法務大臣閣議後記者会見の概要(平成28年6月28日(火))
http://www.moj.go.jp/hisho/kouhou/hisho08_00792.html
【記者】
法制審議会の民法(相続関係)部会が21日,相続で自宅退去を迫られる可能性のある配偶者の居住権保護などを柱とした中間試案をまとめました。大臣の御所見をお聞かせください。
【大臣】
相続法制の見直しについて調査審議をしている法制審議会民法(相続関係)部会において,今月(平成28年6月)21日,配偶者の居住権を保護するための方策を含む中間試案の取りまとめがなされました。
今後,中間試案をパブリック・コメントの手続に付し,国民各層の幅広い意見を募った上,本年秋以降に調査審議が再開されるものと理解しています。この相続法制の見直しは,国民生活に重大な影響を与える問題であるので,パブリック・コメントの手続を通じて寄せられた意見を踏まえ,活発な議論が行われることを期待しています。
【記者】
高齢化社会など昨今の社会情勢を踏まえ,検討されているということですが,実際の社会を見ると法律婚だけではなく,事実婚の方も増えているという現状もありますが,そうした現状も踏まえた上での見直しなのでしょうか,御所見をお願いします。
【大臣】
先ほどもお答えしたとおり,今後パブリック・コメントの手続を通じて,国民各層の幅広い意見を募り,国民の皆様から寄せられた意見を踏まえた上で,本年秋以降に調査審議が再開される予定と考えています。相続法制の見直しについては,今,御質問がありました内容等も踏まえて,様々な御意見があるものと思われますが,法制審議会に諮問をした立場にある者としては,まずは法制審議会における議論の状況を見守ってまいりたいと考えています。
http://www.moj.go.jp/hisho/kouhou/hisho08_00792.html
【記者】
法制審議会の民法(相続関係)部会が21日,相続で自宅退去を迫られる可能性のある配偶者の居住権保護などを柱とした中間試案をまとめました。大臣の御所見をお聞かせください。
【大臣】
相続法制の見直しについて調査審議をしている法制審議会民法(相続関係)部会において,今月(平成28年6月)21日,配偶者の居住権を保護するための方策を含む中間試案の取りまとめがなされました。
今後,中間試案をパブリック・コメントの手続に付し,国民各層の幅広い意見を募った上,本年秋以降に調査審議が再開されるものと理解しています。この相続法制の見直しは,国民生活に重大な影響を与える問題であるので,パブリック・コメントの手続を通じて寄せられた意見を踏まえ,活発な議論が行われることを期待しています。
【記者】
高齢化社会など昨今の社会情勢を踏まえ,検討されているということですが,実際の社会を見ると法律婚だけではなく,事実婚の方も増えているという現状もありますが,そうした現状も踏まえた上での見直しなのでしょうか,御所見をお願いします。
【大臣】
先ほどもお答えしたとおり,今後パブリック・コメントの手続を通じて,国民各層の幅広い意見を募り,国民の皆様から寄せられた意見を踏まえた上で,本年秋以降に調査審議が再開される予定と考えています。相続法制の見直しについては,今,御質問がありました内容等も踏まえて,様々な御意見があるものと思われますが,法制審議会に諮問をした立場にある者としては,まずは法制審議会における議論の状況を見守ってまいりたいと考えています。