奈良文化財研究所などへの取材で14日、昨春、兵庫県南あわじ市で見つかった「松帆銅鐸」7個のうち3号銅鐸(高さ31・5cm)が、島根県雲南市で1996年に出土した「加茂岩倉銅鐸」(39個、国宝)の27号銅鐸(高さ31・4cm)と同じ鋳型で作られた同笵(どうはん)銅鐸であることが分かった。
ともに、型式は外縁付鈕1式で、文様は4区袈裟襷文。鋳造時に表面に付いた細かい傷の位置もほぼ一致した。松帆3号には「王」、加茂岩倉27号には「土」のような線の記号が同じ位置に確認できたという。
[参考:共同通信、神戸新聞]
ともに、型式は外縁付鈕1式で、文様は4区袈裟襷文。鋳造時に表面に付いた細かい傷の位置もほぼ一致した。松帆3号には「王」、加茂岩倉27号には「土」のような線の記号が同じ位置に確認できたという。
[参考:共同通信、神戸新聞]