能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

マネジメント理論、経営理論を世のため人のために役立てるために

メンタルヘルス・マネジメント検定試験合格法 受検する人が急増中・・・管理監督者必須の知識です

2011年12月22日 | 資格・転職・就職

大阪商工会議所のホームページを見ると、

メンタルヘルス・マネジメント検定試験の受験者数は、この5年で3倍に増えたとのこと。

それだけ、職場や組織でメンタルヘルスに関わる問題が増えているのだと思います。

の11月の試験を受検した時も、試験会場のロビーで団体様ご一行様が複数いました。

その会話からすると、会社の要望で止む無く受検しているといった状況でした。


試験合格だけなら、つまりⅡ種、Ⅲ種で70点以上とるだけなら、以下の2点だけで、ほぼ大丈夫だと思います。


1.勉強時間をトータルで50時間確保する。


2.過去問題集を少なくとも3回繰り返す(皿回し学習)


特に、中央経済社の過去問題集はお勧めです。

書店で平積みになっていますし、現在すでに新年度版が出ています。


そして、時間があれば公式テキストにざっと目を通すと完璧です。

過去問で出来なかったところ、理解しづらかった所を公式テキストで確認するというスタンスでOKです。

特に、図や表からの出題もあるため、読み飛ばしがちな公式テキストの図や表をマーカーでチェックすることも効果的です。


ただし、50問中、公式テキストに記述がないであろう設問が5%程度はあるようですし、また、重箱の隅的出題も10%以上あります。

逆に言うと、ここは捨てても大丈夫。

鉛筆ころがしでも、「3」にマルをつける・・・でも正解確率は25%です(笑)。


通信教育であれば、産業能率大学のものが良いと思います。

Ⅰ種、Ⅱ種、Ⅲ種ともポイント集がついており、公式テキストの重要ポイントをコンパクトにまとめています。


一方、Ⅰ種は合格率10%の難関。

勉強時間は、最低でも100時間は必要だと思います。

択一式は、上記2の過去問回しでOK。

そして問題は論述式です。

一時間で1000文字を埋めなければならないとのこと。

これは、論点をまとめたり、下書きをする暇はなく、いきなり書き始めてやっと升目が埋まる・・・そういう条件です。


であれば、過去問を分析して20から30のテーマを設定。そ

れぞれに公式テキストを参考にして自ら論述し、そのキーワードを覚えることが良いと思います。

中小企業診断士の以前の試験科目にあった中小企業対策(チュータイ)方式です。

場合によっては、自分で書いた模範解答1000文字をほぼ丸暗記することが良いのではないでしょうか?


皆様のご健闘をお祈りしています。


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