今日は少しだけガンバッタので
17時過ぎから ジェリー・マリガンを聴きました
彼のバラードものも大好き
バラードものは けっこう裏切られたりしますね
とにかく一応は心に飛び込み
あまり難解なフレーズは無く
ひたすら センチメンタル・ナルシズムに奔っていても
まあまあのまとめ方で どこかで透明さや 軽さがほどよく
だいたいの心の波に
なんとか合い
つまり
イージーだからかな?
でも そのイージーさが妙に甘ったるくて
二度と流さずに しまいこまれているアルバムが
私には在ったりする
しかし その中にあって 繰り返し 繰り返し
ひどいときには 半日中CD回し放し O・Kという曲も
あることはあるんだ
ジェリー マリガンの MY FUNNY VALENTINE
仲間のチェット ベーカーとのものもいいけど
1994年録音のものがいいな
(CDタイトルDream a little dream)
1927年生まれだから マリガン67歳頃のもの
私の持っているベーカーとのものは 1952年録音もの
マリガン25歳のとき
年月を経て マリガンの温かさ(ほんとうのところは
ドンナ人物かはわからないが 音に頼った判断 思い込み)
がとてもいい具合の1994年もの
泣けてきちゃう(本当に そういうときがあるんだ)
マリガン1994年版マイ・ ファニー・ ヴァレンタインを耳に
すると
なぜか 父と母が30代の姿で僕の頭の中に登場し
それも いつも 炎天下の田舎の小路が舞台
僕は 二人の後から やや 欠伸顔でついて歩き
父と母は 眩しすぎる陽光を立ち止まっては浴び
立ち止まっては浴びしながら 到達地も決めてないような
気配でそぞろ歩き続けている
が
そんな雰囲気が嫌ではなく ボケーッと僕はシアワセで・・・
とにかく マリガンの このバラード 最高
なんだ 僕には だよ
今日は 私という表現より 僕という言葉でないと
どうにも 感じがね・・・
というわけで そのCDかけっ放しで このブログを書いて
います
超マニアックな記事で ごめんなさい