渋川市が発掘調査していた同市行幸田の行幸田寺後(みゆきだてらうしろ)遺跡で、平安時代の住居跡から役人が身に着けていたとみられる石帯という腰帯に付ける飾り「巡方」(じゅんぽう)が出土した。
出土した巡方(幅3.3cm、厚さ6.0mm)は、石製で濃緑色。奈良~平安時代の役人は、官位ごとに身に付ける帯金具と石帯で飾られた銙帯(かたい)にも、色や幅が細かく決められていた。
巡方を含めた同様の装飾品の出土例は県内で100例を超えるとされるが、国衙など大きな役所がなかった同地にも役人が住んでいた可能性があるとみられる。
同市ではこれまでに、かまぼこ型の飾り「丸鞆(とも)」4例と、巡方と思われる破片の出土があるが、完全な巡方の発見は初めてという。
出土した巡方は、現在、北橘総合支所内の同課で展示されている。
[参考:上毛新聞、渋川市HP]
出土した巡方(幅3.3cm、厚さ6.0mm)は、石製で濃緑色。奈良~平安時代の役人は、官位ごとに身に付ける帯金具と石帯で飾られた銙帯(かたい)にも、色や幅が細かく決められていた。
巡方を含めた同様の装飾品の出土例は県内で100例を超えるとされるが、国衙など大きな役所がなかった同地にも役人が住んでいた可能性があるとみられる。
同市ではこれまでに、かまぼこ型の飾り「丸鞆(とも)」4例と、巡方と思われる破片の出土があるが、完全な巡方の発見は初めてという。
出土した巡方は、現在、北橘総合支所内の同課で展示されている。
[参考:上毛新聞、渋川市HP]
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