奈良県明日香村の飛鳥池遺跡(7世紀後半)で、伎楽(ぎがく=呉楽(くれがく))に使用する面「酔胡王(すいこおう)」を描いたとみられる木簡が出土していたことがわかった。
奈良文化財研究所は、ペルシャ系のソグド人の王を表す伎楽面の酔胡王と判断した。
日本書紀には、百濟人味摩之が呉(中国の南部)で伎楽の舞を学んで会得し、日本に伝えたことが記されている。
『日本書紀』巻二二推古天皇二十年(612) 是歳。(略)又百濟人味摩之、歸化、曰「學于吳、得伎樂儛。」則安置櫻井而集少年令習伎樂儛。於是、眞野首弟子・新漢濟文二人習之傅其儛、此今大市首・辟田首等祖也。
[参考:読売新聞]
過去の関連ニュース・情報
ソグド人
平城宮跡 天平神護元年'765>木簡にペルシャ人役人?「破斯清道(通を改める)」の名前
奈良文化財研究所は、ペルシャ系のソグド人の王を表す伎楽面の酔胡王と判断した。
日本書紀には、百濟人味摩之が呉(中国の南部)で伎楽の舞を学んで会得し、日本に伝えたことが記されている。
『日本書紀』巻二二推古天皇二十年(612) 是歳。(略)又百濟人味摩之、歸化、曰「學于吳、得伎樂儛。」則安置櫻井而集少年令習伎樂儛。於是、眞野首弟子・新漢濟文二人習之傅其儛、此今大市首・辟田首等祖也。
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