坂井市教委は9月下旬から、泰澄大師が大宝二年(702)に開いたとされる同市丸岡町豊原の豊原寺(とよはらじ)跡で発掘調査を行う。
今月初旬に地元の森林組合が森林伐採の作業道を造成した際、寺跡内の白山神社跡近くで、土師器の皿など千枚以上の土器片が見つかった。大きさは7cmから10cmを超えるものまであった。調査期間はおよそ2週間。
豊原寺は、勝山市の白山平泉寺とともに、白山信仰の拠点として栄え、中世には「豊原三千坊」と呼ばれるほど、多くの寺院が立ち並んでいたと伝えられる。だが、天正三年(1575)に織田信長に焼き払われた。
[参考:中日新聞]
過去の関連ニュース・情報
■2010.8.5朝日新聞より
豊原寺跡の一角で無届け工事、土器を多数破壊 坂井森林組合
飛鳥時代から白山信仰の拠点として栄えた豊原寺跡の一角に今春、地元の坂井森林組合(あわら市)が文化財保護法に基づく届け出をしないで作業道を造成し、中世の土師器多数を破壊していたことが4日、分かった。
4月21日に市文化課の職員が作業道を見つけ、県文化課と実態を調査。山肌を約5m削った場所もあり、現場には中世のものとみられる土師器片が多数散らばっている。
■勝山市白山平泉寺
今月初旬に地元の森林組合が森林伐採の作業道を造成した際、寺跡内の白山神社跡近くで、土師器の皿など千枚以上の土器片が見つかった。大きさは7cmから10cmを超えるものまであった。調査期間はおよそ2週間。
豊原寺は、勝山市の白山平泉寺とともに、白山信仰の拠点として栄え、中世には「豊原三千坊」と呼ばれるほど、多くの寺院が立ち並んでいたと伝えられる。だが、天正三年(1575)に織田信長に焼き払われた。
[参考:中日新聞]
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■2010.8.5朝日新聞より
豊原寺跡の一角で無届け工事、土器を多数破壊 坂井森林組合
飛鳥時代から白山信仰の拠点として栄えた豊原寺跡の一角に今春、地元の坂井森林組合(あわら市)が文化財保護法に基づく届け出をしないで作業道を造成し、中世の土師器多数を破壊していたことが4日、分かった。
4月21日に市文化課の職員が作業道を見つけ、県文化課と実態を調査。山肌を約5m削った場所もあり、現場には中世のものとみられる土師器片が多数散らばっている。
■勝山市白山平泉寺
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