司法書士内藤卓のLEAGALBLOG

会社法及び商業登記に関する話題を中心に,消費者問題,司法書士,京都に関する話題等々を取り上げています。

合同会社の活用が増加

2018-07-01 07:46:14 | 会社法(改正商法等)
日経記事(有料会員限定)
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO32468380Q8A630C1EA4000/

「法務省の登記統計によれば、2017年に国内で設立された企業約11万8000社の23%が合同会社だった。2018年は4月まででこれが24.8%まで高まっている。」

「少人数でスピード感をもって事業展開するのに最適だった・・・日本では株式会社を偏重するムードがあり、設立や運用にムダなコストを払ってきた」(上掲記事)

 会社法施行後10年を経過して,ようやく合同会社の活用が当たり前の時代になってきた感である。

「ムダ」とはやや語弊があるが,株式会社制度において求められている「必要なコスト」。これを負担に感じる規模の企業であれば,合同会社を選択するのが合理的ということである。
コメント