マンション管理士試験結果が発表されました
合格率 11.5 %
※合格者平均年齢 47.8歳
最高年齢 85 歳
合格最低点
50問中 40問以上正解
(試験の一部免除者は 45問中35問以上正解)
※ 問 4 については、正解肢のない問題となっていることが判明しました。
このため、問4 については、全ての解答を正解として取り扱うことといたします。
また、問 9 については、正誤の判定が不明瞭な選択肢があったことから、2又は3を
正解として取り扱うことといたします。
とのコメントがなされています
[マタシテモ か と 残念な思いをぬぐえません
受験生の方々は どのような影響を受けてしまったか
合否結果にどのように作用してしまったのだろうか・・・]
〔問 4〕 甲マンションにおける管理者が区分所有者Aである場合の管理者の立場等
に関する次の記述のうち、区分所有法及び民法(明治 29 年法律第 89 号)の規定に
よれば、正しいものはどれか。ただし、規約に別段の定めはないものとする。
1 Aは、集会の決議を経ることなく、共用部分の保存行為をするとともにその
形状又は効用の著しい変更を伴わない変更をすることができる。
2 Aは、甲マンションの大規模修繕工事について、自己の利益を図る目的で請
負契約を締結して工事代金を支払ったとしても、当該契約が集会の決議に基づ
き締結したものであれば、善良な管理者の注意義務違反を問われることはな
い。
3 Aは、規約又は集会の決議により、その職務に関し、区分所有者のために
原告となることができるが、その場合には、遅滞なく、区分所有者にその旨を
通知しなければならない。
4 甲マンションの敷地が、区分所有者の共有又は準共有に属しない場合、Aは
甲マンションの敷地に関して、これを保存し、集会の決議を実行し、並びに規
約で定めた行為をする権限を有する。
〔問 9〕 マンションにおいて共同の利益に反する行為(この問いにおいて「義務違
反行為」という。)を行う者に関する次の記述のうち、区分所有法の規定によれ
ば、正しいものはいくつあるか。
ア 区分所有者及び議決権の過半数による集会の決議があれば、義務違反行為を
行う区分所有者に対し、他の区分所有者の全員が訴えをもって当該義務違反行
為の停止を請求することができる。
イ 区分所有者及び議決権の各3分の2以上の多数による集会の決議があれば、
義務違反行為を行う区分所有者に対し、他の区分所有者の全員が訴えをもって
当該区分所有者の専有部分の使用の禁止を請求することができる。
ウ 区分所有者及び議決権の各4分の3以上の多数による集会の決議があれば、
義務違反行為を行う区分所有者に対し、他の区分所有者の全員が訴えをもって
当該区分所有者の区分所有権及び敷地利用権の競売を請求することができる。
エ 義務違反行為を行う占有者に対し、当該占有者が占有する専有部分の区分所
有者以外の区分所有者の全員が訴えをもって当該占有者が占有する専有部分の
使用又は収益を目的とする契約の解除及びその専有部分の引渡しを請求する場
合、あらかじめ集会において当該占有者に弁明の機会を与えなければならな
い。
1 一つ
2 二つ
3 三つ
4 四つ
リンクを記しておきます