おてんとうさんのつぶやき & 月の光の思案 + 入道雲の笑み

〔特定〕行政書士/知的財産管理技能士/国家試験塾講師等が生業の巷の一介の素浪人の日常

持分

2009-04-18 | ■ 業 務 エ ッ セ イ


落語には 大きく分けて 
滑稽噺
人情噺
怪談噺
が あるようです

人情噺が一番好き
芝浜文七元結など 何度出会っても いいなあと思います
まだまだ 聴いてない演目もあり いつの日にか
円生・志ん生・三木助・可楽・小三冶さんのもの揃えたい
と希望を持ってます

さて 仕事の話

民法と商法は 付き合う頻度の多い学習範囲
即 実務に反映すべきことが多いので 常日頃 
新判例など注意を
払っています(当然)

商法の改正も ようよう一段落からしばらく経て
なんとかジックリ眼をとおせるようになってきました
本日は 持分会社の 持分という概念を
組合契約に登場の場面でのそれと比べる
という形で点検復習

法上の組合契約での組合員脱退のときには
持分譲渡という観念は?”
少し?混乱が始まってきたぞ
苦手意識のある範囲で いつも 少々躓き迷います
まず 法律用語の整理整頓に戻り・・・
持分会社のときの持分概念は・・社員としての地位をいい・
組合契約でのそれは 個々の財産等の合有権利の割合を・・・・・

さて コーヒーでも飲んで 考えの整理整頓を繰り返そう


本日は ご近所の土地分筆のための境界確認立会いで
始まり その他諸々の演目登場の コンナ具合で半日が
過ぎ・・・

休憩無しの午後の部のお仕事に突入という
我が13時の事務室風景です

              

 

                                               


 

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トラブル

2009-04-16 | ■ サマザマな おはなし

物事 順調に進むのがよいことは 当然
しかし トラブルも アクセントになり よい面もある

テレビ電話の調子が悪く
いろいろ ささやかですが学習しました
そのお蔭で 少々のトラブルには さして動じなくりました

こんなふうな傾向は 前々からありましたが
最近は トラブルなんのその トラブルがあるのが
ある意味 当然
なぜって 素人の私が関わってしている所作
順調にいきすぎるわけがない
というような 
なるようになるというような度胸が マスマスすわってきました
パソコン相手のときだけではなく 生活のいろいろな場面で

IT面で
いざというときは 友に助力を請えば なんとかしてくれる
その前に 自分なりの努力は一応(参考本などで)

最初のパソコンが純正モノ?でなく(名もなきメーカーの
輸入モノのような・・) サンザンな困難をともなう付き合い
だったので 
“こんなものなのだ パソコンというものは”
という思いで 知らぬ間に 鍛えられていた?かも


“こんがらかって どうにもならない”という場面の救いの神は
得意の コーヒーブレーク
日に 大き目のカップで 5~6杯は頂いてますね

事務所の補助者さん(奥さん)が タイミングよく 
香りを届けて 飲み頃の合図をしてくれます
そんなわけで コーヒー豆はどっさり購入
行きつけの豆問屋さんに
電話で予約して

いろいろ種類はありますが
いまだに 味の区別の細かなところは解りません
酸味の強すぎるのだけは 苦手
それと 炭火やき というのも豆の個性がなくなり
苦手(どれも 同じ焦げ臭い香りと味になってしまっている
もっとも そこのところが好きという方もおられるが・・)


とにかく 文庫本とコーヒーさえあれば(それと JAZさえ
あれば) 無人島で3年くらいは ナントカ過ごせるかな?
贅沢な仮定ですね

最近は トラジャやマンデリンやブラジルが好き
でも 特に酸味が強すぎなければ
どの銘柄にも 美味しい 幸せ を感じています

ありがたいことです ほんとうに

               




時短

2009-04-15 | ■ サマザマな おはなし

本日の ある青年依頼者の方との会話

『意外と早いご帰宅なんですね』
“近頃は残業はまずないんです むしろ 時短ですから”

企業戦士だった私達の年代の者からみると
なんとも 早い帰宅
17時50分の平日帰宅 
依頼案件についての会話も充分に 可

私なんぞ なにからなにまで 奥さん任せでした
民間勤務のときは23時帰宅なんぞもあったり
より前線で戦う者などは 連日22時過ぎの帰宅
そして休日出勤なんぞ 日常茶飯事

よかったのか 悪かったのか

人それぞれで そのような日常が とてもとても愛おしく
思い出されるという面々

二度と味わいたくない 過酷な時間だったと考える面々と

まさしく それぞれの 感慨



話は変わって 今日の車中は 間違いなく初夏の気配
午後からは 外での仕事の連続
一日で充分陽に焼けた感覚の皮膚のほてり
まさしく 生きて そうして 活動している実感

お天とうさん 今日も ありがとう

今 ちょうど20時
もう企業戦士は勤まらないので
早々とビールにめぐり合いたいのですが
もう少しだけ 待ちます
今夜おみえになるかもしれない お客さんがお一人
予定にあるので

戦士とはいえませんが 後方部隊ぐらいの務めは
まだまだ せねばなりません
自分自身のため そうして
ささやかでも 社会の一員としての務めとして

それにしても
時短も問題ですが
そもそも 働く場の確保の問題

複雑な心境に陥ります


                          




とても うれしい

2009-04-14 | ■ サマザマな おはなし



日も 一件 尋ねていただきました

『ホームページを見たのですが
お願いできますか』

参考本を片手に なんとか かんとか立ち上げた
自分と そして妻との共同事務所の仕事を紹介する
マイ ホームページ
完成のときの 徹夜作業の夜明けの感動は 
忘れられません

ITにうとい私が 一人で 仕上げた
それだけでも 驚異(五里霧中のそのときの私にとっては
といっても 1年三ヶ月前のことです
今も 四里霧中?のようなもの)

今でも ITの知識は苦手 でも 嫌いではありません
本日も 某通信回線業の担当者の方に 貴重な指導を受け
なんとなく理解できたときの嬉しさは 格別
不思議で不思議で仕方のないことを シツコク?訊くのが
得意

興味がある 不思議なことをそのまま見過ごすのは
なんだか 落ち着かなくて いやなんです
もっとも 説明を頂いても とても理解できない分野もあり
ます が とにかく 調べまくり あるいは 訊きまくります

なかなか 即実用化し使いこなせるわけではありませんが
いつか役に立つかも知れぬ知識は大切に が
ITと付き合うときの私のモットー


というわけで 電話帳より インターネットのお蔭と思える
受託が ボツボツ 増えつつあります

感謝 感謝
お客さまにはもちろん
私の つたないIT知識吸収に 付き合ってくれている
親友にも
もちろん 大感謝です(北の地から 懲りずに応援してくれ
ています)

次に会うときには 生ビールをおごるつもり
(でも 都合よく?忘れそう) 

                  


 


      

 

    

      

 
   


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田舎の小路

2009-04-13 | ▽ タワイモナイようなお話も あるけれど


今日は少しだけガンバッタので
17時過ぎから ジェリー・マリガンを聴きました

彼のバラードものも大好き

バラードものは けっこう裏切られたりしますね
とにかく一応は心に飛び込み 
あまり難解なフレーズは無く
ひたすら センチメンタル・ナルシズムに奔っていても
まあまあのまとめ方で どこかで透明さや 軽さがほどよく
だいたいの心の波に
なんとか合い 
つまり 
イージーだからかな?

でも そのイージーさが妙に甘ったるくて
二度と流さずに しまいこまれているアルバムが
私には在ったりする

しかし その中にあって 繰り返し 繰り返し
ひどいときには 半日中CD回し放し O・Kという曲も
あることはあるんだ

ジェリー マリガンの MY FUNNY VALENTINE
仲間のチェット ベーカーとのものもいいけど
1994年録音のものがいいな
(CDタイトルDream a little dream)
1927年生まれだから マリガン67歳頃のもの

私の持っているベーカーとのものは 1952年録音もの
マリガン25歳のとき

年月を経て マリガンの温かさ(ほんとうのところは
ドンナ人物かはわからないが 音に頼った判断 思い込み)
がとてもいい具合の1994年もの
泣けてきちゃう(本当に そういうときがあるんだ)


          


マリガン1994年版マイ・ ファニー・ ヴァレンタインを耳に
すると
なぜか 父と母が30代の姿で僕の頭の中に登場し
それも いつも 炎天下の田舎の小路が舞台
僕は 二人の後から やや 欠伸顔でついて歩き
父と母は 眩しすぎる陽光を立ち止まっては浴び
立ち止まっては浴びしながら 到達地も決めてないような
気配でそぞろ歩き続けている

そんな雰囲気が嫌ではなく ボケーッと僕はシアワセで・・・



とにかく マリガンの このバラード 最高

なんだ 僕には だよ


今日は 私という表現より 僕という言葉でないと
どうにも 感じがね・・・
というわけで そのCDかけっ放しで このブログを書いて
います

超マニアックな記事で ごめんなさい


 


      

 

    

      

 


2単位

2009-04-12 | ■ サマザマな おはなし

春になってからの仕事量が安定し(つまり 暇なこと)
チャンスなので
大学院で 学習することにしました

15コマ2単位科目
専修大学大学院法学研究科法学専攻修士課程で開講の
法律学応用特論(要件事実・事実認定論)
という いかめしい講座

生涯 独学をとも思いましたが このような経験も一度
くらいしておこうかなと 決心しました

5月から7月まで 隔週土曜日に神田に通います

少し疑問点も多い範囲だし 大いに参考になると考えた
たのです
予習もシッカリしておこうと計画してます
そうしないと ついていけないので

さて 紫陽花の株に 葉が付き出しました
そうして 矢車草の天辺に蕾も見え出して
それだけで なぜか嬉しくなった今日 
4月第二日曜日でした

この二つは 私の大好きな花の代表選手
ささやかな裏庭に 今年も居てくれています


暇なときほど 将来を見据えて努力せねばならないのです
が 本日も 裏庭で野鳥を眺めたりして やや怠けました

明日から また 気を引き締めて 
と 思ってますが 読みかけの文庫本にも負けそうな
予感

               



話題

2009-04-11 | ■ 業 務 エ ッ セ イ

友との会話も 威勢のいい話はなく
『これからの世代は 苦労が続くだろうね
甘やかしすぎたかもしれないので
厳しい環境で 育っていくのか とても心配
親バカも いいところだけどさ』

“とにもかくにも ガンバッテやっていってもらう
しかない 
どっちみち
コチトラも どうやって これからを乗り切ろうかな
と 思案の身なんだからさ”

てな 具合

とはいえ 世はなにごともないかのように お天とうさんは
お昇り と お隠れ をくりかえし
桜は 今年も初老?の我が身を楽しませてくれ
いつしか初夏を思わせる大気ともなり
コーヒーをすすりながらの 読書三昧の
土曜の午後

事務所も静かに4月第三週に入ろうとし・・・

穏やか過ぎる時間も 考えもの
多少慌しき気配の事務机の上のほうが
やはり ピッタリきます

暇で時間を与えてもらうと むしろ 研鑽を怠り 
読書三昧のほうに走る傾向が大
まったく 進歩なき万年受験生の形容ピッタリ

おっとり性分は やはり もはや チェンジしようもない?かな
そんなことのたまわってないで
文庫本を閉じ
民法の
組合の部分の再学習を始めよう

それにしても 手強く ある意味オモシロい部分

団体性・契約性
個人・社団論
法人論
代理・代表論
共有・合有等所有形態
構成員債務・責任
訴訟行為主体
組合財産・組合員財産関係
等などの理解を深く求められる
格好の民法学習の場面だと いつも 思います

でも もうすこしだけ 
文庫本 読んじゃおうかな
暇なときは 暇を大事に
なーんて 理屈を見つけ サボろうとしています

                




相談

2009-04-09 | ■ 生涯学習

団塊の世代の人間です
というわけで 旧友達との最近の話題は
今後の身の振り方

嘱託等で数年を過ごした者も いよいよリタイアに直面
のケースが多く
それなりの 各々の 不安?があるそうな・・・

やりたいことがあるような ないような
旅行も 1.2年は楽しく続けられそうだが それだけでは
どうにも時間が余りすぎるとか
いくら読書が趣味とはいえ 年がら年中 家にこもっている
いるわけにもいかないだろうし とか

リタイアの時期にも差があり その筋の先輩格に問うても
その先輩も悩んでいたりで

リタイア後の約20年間? たしかに 大問題 かな


幸いといえるのかどうか 私などは まだまだ まだまだ
24時間自分だけのフリータイムという身分にはほど遠く

『徳(トク) はいいよなー
まだまだ現役 一生現役というわけだ
自営自由業 うらやましいかぎり 
会社に気を遣う40年間を終えたら 今度は 奥さんやら
家族に気を遣うような そんな具合のフリータイム?
こんなもんなのかな』
とは ある友の言葉

“いいじゃないの 自分で舵取りできるフリータイム満載船
うらやましく思っているのは こっちのほう”
と 私の反論

というわけで 2009年の弥生のある午後の 
おじさん同士の ありふれた
ワンシーンでした

零細自由業者もたいへん
フリータイム享有者も たいへん

でも 桜を眺められる シアワセ者

                    

         



放哉さん

2009-04-07 | ▽ タワイモナイようなお話も あるけれど


父のこと 母のこと 叔父のこと 叔母のこと
などなどをそぞろ思っていたら
尾崎放哉さんの句集を手にとっていました

こんなよい月を 
   一人で見て寝る

めしたべにおりるわが足音

灰の中から針一つ拾い出し話す人もなく

事実といふ事話しあってる柿がころがっている

漬物桶に塩ふれと母は産んだか

なんにもない机の引き出しをあけて見る

人を待つ小さな座敷で海が見える

時計が動いて居る寺の荒れている

豆を煮つめる自分の一日だった

蛙たくさんなかせ灯を消して寝る

ころりと横になる
   今日が終わって居る

朝早い道のいぬころ

障子あけて置く海も暮れきる

あすのお天気をしゃべる雀等と掃いている

・・・・


ときどき 放哉さんの人生を思い
ボケーっとします

                     

 


      

 

    

      





人出

2009-04-06 | ■ サマザマな おはなし
週末に時間がとれたこともあり
叔母(母の弟の妻)の様子が心配で
滋賀に行ってまいりました

途中ところどころで桜が 満開?
でも 寒い 4月の第一土曜日でした

往きはそれほどでもなかったのですが
帰りの名神 中央高速道は渋滞箇所もあり 大混雑
談合坂パーキングも混雑
20時近い頃だというのに人出のすごいこと
やはり 超廉価高速料金 ガソリン価格安定?の効果?



叔母の様子を見させてもらい
いろいろと会話し 今後のことを検討
帰ってきて
さっそく本日 叔母の要介護・要支援認定申請書を
地元の市役所に郵送しました(本人の同意もあり 私は
三親等の姻族で親族です)
とにかく 日常生活動作援助の手段を確保しておく
サマザマな方法を模索しながら

というわけで 高速道上に約17時間ばかり居た2日間
運転は全行程 奥さん(私は同乗者専門)
彼女は運転歴42年
私は 実質10年らい?
運転の連続で辛くないのと訊ねる時の返事は いつも
『こんな楽しいことを 代われない』

大いに助かってます
どちらかというと 自動車運転は苦手
長い間 バイクに乗っていたので(バイクは大好き
でも 奥さんはじめ皆が心配するので 止めてます)

少々肩が凝っているかな
同乗者も運転に多少の助力をしているのです?