滋賀県草津市教委が20日、古墳時代前~中期(4~5世紀)のものとみられる腕輪形の石製品「鍬形石」が草津、栗東両市にまたがる集落遺跡「中沢遺跡」の川跡からから出土したと発表した。 出土地点は、同市西渋川2丁目の県立短大跡地。
出土した鍬形石は、縦8・9cm、横8・7cm、厚さ1・9cmで、下部が欠けていた。 表面の特徴から、北陸産の緑色凝灰岩で作られた可能性が高いという。 同じ石材の鍬形石は奈良県と岐阜県に集中している。 水辺での祭祀に使われたのではみている。
鍬形石の集落跡からの出土は、天理市の平等坊・岩室遺跡に次ぎ全国2例目となる。
草津宿街道交流館(草津市草津3丁目)で来年1月5~14日(7日は休館)に公開される。
[参考:産経新聞、京都新聞、朝日新聞、NHK滋賀]
過去の関連ニュース・情報
2012.8.25中沢遺跡 祭祀用の子持勾玉が出土
出土した鍬形石は、縦8・9cm、横8・7cm、厚さ1・9cmで、下部が欠けていた。 表面の特徴から、北陸産の緑色凝灰岩で作られた可能性が高いという。 同じ石材の鍬形石は奈良県と岐阜県に集中している。 水辺での祭祀に使われたのではみている。
鍬形石の集落跡からの出土は、天理市の平等坊・岩室遺跡に次ぎ全国2例目となる。
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