奈良県立橿原考古学研究所が13日、御所市の秋津遺跡で、縄文時代晩期後半(2800〜2500年前)のノコギリクワガタが見つかった同時期の大型の翡翠の管玉(長さ約4cm、太さ約2cm、21.8g)が見つかったと発表した。
両端から貫通する孔(径8~1.6mm)があり、首飾り一部と見られる。色合いなどから糸魚川市周辺で産出した可能性が高いという。
また、近くに未発見の大規模集落があった可能性があるとしている。
出土した管玉は、16日から始まる平成22年度発掘調査速報展「大和を掘る」(~9月4日、橿原考古学研究所付属博物館)で展示される。
[参考:共同通信、奈良新聞]
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