太ももがバリバリ、歩くのつらい。これはまずい。クリティカル。
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追記:先ほど家に着きました。
太ももがバリバリ、歩くのつらい。これはまずい。クリティカル。
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追記:先ほど家に着きました。
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「エデンの東」を見てきました。 映画のオープニング、僕の知っているあのテーマ曲と違う。ちょっとテンポが速い。* |
物語は、親子、男女、兄弟の感情の行き違い、葛藤、愛憎を描くもの。主人公カレブ(James Dean)は優秀な兄と比較される。どんなに父のことを思っても、父のためを思い努力しても、理解してもらえない。そのことへの反発から、心が折れてしまう。自分でもどうにもできない苦しみの中で、彼は彼なりに懸命に生きる。
紆余曲折を経て、カレブは病に伏した父とわかり合える。父とカレブに残された時間は、どれくらいか。魂の邂逅をなんて書くと、かっこよすぎる。程度の差こそあれ、ありふれた、どこの親子、男女、兄弟にも起きうること。だから、封切りから半世紀以上経過しても、古くならない。名作と言われる所以だろう。
上映時間はおおよそ2時間。現代の映画と比べると、ゆったりした印象を受けた。60年前の作品である。SEも劇伴も少ない。小説なら行間、芝居なら幕間の存在を感じた。でも、ゆったりさが退屈ではない。カレブとともに、貨物列車に乗り、バーで酒を飲み、、、、それができる感じである。
タイトルは、旧約聖書・創世記のカインとアベルのお話しからだが、マタイによる福音書、放蕩息子のたとえ話にも似ているように思えた。
映画評論家の故水野晴郎さんではないが、「映画って本当にいいもんですね」だと思う。「第三回 新・午前十時の映画祭」に感謝。
「エデンの東」。。。2時間、1,000円。安い!!!
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*Amazonで「East of Eden Rosenman」で引くと、メインテーマのサンプル(MP3)を聞くことができる。世の中で広く認知されているのは、Victor Youngによるもの。
なお、本作の主人公を演じたジェームス・ディーン、DVD版の吹き替えは、野沢那智さんとのことだ。