歴歩

歴歩 歴史は歩く。ゆっくりと歩く。それを追いかける。

熊野古道のシンボル「牛馬童子像」 切断された頭部が見つかる

2010年08月18日 | Weblog
 2年前、熊野古道中辺路近く、世界遺産に登録されている熊野古道のシンボルとして親しまれている石像「牛馬童子像」の首から上が何者かにより切断されたが、田辺市教委などによると、16日同市鮎川のバス停ベンチに、牛馬童子の頭部そっくりの石の塊が置かれているのを近所の男性が見つけ、田辺署に通報し発見された。
 現状では、「牛馬童子像」は別の頭部がつけられ復元されているが、戻って来た頭部はどうするのか。
[参考:紀伊民法、読売新聞、産経新聞]

過去の県連ニュース・情報
 2008.6.19 熊野古道のシンボル「牛馬童子像」が切断される
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天理市・文化センター 大和古墳群にある前方後方墳7基を焦点にした文化財展が始まる

2010年08月18日 | Weblog
 天理市東南部の「大和(おおやまと)古墳群」にある前方後方墳に焦点を当てた、夏の文化財展「大和の前方後方墳―ノムギ古墳をはじまりとして―」が、きょう18日から、同市守目堂町の市文化センターで始まった。29日まで。
 最古級のノムギ古墳(3世紀末)をはじめ同古墳群を中心に市内の前方後方墳7基(ノムギ古墳、波多古塚古墳、下池山古墳、マバカ西古墳、フサギ塚古墳、星塚古墳、西山古墳)をパネル約20枚と遺物約90点で紹介する。ほかに埴輪などの出土品も展示される。
 開場時間は午前9時から午後5時まで。23日休館。入場無料。
[参考:奈良新聞、天理市HP]

過去の関連ニュース・資料
 2010.3.16 ノムギ古墳 後方部裾で花崗岩の礫が多数出土
 2010.2.23 ノムギ古墳 発掘調査を開始
 2009.6.14 桜井市・桜井茶臼山古墳 木棺はコウヤマキ製と特定
 2090.7.10 大阪府河南町・シシヨツカ古墳 銀象眼大刀柄頭が発見
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蔚山黄城洞・新石器前期の鯨骨と矢尻が出土 韓国捕鯨史上最古の遺物?

2010年08月18日 | Weblog
 韓国文物研究院は17日、8月に蔚山南区黄城洞(울산 남구 황성동)の蔚山新港湾埠頭連結道路敷地で新石器前期(紀元前6千~4千年)遺物層から、「鹿骨の矢尻が打ち込まれた鯨骨」2点を発見したと発表した。昌寧釜谷面飛鳳里遺跡の舟や櫂の出土と、盤龜臺岩刻畵(国宝第285号)と大谷里岩刻画の絵を照らし合わせてみても、当時の人々が、鯨猟を行っていた証とみている。
 1点は胸椎の部分で、ひげ鯨(수염고래)の一種の克鯨(귀신고래)で、2cmの矢尻が打ち込まれていた。もう1点は、肩甲骨の部分で、鯨の種類は不明で、4cmの矢尻が打ち込まれていた。矢尻はともに、鹿の前肢骨から作っていた。同じ遺物層から、骨矢尻6個が出土した。
 今回発見された遺物が、鯨の胸椎と肩甲骨という点から推測して、当時の人々が鯨の軟弱な首とヒレの部分を狙ったと考えることができる。 これは鯨の脆弱部位の首~肩部位に向かって骨矢尻を木に挿して作った銛(もり)を投げて捕鯨をしたという推定が可能となりそうだとしている。
[参考:聨合ニュース]
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