先日来の とんでもない凶暴事件関係ニュースが流れ続ける休日
顛末を知り 久しぶりに 「 刑事訴訟法 」関係の基本書を眺めた
「有罪が確定するまでは 犯人ではない」
「被疑者の人権をも考えなければならない」
「たとえ 確定判決があっても 被告人の顔写真は明らかにされることには 疑義がある」
などなど 懐かしい言葉を 思い出したりもしたが・・・しかし
なんとも形容しがたい 暴挙の現場の記録を 被害者がなんらかのルートで 即 マスコミ関係?に
開示し? それが ほぼ 時を置かず ネット上に流れた か ?
犯行現場と解さざるを得ない映像が 国内はおろか 全世界でさえ閲覧可能情況となる
のに 場合によっては おそらく 数時間も必要としない のだろう
そうした 手段・手法を採り得た今回の事件においては ほぼ 間髪を入れない
行動が功を奏した と言えよう か・・・
当然のごとく捜査対象となるべく 人物たちの全体の顔写真 姿かたちともどもが提供され その者の
逮捕シーンまで
これまた アッという間に 巷に流れた
ある意味 捜査機関は おおよそ マスコミの後追い情況(あるいは同時追いかけ的のような・・・?)
そうしたものを 検察関係も 裁判関係者も 視聴可能であるわけで
まるで 犯罪ライブ劇場 とも呼べそうな・・・
特に 予断排除 とか 起訴状一本主義 だとかの言葉が 脳内を出入りしたが・・・
法的な諸々のことを思ってしまって 関連の知識の調べごとなどしてしまったが
すくなくとも 一時の 刑事司法の基本の枠では とても想定できなかったような
現実に 戸惑いを覚えたことは確かだった
ネット社会の 圧倒的ライブリアル感の力と ある意味の懸念 とでも感じられること・・・
事件によっては 扱いが 是にも非にも転がり得る ような・・・
いろいろな場面で 類似のことがマスメディア上に 驚くほどの速度で 選定基準も
あってないような規準で流されるようなことなのだろうが 率直に言うと
どこかで どうにも表現できないような不気味さをも 同時に 覚えたりもした
そうしたこともあるが それはそれとして
それにしても 今回の事件のとんでもない輩の とんでもない行動(どう解釈しても
人として 見るに絶えない暴挙である犯罪 を 見た) 許しがたいのは当然
被害者の方への思いは なんとも 言葉を選べないほどだ
その意味で ドライブレコーダーをはじめとする記録ものの進化には
感謝 ではあったのである・・・
とにもかくにも 厳罰を望まざるを得ない暴挙である ということは 真実
としか言いようがない情況
高速空間に ああした人間がいた という恐怖 およそ 今後 拭い去ることは
できそうもないことも 自身にとっては 真実そのもの
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