京都府教委と亀岡市教委が24日、丹波国の国府跡と想定する亀岡市千代川町の千代川遺跡の2カ所で、平安時代の掘っ立て柱の建物跡2棟分や奈良時代後期から平安時代前期にかけての溝跡などが見つかったと発表した。ほかに墨書の入った土器片などが出土した。 南北、東西に長い建物跡が2棟分出土。柱穴は約70cm四方で、直径20~25cmの柱を使っていたとみられる。ともに方位をほぼ北にそろえて建てられていた。平安時代前期9世紀代に建てられた可能性があるという。同遺跡では同時代の建物跡が数十棟分出土しているが、今回の調査地は家老ケ岳の南側にあたり、当時の建物群の北端に推定される。
建物跡から南東約250mの調査地からは、同遺跡では最大規模となる幅3m以上の溝跡(区画溝)が出土。また溝の中から800年前後に書かれたとみられる器の底に「大中」と墨書された土器も出土した。
現地説明会は26日開かれる。午後1時半から建物跡(府教委)、3時から溝跡(市教委)。
[参考:京都新聞、産経新聞、朝日新聞]
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亀岡市
建物跡から南東約250mの調査地からは、同遺跡では最大規模となる幅3m以上の溝跡(区画溝)が出土。また溝の中から800年前後に書かれたとみられる器の底に「大中」と墨書された土器も出土した。
現地説明会は26日開かれる。午後1時半から建物跡(府教委)、3時から溝跡(市教委)。
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