おてんとうさんのつぶやき & 月の光の思案 + 入道雲の笑み

〔特定〕行政書士/知的財産管理技能士/国家試験塾講師等が生業の巷の一介の素浪人の日常

落とし どころ

2014-11-22 | ■ 業 務 エ ッ セ イ

 

 

当地は 久しぶりの好天の週末

しかも 連休

でも 私は お仕事ですが

 

歳末商戦スタート なんぞのメールがあちこちから という感あり

ですが いまどきは 特別なことはナー いつでもどこでも売上高

を僅かなりともあげようと必死 という世相だし

でも いつもいつも おおよそ事務所内で文字などと格闘の日々が

多いので 「・・・たまには スーパーの雑踏に踏み込んで ボケーと

特別には購入予定などない品揃えを眺めながらのそぞろ歩きも イイカモ」

なんぞと思ったりしている 本日の昼前の事務所

ノルマ的に?日常家事のためのアクセクお店回りの主婦さんなどには 自由人の

セリフ過ぎて 怒られそうなこと ですが・・

 

 

 

 

さて 今 事情があり 集中的に行政法関係の調べものに追われているのですが

そのなかで つくづく思うことあり

“事が起き なんらかの解決をはからねばならないというとき この世の中 いわゆる

おおよそ 落としどころというものがあって 関係当事者も どうせ そんな流れで

そこらあたりのところに 皆が眺められるような落としどころも 見え隠れしながら

進んでいくのだろう ”

 

ある場合には 10年に近いような歳月と 何百人という参考関係人を巻き込んで

数億にも上るであろう費用とかエネルギーを要しながら 最後の最後に玉手箱

から出される 結末は 大事件の裁判事例 でさえ   

やっぱりな という言葉に迎えながらのものであるような

 

もめごとの落としどころ

おおよそ この世では そんなふうに 事は流れ 流され

町内会での隣近所トラブルのことでも マンション内規律違反の

処理のことでも 規模は違えど? 最後は いわゆる 

妥当じゃないのかな?

という 落としどころに 落ち この妥当 ということを 極々 乱暴に言ってしま

うと  常識 あるいは その周辺 ということに尽きるのでは

じゃ 常識って ? と問われてしまうと

一応 最後の砦 公序良俗のおおもと・公正なことのおおもと・公共の利益っていうやつ

公序良俗って? みんなにとって生きていくための秩序に良いこと

公正って? 公(おおやけ)が 間違っていないと思えること

公共の利益って? みんなにとっての 形式的でない 本当の利益

エーと マンションの共同の利益って?     上の言葉で考えてみてヨ

                    

で 落ちどころって? 

世の多数者が ほんとうのところ(形式的でないところ)で 利益だと思えるところ 

なんていうあたりの私の説明になってしまっていて

自身 心のなかで

Xという自分・・そんなわけで なんだかんだいって おおよそ答えは見えているとも

思うんです

 

Yという自分・・そんなことなら 誰が担当しようとどうせ落ちどころあたりの結論に

辿り着くことなんだろうから いっそ ドンだろうがなんだろうが ○○さんに全部まかせたら

 

Xという自分・・でも それをしてしまうと ・・・

 

Yという自分・・なんか不都合あるの? 面倒くさいじゃないの 結論はおおよそ見えている

というのに・・・大事件の最高裁判所の判決だって ハッキリ言って

   ≪・・だいたいの判決 こんなものだろうとは 思っていたけれど   例によって

     ○○など すべての考慮すべき点を比較衡量して△△とすることも考えられない

     わけではないが ■■とするもやむを得ないと考える

     よって ・・・≫ 式のさ

 お金と たくさんの人のエネルギーと 無駄ともいえそうな時間を潰してさ おおよそ

 の裁判の大見得を切る舞台づくりとセリフは想像できるでしょう

 どちらかというと 最後の砦の 最高裁 あたりが そうした決まり文句的な落としどころ

 ダヨ 

下級の裁判所よりもネ  やはり と言ってはなんだけど 大御所として高いところの意見が

大岡裁きっぽく 求められるだろうし ネ

 

Xという自分・・でもね ドンに任せてもいいけど その人がどんな場合にも 落ちどころで

落としてくれるとは限らないでしょ

大げさすぎるかもしれないけど そのドン どこかの国の演説催眠得意の 本物独裁者

みたいになってしまうかもしれないし・・・

自分の生きていく道は ドンじゃなく 自分のことなんだから 自分の責任でケリをつけ

なきゃならないんじゃないの

皆が ケリを放り投げたら 自分でケリをつけられない子供たちなんか どうしたらいいのか・・  

せめて これからも ここで住む というより 自分の選択でなくても住んでいかなきゃならない

あの子たちのためにもさ しっかり 考えて話し合っていこうよ

 

このマンション おれ 嫌いじゃないんだ

      あんたは ? どうなの ?』

 

 

なんてことを空想しながら 実務本とにらめっこ

 

 

さて チョット休憩して シャワーでも浴びて 髭でも剃って と

 

 

巷は連休初日の 事務所内 先日浮かんだ一句を眺めている

 

        なんという人生なのだろう 

                と言ってみても 

                      全部生きざま   

                              (2014・11・16 11:20 詠む)