでござる。

 ・・・何故?

それは、コレクターにとって恥じである、「限定品を買って、通常版を買い忘れる」でござる。

限定版は比較する通常版が有ってこそ栄える商品でもあるでござるよ。

トランスフォーマーを愛する者として言いたいでござる。

「何時までも有ると思うな、ファンとブランド価値!」

今後の精進に期待したいでござる。


MiG MiGにしてやんよ~♪

2008-04-09 20:19:30 | 劇場版・TF

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ごきげんようでござる~♪

「ジェット戦闘機系変形ロボ」特集の最期を飾るのは、2007年販売の劇場版TRANS FORMERSより、ディセプティコン兵士(航空兵)、ドレッドウィング(MD-15、ドレッドウィング、2310円)でござる。

Photo_19 本商品は劇中には登場せず、劇場版を題材にした、ゲームやコミックに登場するキャラクターでござる。

なお、ゲーム中には同型機が多数登場する、所謂「ヤラレ役」でザコ専用キャラクターでござる。

お気に入りのキャラクターがザコとして登場する、PS2版のゲームの事を思えば、ザコ専用キャラクターの登場は喜ばしい事でござるが・・・

ドレッドウィングの名前を使用するのは如何でござるかな?

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そう・・・ ドレッドウィングと言えば、1998年に販売されたデストロン・パワーマスター(海外版、バスター、1980円+3PTS)であり、1994年のG2ではデストロンの転覆を図った張本人(TRF-10、ドレッドウィング&スモークスクリーン、2500円)でござる。

同じ航空機に変形するトランスフォーマーとしては違和感が無いでござるが、量産型のザコの名前としては違和感があるでござるな・・・ まあ、反乱に懲りたメガトロン(MD-07、メガトロン、6825円)が見せしめの為に降格させる意味も有るのかもしれないでござるな?

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他にも考えられる例としては、量産型の名も無いドローンとボディを共通する1個体としての固有名称かもしれないでござるな? 

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さて、ヴィークルモードは実在のメーカーとタイアップが無い為に、「ジェット戦闘機」としか紹介されていないでござるが、な~んとなく、ロシア製のMiG-29ぽいデザインでござる。

まあ、米国製のゲームに敵として登場するのでござるから、ロ〇ア空軍の戦闘機は打って付けなのでござろうな。 (笑)

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しかし、ザコと云えど商品は凝っており、着陸脚は無いものの、機体下面に配備された魚雷とか、レダードームを思わせるボット状に変形した脚部に車輪が付いた珍しいデザインだったりするでござるよ。

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しかも、付属ミサイル(×2)は、ジェット噴射状のエフェクトタイプで、噴射ノズルに装着し、エンジン部上面の紫色の発射ボタンで発射可能でござる。

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なかなかにバカギミックでござるが、作りこまれたコクピットや、迷彩塗装がリアル感が出ていて侮れない商品だったりするでござる。

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更に変形は、ちと複雑ながら、オートモフ機能が楽しい一品でござる。

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ロボットモードのデザインは、「コレでもか!」と言うくらい見事なザコデザインで、2~3体揃えておきたいデザインでござる。

「ザコキャラ、最高~!」

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セールに成っていたら迷わず2体は買いたいものでござる。(笑)

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しかしまあ、全体的なシルエットは、イカトンボ・・・ 否! 2003年に販売されたマイクロン伝説版スラスト(MD-05、スラスト、1980円)の量産型的なイメージでござるよ。

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まあ、スラストのヴィークルモードは「ステルス戦闘機」でござるが、ロボットモードではトンガリ頭と、ジェットノズルの両腕は、瓜二つであり発展型といってよい商品でござる。

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そう! スラストと違い、ドレッドウィングの両腕のノズルは開閉し、ジェット噴射状のミサイルを装備できる発展型なのでござるよ。

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さて、ドレッドウィングの商品上の設定では、体力(8)、知力(4)、速度(10)、耐久力(5)、地位(4)、勇気(4)、火力(7)、技能(6)で、「テレポート能力が有り、本来は装備されていない機能で、何処かから盗んできた(?)、天性の泥棒で、オートボットのみならず、ディセプティコンの仲間にまで盗みを働くとして嫌われている。」と有り、この設定から察するに、ドレッドウィングは、個性の無い量産型ドローンではなく、固有の性格を持ったトランスフォーマーでは、と思ったりするでござるよ。

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そう・・・ 片足立ちも可能な商品が、個性の無い量産型のヤラレ役で終わるのは勿体無く、拙者としては、ヤラレ役のザコにも語られない個性が有って良いとおもうのでござる。

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なお、拙者はドレッドウィングが登場するゲームは買っていないので、彼が如何な活躍をするのか解らないでござる。 しかし、そのうちWii版やPS3版は買えないが、PS2版は買いたいものででござるな。

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しかし・・・ ドレッドウィングは複数体買う予定ではいるが、米国で販売された成型色変更品の、オーバーキャスト(現在日本未販売)は、オールスパークパワー商品として日本でも販売されるのでござろうか?

正式販売が無くとも、限定販売で入手しやすくしてもらいたいものでござる。


AUTOBOT JET?

2008-04-08 18:09:02 | TF・RID

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ごきげんようでござる。

「ジェット戦闘機系変形ロボ」を特集していると、デストロン側に傾いてしまいがちなので、今宵は、2002年に販売されたROBOTS IN DISGUISE(日本名、カーロボット)より、サイバトロン・偵察員、ストームジェット(日本ではトイザらス限定販売、1699円)の紹介でござる。

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え~本商品は、2000年に販売されたビーストマシーンズの、DXサイズ・ジェットストーム(日本未販売の成型色変更品で、いわゆるヴィーコン軍団の量産型エアドローン(ソニックアタックジェット、日本未販売)の成型色変更品でござる。

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そう・・・ ヴィーコン(デストロン)側よりオートボット(サイバトロン)に転職した戦士なのでござる。 しかも、TVアニメ(カーロボット)には未登場の玩具専用キャラクターなのでござるよ。

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そもそも、米国で放送されたカーロボット(ROBOTS IN DISGUISE、略してRID)は、ビーストマシーンズで販売不振になった米国のトランスフォーマー市場を原点回帰させる原因となり、再人気で販売するカーロボット商品が無くなった為にビーストマシーンズで、販売中止になった商品や、成型色変更品をドサクサ紛れに販売した米国独自のシリーズでござる。(笑)

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カーロボットのテーマは、地球の乗物(日常)に擬態するトランスフォーマーでござるが、RID商品は地球の乗物に擬態していないでござる。 まあ、商品的に正当化するなら、TVアニメは地球に来たトランスフォーマー達で、TVアニメに登場しないトランスフォーマーは、セイバートロン星中心に活躍したので、地球に来ていないので擬態する必要が無くセイバートロン・モードのままと解釈できるでござる。

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そう・・・ RIDの世界観は、ビーストマシーンズの後日談(?)にあたるでござる。

その為にストームジェット は、スパークが戻ったエアドローンのボディを持つオートボット戦士なのでござろう。

商品はカラーリング以外、ソニックアタックジェットと同じ(?)であると思われるでござるが、本品は主翼の回転を生かして向きを反転させた状態となっているでござる。

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ミサイル(×2)は、スプリング式で弱いながら発射可能、アタックギミックとして、スプリングで機首が飛び出るでござる。

ヴィーコン商品は、ヴィークルモードで、生物的アクションが盛り込まれているために、機首に目が有り、首をふる事もできるでござる。 スパーククリスタルは、赤く塗りつぶされているので、通常のトランスフォーマー扱いになるのでござろうか?

また着陸脚は車輪がダミーでござるが、折畳み可能でござる。

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ロボットモードのカラーリングは派手なものの、サイバトロン側のデザインではないでござるな。 (笑)

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しかも、このカラーリングは、バトロイド・バルキリー・・・ 否!1985年登場のサイバトロン・空中守護戦士、スカイファイヤー(ジェットファイアー、日本未販売)をイメージしているでござる。

まあ、白地に赤はサイバトロン航空戦士のイメージカラーでもあるでござるが・・・ Photo_16Photo_17 

ストームジェットの性格は、気が短く、高高度偵察のエキスパートで、自分が誰よりも速く飛べる事を証明するために、わざと敵に発見されたりする自信家でもあるようでござる。

・・・なるほど、そのための派手なカラーリングでござるな。

商品はカーロボットのデザインラインと異なっているので、違和感が強いでござるが、案外、劇場版トランスフォーマーとはデザインの相性が良いかもしれないでござる。

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両腕のミサイルは形状は、ビーム状のエフェクト型でロボットモードでも発射可能でござる。

これが、主力武装でござるが、元がエアドローンである為に、ビーストマシーンズ劇中デザインの一本足のホバーモードに変形も可能でござる。

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う~む・・・ 違和感のある変形でござる。

しかも自立できないので、スタンドが欲しいところでござるな。

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まあ・・・ キャラクター的には面白いモノなのでござるが・・・

商品的には致命的な欠陥があるでござる・・・

そう・・・ 米国安全基準による軟質パーツの使用!

軟質パーツの御蔭で、一部パーツが歪んでいるでござる。

その為に翼が歪み(コレは痛い・・・)、胸部パーツがキッチリ収まらない、マニュピレーターが腕のプラスチック部とクッツいて動かない等があるでござるよ・・・

銃器所持には甘いくせに、玩具ではココまで安全に配慮するパーツではないと思うでござるが・・・ 米国の安全基準は理解できないでござるな。

せめて翼や武器(砲身や剣)のように歪んだ事でプロポーションを損なうパーツは、一考する必要があると思うでござるよ。


マスターピースの恩恵?

2008-04-06 21:45:57 | マスターピース

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ごきげんようでござる。

前回はCYBERTRON版スカイワープ(日本未販売)を紹介したので、今宵は2007年に販売されたマスターピース版、スカイワープ(MP-6、スカイワープ、10290円)の紹介でござる。

Photo_2 本商品は、2006年に販売されたスタースクリーム(MP-3、スタースクリーム、10290円)の成型色変更品でござる。

マスターピース版スタースクリームが販売されたおかげで商品化されたイメージが強いでござるが、まさに其の通りでござる。

高額商品を数多く売るには、コレクター向けにバリエーションで数を売る方が手っ取り早い商法でござる。 しかも、本品は悔しいくらい完成度が高いので、先に販売されたスタースクリームは、リアルカラー(?)で販売され、誰もが待ち望んだG1カラー(22、スタースクリーム、1980円)とは異なるイメージである為に落胆したファンもいたでござるが・・・売れた・・・それでも売れたでござる。 スタースクリームはソレほどまでに人気キャラなので、少々イメージが違えど売れる訳でござる。 その後G1カラーが販売されれば2個目は間違いなく売れるでござるな。

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そう・・・ 最初からG1カラーで販売されていたら、イメージの異なるリアルカラーで2体目は売れなかったでござるな。

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そしてG1カラーのスタースクリームの販売の前に、白羽の矢が立ったのがスカイワープでござる。 そう・・・同型だったら、サンダークラッカー(24、サンダークラッカー、1980円)でもよかったのでござるが、スカイワープだからこその意味があるでござるよ。

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初代・・・ G1版スカイワープ(23、スカイワープ、1980円)こそ、ミクロチェンジ・ダイアクロン商品の流用に有りながら、トランスフォーマー商品としての初のオリジナルカラー商品で、以後のデストロンのイメージカラーを確立させた立役者であり、TVアニメでは地球で最初に復活したトランスフォーマーとして描かれているでござる。

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そう・・・ 商品番号順という事も有るでござるが、サンダークラッカーよりも、重要と言えるキャラクターだったりするでござる。

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商品の完成度は高く、MP-3、スタースクリームよりも、イメージは崩れておらず、付属のシールを貼らずとも、満足の行くスカイワープでござる。

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まあ、しかし・・・河森正治、デザイン監修は伊達じゃなく、ヴィークルモードはF-15、ストライクイーグルという事も有り、スカイワープ固有の可変口径機銃の他にサイドワインダー(ミサイル)を翼下に装着可能で、外した武器パーツは台座に取り付けられる親切設計は嬉しいでござるな。

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可動箇所も多くエアブレーキやスタピライザーも変形に関係なく可動するでござる。

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しかし・・・ スタースクリームの成型色変更品なので、そのままDr.アーカビルが付属するでござる。 一応、成型色は異なるでござるが何人も同一人物は要らないでござる。

せめてパイロツトフィギュアだったらダブっても問題ないのでござるが・・・

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そして、ロボットモードは紛れも無く、スカイワープでござる!

G1とTVアニメのイメージぴったりの商品でござる。

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カラーリングは如何に大事か証明した商品でござるよ。

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しかも、フェイスチェンジギミックで新たにスカイワープ用に製作された歯軋り顔は、スタースクリームとの差別化が図られた好例でござるが・・・ はたしてコレ新規製作パーツなのでござろうか?

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そう・・・ 本商品には頭部や肩など数箇所に未使用ジョイント(凹)が存在するのでござる。

コレはG1カラーのスタースクリームが販売された際に、オプションで王冠や肩パーツが付属した破壊大帝スタースクリーム用のジョイントでは? と推測し「完全版」として販売される。

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と、思っていたでござるが・・・ やられた・・・

USAエディション(USAエディション、マスターピース・スタースクリーム、10500円)と言う変化球で逃げたでござる。 そう・・・G1カラーのスタースクリームは通常のMPナンバーで販売せず商品数を増やしたのでござる。 コレにより3体目のマスターピース版スタースクリームの販売は決まったようでござるな。 (?)

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しかし・・・流石に「完全版・スタースクリーム」の販売は直に発表とは言えないでござろうから、秋以降にマスターピース版サンダークラッカーを発売してから、ワンクッション置いた来年に発売されるのでは? と推測しているでござる。 

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まあ、そうなるとジェットロン3体が揃い踏むので是非とも現実させて欲しいものでござる。

因みに本商品のパーツ構成を見ていると、翼パーツを交換し、新ジェットロンも可能なのでは?と、思ったりもするでござる。 トンガリ頭は、機首のノーズコーンを外して被せる形にすれば・・・ まあ、取り合えずはサンダークラッカーの販売を待つでござる。 間違っても、サンストームは無いでござろうな?

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高額商品を数多く売る為には、一般人向けよりもコレクター対象にすれば安上がりで確実だとタカラトミーは気が付いているでござるが、コレクター商品すら手を抜いた販売は止めてもらいたいものでござる。 

コレクターは箱が同じでも中身の色が違えば買うなどと思ったら大間違いでござるよ。

箱も付属品にも価値を見出しているので、せめてキャラクターカードくらいは新作で封入してほしいものでござる。 

・・・何の事を言ってるか解るでござるよね。