京都府向日市埋蔵文化財センターは18日、同市寺戸町芝山の五塚原(いつかはら)古墳(3世紀半ばから後半の築造、全長約91mの前方後円墳)で、前方部の西側にあるくぼ地(南北35m、東西25mの楕円状)から直径約3cmの小石が敷き詰められた跡が見つかり、古墳の付帯施設(祭祀場)として人為的に掘られた可能性があると発表した。 2001年の調査では、くぼ地は自然の地形と判断されていた。
また、前方部西側の隅角を特定し、前方部が前期古墳特有の左右対称のバチ形の2段構造と確認された。
現地説明会が21日午前11時~午後3時に開かれる。
[参考:2019.10.19京都新聞、毎日新聞、2019.10.21産経新聞]
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