おてんとうさんのつぶやき & 月の光の思案 + 入道雲の笑み

〔特定〕行政書士/知的財産管理技能士/国家試験塾講師等が生業の巷の一介の素浪人の日常

少年と海

2018-06-15 | ◆ 国家試験受験サポート 〔 全 般 〕

 

海事代理士という資格を持ってはいますが

関連業務は 残念ですが それほど こなしていません

それに関連した周辺業務をしていたら

 

『・・・中学を卒業したら 漁師になって 深夜の海にも出て

汗をかいた後 オリオン座を見あげながら 缶コーヒーを

飲むんだ  ボクの夢なんだ なんてことを 息子に言われて・・・

ある意味うれしいような 本気なのかと心配なような・・・』

と お客さんとのプライベート話に 流れて行き

心の中で 

“ ・・・ムムッ・・・・どこか ヒッカカル 

 

・・・中学校を卒業したばかりの年少者が漁に出て しかも 深夜に

・・・・?

働ける ものか ??  ”

 

年少者の就業制限は どうなっているか

中学校を卒業する年齢だと 独り立ちの労働者として 使用され得ます
(さまざまな制限無しに という意味で このように言えます 
もっとも危険有害業務等での制限はありますが)
≪労働基準法56・62・63≫

年少者深夜業の扱い

水産業は深夜業の適用除外
≪労働基準法61≫

 

なので 彼の希望は 法的には叶いそうです

 

でも ほんとのところ 私も 心配です

が 本人の希望が 第一

親も 
まして 私が トヤカク言えることでは もちろん ありませんが・・・

 

実は このあたりのこと いわゆる実務書では不安で 労働局や
基準監督署にも確認したりした
ことがあったので

ホンノリ と 記憶にあったのでしたが

それにしても 年少者関係労働基準は とっても 理解に努力がいる分野

ということで 役人さんも 間違った答えをサラッと言い切って 謝ったり 
調査にそうとうな時間をかけたり

していました

 

入り組んだ法制になっていることは理解していましたので いっさい 失礼な

もの言いはしませんでしたが それにしても 誤った説明をそのまま伝えた

ままにしていたら お客さんに タイヘンな迷惑を掛けてしまうところでした

 

自身は そうした条文の怖ろしさを理解しているつもりなので 曖昧なときは 

即答を避け

調べなおして答えるよう 肝に銘じてはいますが・・・

ついつい 後で ドキッとする思いをしたりします

反省の連続 であります

 

そういえば 年少者関連法規は 社会保険労務士試験の重要な範囲ですね

 

                    はたけやまとくお事 務 所

 

                              

                   

 

 

 

 


たんたん と

2018-06-05 | ◆ 国家試験受験サポート 〔 全 般 〕

 

切磋琢磨して積み重ねた知識も 

試験現場で解答用紙に登場させ得ないのでは

悲しく 淋しすぎる

 

ケッコウある症例?は 

試験前日に寝つけない

結果 当日会場で 脳内ボヤーーン状態での受験終了

 

『試験の前の日 どう工夫しても 寝つけなくって・・・なにか

いい方法って ないものでしょうか ? 

ハタケヤマさんは どんなふうにして 前日を過ごすのですか?』

 

要するに 試験を前にしての 昂揚 のなせること では・・・

 

 

耽々とすることなく  坦々の日々の作業物を  淡々と出庫していく

 

 

耽々とし過ぎると 疲れやすい(エネルギーの効率配分が困難となる)し

 

坦々の日々を持ち得た (年中日々平安ではなかったとしても

とにもかくにも 学習チャンスを得られた日常があったのだ)

ことに感謝しつつ

 

今まで積み重ねた力を 貯蓄の場から 淡々と 開放してやる

(できるだけキチンと

解答用紙に整列させて)

 

ということで 試験が迫ってから無理やり そのように思うのではなく

試験直近時だけではなく 日頃から そのような 淡々 坦々 耽々 の意を 

折々 

思ってみては

いかがでしょうか?

(なかなか 難しいことではありますが・・・私自身も なかなか 

いつもいつも というわけにはいきませんが・・・)

 

自身も 未だ 一介の受験生という人生の部分を背負っているので

また 国家試験等資格塾講師 という立場もあるので 記してみました

が 少しでも参考になるなら うれしいことなのです が・・・

 

 

 

当地は 栗の生産も盛んな地

栗の木が 裏庭先に 広くあり 今の時期は その独特の香が 我が家をも包み

これから梅雨入りなのに 昨日今日当たりは晴れ渡って

初夏の薫りをも感じることができて 

少々 うれしい

(もっとも あの香 強過ぎると特に 苦手な方も タクサンいますが・・・) 

お互い 健康に 気をつけて 微妙な? 気温変化に注意しながら

日々 過ごしたいもの ですね

 

お元気で                

 

 

                                                                                           はたけやまとくお事 務 所

    

 

 

          

 

    

               

              

      

 

                    

       

          

    

               

          


壁の正体

2018-05-10 | ◆ 国家試験受験サポート 〔 全 般 〕

 

久しぶりの ブログになりました

ビックリするほどの 速さで 今 平成30年の月日も流れていることを

実感

この 時間の過ぎ行くことに対する感覚というのは 実に不思議なものだなー

と あらためて 人間の五官と五感との絡みを含めて 思ったりした 本日でした

ときには ユッタリと ボヤーンと ホンワリ 余裕の思いの時を抱えての年月も

あったかなー そういえば あったような? と 事務所の窓から 天気雨の空を

見つめていたりしたもので・・・

  

さて 行政書士の業務と マンション管理士の業務などと並行して

ときに 国家試験受験者の相談にのることも ひとつの 私の業務ともいえる

ことなのですが 

その糧となっているのは 自身のさまざまな受験経歴の経験上から

得たものとか 同志から頂いた貴重な教訓とかが多いのですが 

ある日 ふと思いついた

結晶のようなものも 糧のひとつであります

 

先日 某受験生に伝えたことは

≪学習への思いを遮っている壁を見誤るな≫ ということでした 

受験生活においては 幾度か どうにもモチベーションが霞む時

あるいは 長いスランプの連続

挫折感に近い思いがのしかかるような時から逃れられないような

時期があり得ます

訳が分からないまま そのまま 学習から外れて 

心の熱が冷め ますます沈んでいってしまうような・・・

このようなときの対処として

“ もしかして 試験制度それ自体を モンスターのように感じてしまって

いるのではないのか 

正体の知れない 魑魅魍魎の怪物のように思ってしまってはいないか

 

這い上がれない壁になっているものとは・・・どのようなものなのか

ジックリ見つめてみることも 大事ではないのか 

ただただ 静観しているよりは

正体を捜してみないか ”

 

そう問いかけて 諸々 考えてみる 

試験は 競争であることは 否定できない 受験生であるなら その事実から

眼をそらしていてはいられない

競争の相手は 試験制度というなんとも厄介な不気味なもの

そのものというのではなく 

実は 自身と同様 合格という栄冠に向かって 日々 自己との

格闘をしている 他の受験生 という答えもあり得る 

とするなら 肝要なことは 受験生として 正々堂々 相手以上に努めるしかない

という シンプルな情況をシッカリと素直に見て 臨むことなのではないのか

 

こういった なにをいまさら というようなことを ボンヤリと意識できたのは

恥ずかしいかな 自身が そうとうな年齢を重ねてから ある日 ポツン 

という感じで得たものでした

 

自分が受験生として熱い思いを闘わすべき相手は 試験制度自体などというもの

ではなく 自分と同様の一介の巷の学習者さんたち とも捉えることもできる

そう思って なんとか  以前のモチベーションに

帰って行けるかもしれないではないか と・・・その相談者に話してみたのですが

 

試験 日々増大していく 試験という名の巨大存在 

実際 君の前の壁は そういったものなのか ?

実は

競争すべき真の相手は 見据えることのできない不気味で超抽象的なモンスターっぽい

試験制度 などというものではなく

人数が限られている合格ラインに入り込む という 実にシンプルな 志を同じくする者との

日々の努め合戦

なのではないだろうか

 

まったくのところ 自身は この程度のアドバイスしかできません 

でも この思いは ハッとするほど シンプルだけど重ーい 自分が自分に

伝えたものだったので(できるなら もっと もっと 若い時代に気が付きたかった

ものだった

のですが その頃は ただただガムシャラで 徒に ショゲタリして・・・

そんな 単純な 小学生でもわかるような事に気付くこともできませんでした

こう言っては 小学生さんに失礼でしょうが・・・)

 

というわけで まだ まだ ガンバッテ 自身も学習します

合格者となれるよう 真の相手より 少しでも内容を習得できるよう

 

繰り返しになり恐縮です が

競争すべき真の相手は 見据えることのできない不気味で超抽象的な

灰色のモンスターっぽい

試験制度 などというものではなく

人数が限られている合格ラインに入り込む という 実にシンプルな 

志を同じくする者との

努め合戦 とも見えるのが 国家試験受験生の日々(国家試験に限りませんが)

 

という 本当に恥ずかしいようなアドバイスを記した本日のブログ

ですが

あえて 記しました

もしかして 遠い過去の自分のそのときのような 希望が磨り減っていくような

灰色の受験状況に

陥ってしまっているかもしれない受験生さんのための 

もしかしたなら

起き上がり小法師 にでもなれることがあるかもしれないことを祈りながら・・・

 

もしも 君のその熱が少しでも残っているのなら

気分転換をして また 基本書を開いてみては いかがでしょう

悔いを できる限り 残さないためにも

人生は ほんとうに 一度だけ 

それにしても 重い言葉ですね 

あらためて そう 思いました

                    http://toku4812.server-shared.com/

 

    

 

 

          

 

    

               

                    

    

      

 

 


今と昔の資格受験時代

2018-03-13 | ◆ 国家試験受験サポート 〔 全 般 〕

 

 

 

いろいろな資格試験との付き合いの私の人生です 

ともに歩いてくることができた というか ともに歩かざるを得なかった 

というか 歩かされた とでも言うべきか・・・?

係わりがあるのは7個ほどの国家試験とその他準国家試験

のようなものと民間資格など さまざまですが 6個挙げてみました

合格しているものであるとしても 実務上で 日々 学習の相棒さん

達です

 

それぞれに 愛着?があり 受験した経験上で感じたことを

極く簡潔に記してみると

 

 

マンション管理士試験⇒ 制度の必要ありとの国の思惑が 

            マンションに関する行政上 より強かった?ことで誕生した試験

            であるとも表現できそう

            築40年以上の建物が増えていくこれからが正念場の試験とも言えようか

 

            潔い試験と思う

            その理由は 他の試験に比し

             職務経験・公務員経験・大学院卒業資格 等

            のようなものに対する優遇措置はないといえるから

           (管理業務主任者合格者に5点免除制があるがこれも 
            管理業務主任者試験の実受験合格者に与えられるもの)

 

行政書士試験⇒ 合格点設定があり それを充足すれば可とし 

           合格人数制限がないといえる(〈ほぼ6割獲得〉が原則のようだが

           問題の難易・出題ミス配点措置等により合格率がそうとうな幅で変化

           することがある おおよそ2~20%の範囲というほどに)

           行政法関係の攻略に不安がないかどうかが 合否の分かれ目ではないか

           と 私は思う

 

 

管理業務主任者試験⇒ 法規とともに建物構造知識など マンション管理会社に必須

          という性格から より実務を意識しながらの知識習得を求められるといえるだろう

          どのような資格業もタイヘンな時代だと考えられるが

          マンション管理業フロントとして活躍の場が与えられる というかそのための
          資格とも言えるので

          就業への直結度合いが高く 受験モチベーションのあり方が合否にそうとう影響する

          とも言える資格なのではと思われる(宅建士と同様 企業内で資格取得が至上命令

          であったりする)

 

 

宅地建物取引士試験⇒ 学習の仕方によるが 無味乾燥知識詰め込み暗記そのもの 

          というイメージがありそう だが 視点を変え学習のポイントを掴めば 

          なかなか整合性のある興味深い知識の試験であるような気がするのだが・・・

          往時のイメージとは異なり そうとうに難易度が上昇していると感じる

          国家試験に挑戦するなら まずは ここからと言われ続ける理由は?

          もしかすると ほとんどの試験に登場の民法という科目の存在が大きいのかも? 

          遠い昔は 資料を眺めながらの受験もOKだったという今では信じられない

          時代もありました

          (私の受験した以前のことですが そのときは羨ましいと思ってしまいました)

 

海事代理士試験⇒   受験者数は少なく 合格率だけからすると 難易度はさほどでない

         ように見えるが 実際は必勝を期して集合する層の者が集中学習して臨む試験

         (記念受験や お試し受験組は極く少数と思われる) 

         特徴的なのは マークシート式でなく(受験者数との兼ね合いか?)学校でみられる

         筆記試験そのもので 漢字の誤りを試験後に反省することもある?方式 かつ 

         筆記合格者に口述(試験官に言葉で答える)試験が課せられる その緊張感たるや・・・

 

 

社会保険労務士試験⇒ とにかく知識量(率直に言って読解力も必要だが そうとうな暗記力と

         試験直前期間集中力も必須と思われる)

         かつ 文言に対するこだわりの姿勢と定義の正確性の追求

         試験時間(問題量との兼ね合いの配分も含め)との格闘

         (午前80分 午後210分 計4時間50分)

         足切りに負けない強い精神力(一点の不足で しかも 場合によっては

         重箱のスミのような?110点中の一点で いかに総合点では合格ライン

         をはるかに超えても 落伍 

         そのようなことが6年も続いた受験者がいたとか?真実に近いというより

         真実そのもの・・か

 

 

というようなことで これらも折に触れ 記してみます

 

        国家試験等資格塾講師としての 一面もあります私めでありますので

 

国家試験受験に関しての諸々相談も事業としております

 

受験学習の手法 などなど

 

相談をお受けしています( メール ・ 電話 ・ FAXでどうぞ)

 

Toku4812@star.ocn.ne.jp  ☎ 0296-77-5701  FAX 0296-71-8030

   リ ン ク  

本日は コマーシャルを兼ねさせて頂いております 

どうか ご容赦を                              

                       

 

    

 

 

 

          

 

    

               

              

      

 

                    

       

          

    

               


ある思惑

2018-02-27 | ◆ 国家試験受験サポート 〔 全 般 〕

 

艶歌も JAZZも クラッシクも ポップス(今はこういう言い方じゃないのかな?)もロックも 新内も

ある意味節操もなさすぎる?くらいにミュージック好き人間で

一番はJAZZ なのですが

 

朝は なぜか ドビッシーの <夢><月の光>

中学校の音楽の時間に聴いた ハイドンの <弦楽四重奏 皇帝 第二楽章>

あたりからのクラッシックが先行して ささやかに 事務所にBGMを流します

そうすると 今日も行こうぜ という気分になるのです

 

中学校の国語の教科書に芥川龍之介さんの文が登場した時 

“・・・靄(霧?だったか)の中からぬっと牛が現れて・・・

愛と嫌悪とを同時に覚えた(感じた・・だったか?) ”というような文章があり

その “ 愛と嫌悪 と ”を というあたりに

なにやら それまでの自分の人生には少しもなかった なんとなく チョットバカリ

人生とニヒルさ なんぞという 生意気な心を覚えたような 記憶が 

ボンヤリありました

 

自分の場合の 愛と嫌悪 の対象になったひとつは 国家資格挑戦

という経験でした

ある資格を得たいがために 無茶を重ねたような生きかたでもあったので

愛する資格であるとともに 心のどこかで 少し 嫌悪もトキドキ顔を出したり・・・

 

 

ある思惑があって 可能な範囲で調べて このブログに必要な部分を

記してみたのでした

 

  数種 国家試験の参考案内 [29年度における概要]

(試験日・合否発表日・合格平均年齢等・合格最高齢者)

マンション管理士・( 11月26日(日) ・  1月12日 )

           合格平均47歳   最高83歳)

行政書士・       ( 11月12日(日) ・ 1月31日 )

          40歳以上48%  最高75歳)

管理業務主任者・ ( 12月  3日(日) ・ 1月19日 )

          合格平均42歳  最高86歳)

宅地建物取引士・ ( 10月15日(日) ・ 11月29日 )

          合格平均35歳   最高89歳)

海事代理士・ (  9月29日(金) ・口述12月4日(月)  ・ 12月中 )

社会保険労務士・ (  8月27日(日) ・ 11月10日 )       

         40歳以上59%   最高74歳)

 

司法試験改革の 発端の一番の理由は たしか 合格者年齢の若返りを図る

ということでした 

その頃の要請で 資格の自由化を目指す国際的な流れとか 各国間の協定の

妥協に必要とか 改革の諸々の要因はあったはず でしたが 最大の大義名分は 

[合格年齢の若返り]

でも あれほどのエネルギーと混乱の結果が 今の状況で その当時も

私の記憶では とても理解できないような小細工を施しても 2歳くらいの若返り

だったような・・・ 大学を終え 予備校に通い なんとか 30近くで合格して

修習を済ませた段階では 30歳代そのもの  これをなんとかしなくては と 

第一線の学者さん 役人さん お偉いさん

がた?が アーダ コーダ と いじくり回したのでした が・・・

 

資格挑戦は それこそさまざまな動機からのスタートなのでしょうが 載せたデータから

すると 思いのほか

中高齢の合格者さんが多いことに 今さらながら 複雑な思いをさせられます

だからどうだ というような結論を見るためにこのブログを記したのではないのですが

自分の思惑というか 年齢関係は想定内の数字ではなかったので 驚きに近い思い

 

あくまで 資格者登録関係データではなく 受験関係のデータですので

受験科目一部免除制や 公務員特権部分を含んであるような受験も

あるやもしれませんが

いずれにしても 最高年齢に89という数字を見たときは なんとなく 嬉しかった

のですが その わけは自分でも ハッキリとはしません が・・・

 

ということで もし 受験を考えているような方や 受験を勧めなければならないような

立場の方には 多少参考になるかもしれない 本日のブログでした

 

 

それにしても これからの資格業には どのような近未来が待ち構えているのでしょうか

アチラコチラで ロボット君たちが活躍しはじめていますが

負けないように というか いずれは そもそも 一緒にはリンクを滑らせてもらえない

ようなことに なってしまうことも アリ なのかなー ? ? ?

 

 

とにかく コーヒーをいただきながら アーダ コーダと チョット 考えてみることにしよう

 

これからの MY WAY を

                      

 

    

          

 

    

               

              

      

 

                    

       

          

    

               

 

 


たった一回で成就

2018-02-07 | ◆ 国家試験受験サポート 〔 全 般 〕

 

 

( 本日は 極々 シングルサイズで )

 

 

先日の某研修で ある国家試験の問題作成者でもある高名な大学教授氏が

自分が問題作成者の一員で 試験委員である○○国家試験だけれど 今 
受験生の立場であるとして 己には合格の確証を ほぼ持つことができない 

などと・・・ 

モチロン ジョークで言っていたのでしょうが あながち100パーセント

のそれではなく 謙遜からのことであったとしても もしかすると 35パーセントは
本心かも・・・? などと

思ってみたりした

 

同業の方の中にも 『 アッサリととれた資格なので 訊かれたら 受験を

すすめるようにしていますヨ 』 それこそ アッサリと言い切る方が居たりして

 

“ 自身が受けたときとは隔世の感がある 今の 国家資格試験の出題内容

  この方は あのような難問を眺めたことがあるのかな ? 

 そのもの言いはチョットバカリ お気楽過ぎ 無責任とも言えそうですよ ?? ”

 と つい 思ってしまったことも 幾度か・・

 

『 初めての受験で 一発で 合格できるなんて

  しかも ゼロの知識から 働きながらでも ○ヶ月で


  ・・・・そういうことなら 自分も 

 取っておこうかな・・・ 』

 

私の周囲でも 仕事柄 付き合い柄 各種国家試験の話題が出ることがときどきあり

毎年 合格率など 気にはなります

今回の行政書士の合格率は やや高め ? でしたね 

私の感覚では 記述式など ズバリ 受験生としては絶対に覚えなければならない条文
そのもの みたいだった?ので

そういったところの結果だったかな などと 勝手に思っていますが

 

試験によって 一定ランクの成績なら 人数にかかわらず 合格

あるいは ほぼ例年通りの点数獲得でも 通過できる人数制限?みたいな
ものがあるもの

さまざまな 国家資格試験制度がある とも言えます

 

試験に関する 諸々の思いはありますが

前記の 青字の部分の言葉は 特に 気になります

他の場でも見聞きしているかもしれませんが

その 一発合格者さんは 実は 数年を費やした準備で 満を持して

もしかすると?受験塾さんの広告塔となるべく 完璧な援護と協力の下

周到に企画された 結果かもしれません ??

いかにも それらしいな というようなことがアルヤモシレズ?

と 感じずにはいられないようなことがあったりしたものですから・・・

ということで つい 記してしまいましたが 

どうにも理解しがたい
キャッチフレーズがあったりするもので・・・

 

4年間受験を控えて 5年目の 初回受験での合格

かたや

4年間 毎年受験の 5年目の 5回目受験での合格

どちらも 努力の賜物ではありましょうが・・・

内実は イロイロ でありましょう

 

年間数十万円もする 受験塾を 数年 というか エッというような期間継続

している受験生などいると 本人も 親御さんも なかなか話題にしにくい

ことだけに 周囲の 率直なアドバイスも必要かもしれないなー

などと 余計なおせっかいをしてしまいそうになります が・・・なかなか

実は 親しい間においては余計に 言い出せない ことでもありますネ

 

 

受験者さん 一応 自分を見つめながら 周囲をみつめながら その資格の

内容・制度と自己の立場と 巷の需要と供給を できる限り検討のうえ

受験生活に入る ということも とても 大事なことと 思われます

まさしく 人生 さほど長くはナイ という現実もあります

 

実のところ 受験 ということに関して 意見ができるような経歴は持ち合わせて

いないという人生でしたが・・・まあ・・・思いを述べる程度なら 許していただける

かも ということで・・・

 

やるからには ガンバッテ 悔いのないように とまでは言わずとも

悔いが少しでも小さくなるように 

ガンバレー

 

余計なお世話で スミマセン

どうみても 踊らされている?ような雰囲気の受験生さんを見ると

ツイツイ 

ということで 言ってしまっています

 

 

一言で言えば

 

受験生活というもの
自己決定による 自己責任の世界

 

ということ

 

その あたりまえとも言えることを

なかなか キチンと 見ることができない というか 

シッカリ見るべきということ に そもそも 気付くことができないのが

一番の問題点 なのではないかな・・と

 

 

 

本日はショートで なんて言ってて またまた それなりの分量に

なってしまっていて・・・ まったく 

言行不一致 も いいところですネ

 

さて マンションの諸々の診断関係などを控えていて 

お仕事続行です

                    

 

    

   

          

 

    

               

              

      

 

                    

       

          

    

               

 


トキドキ どきどき挑戦

2017-12-11 | ◆ 国家試験受験サポート 〔 全 般 〕

 

資格業の仲間の先生方は

どういうわけか? 仕事柄か? 学習意欲が強い方が多い

すくなくとも 私が懇意にさせていただいている方たちからは

自身 おおいに刺激を受け その資格試験挑戦ぶりを伺うこと

しばしば

それも 難関試験

 

昨日は マンション関係のセミナー・相談会に同志が集まったのだが

そのひととき 保有資格について チョットした雑談タイムがあり

貴重な珍しい資格証明証を拝見したり それに類した思い出話など

について 

和気あいあいと 時を過ごした

 

 

自身も 社会保険関係知識は仕事上必要とすること多く 折に触れ

条文ぐらいは 眺めたりしたことがあったし たしか3号相談業務自体は

資格保持者に限らず可能なのだが  どうせなら

挑戦だとばかり 今年8月は社会保険労務士試験に挑戦

結果は 総合点では合格ラインを超えたが いわゆる足きりに

ヒッカカリ 残念

でも これで サヨウナラはいかにも悔しいので 後 4度か5度くらいは

続けてみようかな もっとも イキナガラエテイレバ だけれども

(話によると 5年も6年も連続で一点足りずに  泣く人も

おられるとか・・・)

当日 暑い盛りの東京の試験場 日大法学部 とやら

大学の法学部は 自身の 夢でもあったので チョッピリ 楽しかった

ああいうところで 教授の講話を聴けたのだろうか と想像しただけで

本心 羨ましかったなナー

社労士試験挑戦も 例によって 当然 独学 (予備校というのか受験塾

というのか

そういうところとは 今までの資格試験においても一切 縁が無くて

縁?(別な言い方をすれば お金と時間)があれば もちろん 利用したかった

けど そんな贅沢は 夢のまた夢 別世界だったので

(もちろん そういう途を歩んだのは 自身の決断だし 歩めたことだけでも

幸せだが・・・)

 

というわけで複雑な足きり作業があったんだろうなー と思わざるを得ないような

第49回 社会保険労務士試験 成績(結果)通知書 を机の前に貼って

にらみつけて(冗談) 1点足りなかろうが 5点足りなかろうが しばらく

は夏の東京で受験しようと思っていますが・・・

 

それにしても 択一式7科目 各々にも

選択式8科目 各々にも  オール 足きり制あり 

総合点では合格者を遥かに凌いでいても たった一科目の一点のために

涙を呑むことも 

規準があってないような 超ワンダーランド よくも長い長ーい間 不合理とも

思える仕組みに 文句が噴き出さないものだと そこのところに 妙な 

感嘆符

 

以前にも 少々 そのあたりのことと 各種試験における公務員優遇制

について記してしまったりしたけど・・・

私の知る限り 

純粋に 免除とか優遇とか 意味がある合理性のある仕組みならいざ知らず

ワケノワカラナイ どんな言い訳があるんだろうかと訊いてみたくもなる

足きりなど という仕組みがない

潔い試験

「マンション管理士試験」 のみ

もちろん 私の知る限りではのことで

他にも存在するかもしれませんが・・

 

 

とにもかくにも 受験生 ガンバレー

とくに 苦学生 ガンバレー ガンバレー ガンバレー

 

好きだなー 苦学生って言う言葉

なんとなくいいなー 

いかにも 

「昭和風 味付け」 

みたいで

 

 

最近 ヤタラ 昭和歌謡なんぞを Uチューブなんかで探したりして 

そのあと ビートルズを聴いて コルトレーンを聴き続けたりして・・・

変なオジイサン

                           

 

    

      

          

 

    

               

              

      

 

                    

       

          

    

               

 


コンサルタントと資格

2017-02-28 | ◆ 国家試験受験サポート 〔 全 般 〕

 

コンサルタント という語句が名称そのものに組み込まれている

[国家資格]とは? という疑問が フッと 浮かび

一応 ザッと 調べてはみましたが・・・

☆ 労働安全コンサルタント

☆ 労働衛生コンサルタント

☆ キャリアコンサルティング技能士

 

ということで 社会・労働保険関係分野に登場

 

いわゆる [公的資格] や [民間資格] という類にも

資格名称に『コンサルタント・コンサルティング』が直截登場の

資格は 極く少ないようで・・・?

 

コンサルタント業務 ということに関し

労働社会保険諸法令知識も 私のような業務においては必要となる

場面が 多く

社会保険労務士さんの業務のうち いわゆる3号業務(相談・指導)は

社労士さんの独占業務ではなく 私でも自由に行える範囲のもの

ですが それゆえにこそ? 曖昧な知識での対応には 充分に
注意せねば

と 日頃 こころしているつもりなのですが

最近も ≪介護保険における第1号と第2号被保険者での保険料徴収と

介護原因と特定疾病の扱いの差異≫ を 再確認してしまいました

加齢に伴なう16種の疾病のこと等 新しい成年後見制度の発足時代

から 介護保険の仕組みとのかね合いで サンザン 見直し確認していた
つもり
でしたが・・・

認知症の方でも介護保険の恩恵を受けられるよう 後見制度も

整えなくては という意味あいもあり

双方 平成12年の4月に施行でした でしょうか・・・


自己の知識の曖昧さに 
おおいなる反省をさせられました

 

 

現実の巷 実務上では 

コンサルタント と名乗るについては ほぼ オールフリー

要するに 需要と供給の問題で 当事者が了解すれば

どのようなルートで 諸々のアドバイスを受けようが授けようが

自己責任

これが 今在る 姿ではないかと思慮されますが・・・

ことの是非はともかく どのような業界であろうが お客様に 
資格 というものの価値をジックリ
判断していただけるよう 日々研鑽していくことこそ 肝要
では と 自己の意見を総統括 

なににしても 資格のたんなる押し売りでは 話にならないことと
いうこと だろうなー

そんなような思いにさせられた 本日 午前中の一コマ

 

おおよその資格業生業の舞台で囁かれるところの
“ あれほど苦労して手に入れた資格だっていうのに・・
 この業界の現状は・・・なんたることか ”
と項垂れてばかりでは 寂しいばかり

もちろん 生きながらえていくべきルートは さまざま
限度無き固執ばかりでは問題だが それでもなんとかという
気概も
大切なのかも と・・・

それにしても いろいろと 生業の厳しさをことさら感じさせられる

世相ではありますようで (ことのほか やっとこさで手に入れた資格の
門出での風の冷たさが
凍みすぎるようです)

でも ガンバレー

自分の場合は ほぼ1年半は 依頼無し ? というような状況だった

ような記憶がありますが・・・こういうことも日々曖昧になってしまう

 

 

昨日のブログでも述べさせていただきましたが

3月1日 つまり明日 茨城放送にて マンション管理士会への

インタビュー放送がある予定でした が

放送局側の諸事情により

3月15日
放送

と 
変更になりました

まことに 恐縮であります   

 

 

    

          

 

    

               

              

      

 

                    

       

          

    

               

   

           

 


無茶をするにも 程 がある

2016-11-26 | ◆ 国家試験受験サポート 〔 全 般 〕

 

(本日は 超個人的記事 ともいえる ブログ内容です
そうしたことは ほぼ無興味 という方は どうぞ
スルーを 
お願い申し上げます

ある思いが募って ついつい 記してしまったのでしたが・・・)

先日のクラス会のお別れ時近く
悪友の一人が とつぜん 学校時代のこと その後
実社会に出てからの 暫くのこと
などを
北国の海が眺められる二人だけの窓辺で トツトツと
語り始めました

いつの日にか 級友のだれかに 伝えたかったある思いが
為せたことだったのでしょう・・・

いつだったか 私も 親友と トツトツと 
いろいろ訊ねられた折
語り 
『 無茶をするにも 程というものがある とてもとても自分には考え
られないことだ 』 と その友に言わせ 
≪しょうがないなー≫とでもうったえているような面持ちに
させてしまったこと・・・ 

懐かしく思い出します 

 

若かりし頃
どうにもこうにも文系の大学に進みたくて 
しかし 貧乏もいいところということで
学校は 高専を特別奨学制度を利用しての ヤットコトサの 入学

大学へは 経済的に とても進めない あきらめるしかない ということと 

学区制改編があり 希望の普通科高校
は受験禁止となったりし・・・

普通科高校へ通う気はマッタクなくなり
そもそも気が向かないのを承知で(自己責任ですが)
工業高校と国立工業高専を受験したのでした

卒業したはいいが 約半年で 某民間会社を退職
某試験を受けたくて その後の とんでもない目標を抱えた
京浜蒲田周辺での新聞配達の生活となります

その試験は 往時から 最高の難関
しかも 受験資格は 大学卒
バリバリの著名な法学部を出て なおかつ おおよそ その後予備校
に数年通って
ナントカカントカ合格する者は 40人に一人 ときによっては
それ以上の倍率

そんな試験に挑戦
どうせやるなら 一番困難ものをやるんだ
とばかりに・・・

大学を出ていない ので 大卒並みの知識を保持するものか否かを
検査されるごとく これまた モノスゴイ
倍率だった 一次試験を経なければならず・・・
これも当時の境遇からして 当然のごとく 全科目 完全独学
なんとか それをくぐって 今度は 登場する法律用語は
すべて辞書で調べつつの これまた全科目完全独学

教室での授業 なんぞ 一切経験無し 
ましてや 予備校なんぞ
夢のまた 夢

家族の生活の糧のためにも 労働は一時期たりとも隙間なく
連続

そんなことで 東京から北国に舞台をうつしての 主に郵便
配達をしながら 法律の学習を
自分の独力だけで続けるしかなかった日々でしたが・・・

幸せだった 

なにがって 好きなことを やってみたかったことをできる喜びの日々
だったのだから
そんな無茶を許してくれる 家族(まず なんといっても 妻が理解して
くれていたこと≪貧しいながら学習本の購入は すべて許してくれた≫)
に囲まれていた 

憲法条項と法律条項の関係は などという根本的常識とでもいうこと
さえ ボンヤリとしか理解できないような状態でのスタートライン
かたや 試験場には 法学部卒ばかり のような・・・
なにしろ 自分の最終卒学校は工業系
文系の教科の高校レベルの知識は ゼロ 状態 
一次試験は2度目の試験にて どうにか通過
二次試験(短答式)は6回目で 初めて合格 その後 数回

二次試験の論文式には どうにも 立ち合ってもマワシもつかむ
ことができないようなことで・・・

雪道の外仕事から帰って 急いで食事をすませ 机には向かうが 
どうにも頭の芯が ボヤーッとしているような そんな日々に悶々と
しながら
も・・・・

若かりし頃 自分を支えたキーワードは 
『大学卒程度の知識も 法律も 日本における表現なのだ
それなりの読解力さえあれば 超専門的な分野でも
たぶん 理解は不可能じゃない
10回読んで だめなら 20回 20回で カジラレないなら
次の日に また その読解に挑戦すればいいだけ
どっちみち 乏しかろうが自分には 自分の力しかない
のだから 
続けるか やめるか 
どちらかしかない』

ということで とにもかくにも 読解にさえ近づくことができれば
あるいは ナントカナルンダロ・・・・という一念

今の業務における調べごとも この精神で
理解できるまで とにかく 挑戦
もっとも 理解できないまま お客様と対応など
モッテノホカ ですが

若いということは たしかに オソロシイ 面もある?

 

今保持している国家試験資格は 全部 完全独学
いわゆる模擬試験すら 参加したこともありません
さいわい 一回目で スルー

世には 私など どうにもオヨバナイ すごい方も
おられること モチロンですが・・・負けないように

未だに 某 最難関試験のことは どんな高性能な消しゴムででも
心というところから 消しきることができないでいます

 

『 無茶をするにも程がある 』 

とても とっても 愛おしく 懐かしい言葉です

もっとも 自分自身は 愛おしいセリフなんぞと
のたまっていればよかった身でしたが
周囲は おそらく あきらめていたんでしょうネ

“ トクオのいいように 生きたいように 生きてネ
つまるところ キット そうするんでしょうけど・・・ ”

まったく どうしようにもない 無茶 というより
超ムチャクチャ人間たる 一介の素浪人人生であります

 

さて あらためて 新標準管理規約と
ジックリ
格闘したいと 思っている 本日

国交省のホームページには 新も旧も
載せて 一刀両断的にすることを避け あたらしいほうを
ことさら 目だたせさせすぎないようにしている?ような?

いろいろ 議論を引きずっているような?部分が
諸々 散見されますし・・・

 

今日は 高層マンションの固定資産税見直しに関する記事など
インターネット上で 見えてました

昨日まで 初雪の名残の当地でしたが・・・

いよいよ 十二月ですね

年内に終えたいことをピックアップして
態勢をととのえなければならないと・・・

その前に 大好物たる コーヒーを もうひとカップ
いただきます

 

                 はたけやまとくお事 務 所

 

 

                                     


合格率から見えるもの?

2016-01-28 | ◆ 国家試験受験サポート 〔 全 般 〕

 

寒い日が続きます

時期的には当然 ですが 年々寒さが堪えます

正真正銘のオジイサン という感が募ります が 

それもまた好し という雰囲気が 自身の心にはあります

さて 昨日 行政書士試験の発表があり

合格率 13.10% とのこと

私の理解ですが 聞くところによると 合格点数さえ超えれば

人数は問わない つまり 限定人数設定無し とのこと?

とすると 当然のごとく 優秀な受験生が増えている?

あるいは

問題難易度設定のあり方を やや緩めた?

 

仕事柄 他の試験情報も参考にするのですが

たしか 社会保険労務士試験 合格率 2%台

マンション管理士試験           8%台

でした

国家試験といえど このあり方は さまざま

たしかに 個性のある結果となりました が 主催者側の

思惑など いろいろあるのでしょうか・・・?

基本は 『その資格に見合う技量の保有者』 を合格者

とする ということでしょうから? 人数の多寡調整を取り入れる

という仕組みは 原則無し が在るべき姿では と思いますが・・・

予想もつかなかった 合格率の変動は いかにも不合理感を

覚えること あり です

 

たしかに 私の受験した国家試験数種のあり方にも独特の個性があり

例えば 国交省管轄の某試験は

マークシート式ではなく 全問 筆記にて 記号 文言を記載させられ

学校時代の 中間・期末テストを思い起こされました

当然? 採点側も答案用紙一枚一枚 ○×をつけることとなるのでしょう

し 採点者の主観は 入る余地がないのかなー と思うような場面も

あるようなないような? なにしろ 電子機器超無機質採点ではないので

さらに 口頭試問があって その試験官も第三者とは見えない

国交省職員?多数 

具体的な口頭試問の

スタイル ・ 口調 ・出題合性 ・ 採点裁量の幅など 当たり外れ?はないもの

なのだろうか・・泥舟・助け舟のあり様は???

など 受験者として とても 不思議な 不可解な 思いをしたものでしたが・・・

 

厚生省管轄の某試験の経験から

例えば 総合点100点満点で 仮に 97点を獲得していたとしても

細切れに設定される 各科目の最低点を切る科目がたとえ一科目でもあれば アウト

極端なことをいえば 総合点で 合格者に30点以上圧倒的に差をつけていても

涙を呑む こと 大いにあり という世界

そこで 当然に思うこと ?

『ほぼ満点とも言える97点獲得者が タマタマ 10科目のうちに一点不足だった

科目があった 

30点以上低い点で合格の者がいる状況

そのほとんど満点受験生が社労士となるための基準としてその仕組みの合理性を

納得させ得るような理由は 

まずは ただ一つ

《その落とした科目は 5問のうち3問正解を絶対的に要する科目である》 

というものに尽きるだろう が 

はたして 他の9科目では圧倒的に差をつけていることを凌ぐほどの理由付けとして

30点以上差をつけられてはいるが 設定されている足きり点を全部クリアーしている

ということが おおよそ 公正・妥当判断材料となるとする基準として 巷の理解を得られ

そうなものなのだろうか・・・

97点では落ち 67点では合格

まさに 合理性ある公正な理由付けになり得るものなのなのだろうか?

業務としては同一の 社会保険労務士としての知識として必要な 各分野設問間の

比較衡量において

労災保険の知識の1点 と 国民年金の1点 の 差は 甚大なものなのだ

というような理解を おおよその受験生が首を傾げなく肯定しえることとして一件落着と

済むことなのだろうか・・・

訊くところによると この 恐怖の一点不足のため 5年連続 泣いた受験生がいるとか

その出題たるや 専門家も一応に 《 まさしく 運に支配される としか言いようのナイ

重箱のスミ の スミ からの出題 》 というようなもの

なによりかにより私にとって疑問なのは そうした 不合理な仕組みに

受験関係者からの大きなボヤキ  主催者側からの 試験委員会など( 出題者など )

からの せめてもの感想発言が 

一切ないような

あるような??ことが 数十年? 続いているという現実・・・

ということで 世には いろいろと あります

 

さて 今 個人的には特に マンション管理組合法人化にも力をいれているのですが

この説明の過程で

法人化作業スタート時には 法人 というもの と 組合という団体 との差異

組合という団体と 法人格無き社団(いわゆる権利能力無き社団) との差異

管理組合法人と これらのものとの差異

を簡潔にお話させていただくこと多し です

『なんのために どのような必要があって 法人化を薦めるのですか』という問いに

少しでも 理解の手助けになるように・・

一歩間違うと 余計に理解の邪魔になる途ではありますが サクッとでも話すと

組合員さん 役員さんたちの眼の雰囲気が変わるようなことを感じることもあります

 

一番 ピタッとくる 法人化関連テーマは

【なにか事が起こった場合 マンション管理組合組織そのものだけではなく

マンション組合員個人としても どのような法的な責任を負うことがあり得るのか】

この点の説明には区分所有法の条文だけではなく

民法の組合契約との比較などを参考にするのも 一手法 というか 大事なことだ

と考えています

 

それにしても [組合という団体] あるいは [組合契約の基本]

民法典型契約の中でも 圧巻というほど 理解に苦労する部分ですネ(いつも

再学習するたびに そう思います)

《組合の債権 ⇔ 総組合員に合有的に帰属し、
各組合員は潜在的持分を有するにすぎない》

《組合員の一人が組合を脱退すれば、債権を含めて
全組合財産は残存組合員に合有的に
帰属する。
持分の譲渡という観念をいれる余地がないから対抗要件を必要としない。

債権合有持分の処分は他の組合員や組合と取引をした第三者に対抗できない。》

《組合の債務 ⇔ 組合の消極的財産も全員に合有的に帰属。

第一に、金銭債務のように可分であっても、数額的に分割されずに、
全額が各組合員に
帰属し、組合財産を引当てとする合有的債務。

第二に、これと並んで各組合員は、個人財産を引当てとする個人的責任を負担。

第一を行使か第二を行使かは、理論上主従の差なく、債権者の自由。》

 

これらのことなどに限らず 組合関係理論 必要にせまられ再読するたびに 

自身の知識の精度を疑ってしまいそうになる

が 鋭い感覚をお持ちのマンション住民さん多し

曖昧な理論じゃ とうてい 太刀打ちなんぞ 無理 であります

さてさて お仕事 再開                            

    冬も嫌いじゃないけど あと何日寝たら  春風さんが届いてくれるのやら