能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

マネジメント理論、経営理論を世のため人のために役立てるために

世界遺産宮島 貴族気分の七浦めぐり チャーター船で宮島を一周 宮島検定でパワースポット巡り

2012年04月30日 | 旅行記

ゴールデンウィークを利用して、宮島に行ってきました。


昨年、合格した「第六回 宮島検定」のご褒美として廿日市商工会議所から招待されました。

このご当地検定は、地元の商工会議所が毎年冬に開催しているもので受験者数は約100名。

世界遺産宮島の歴史、自然、動植物などについて四択式の出題。


0点以上で合格(ブロンズ認定)。

0点以上でシルバー認定。

90点以上でゴールド認定。


今回は、ラッキーにもゴールド認定をいただき、無料招待いただいた次第です。


昨年、今年のNHK大河ドラマ「平清盛」にちなみ、一人プロジェクトである「キヨモリ・プロジェクト」を企画。

約1か月の受験勉強を展開しました。

テキストは、廿日市商工会議所から出ている「宮島本」。

これ一冊で宮島通になること請け合いです。

宮島フリークの私としては、かなりメジャーになってきた京都検定と並ぶぐらいになれば、と願っているところです。


宮島の魅力・・・。

それは、海、山、自然、神社仏閣がコンパクトにまとまっているところです。

京都、奈良も素晴らしいですが、宮島の場合は、全てが徒歩圏内に集中しているところ。

箱庭的な感覚で楽しむことが出来ます。

特に、海の存在は神秘性を高めるための舞台装置となっており、宮島に渡る際のフェリーに乗った時点からワクワク感が高まります。


今回の企画は、宮島検定の認定者を対象に、船をチャーターし、宮島を一周しようというもの。

これは、平安時代から続く1000年以上の歴史があるとのこと。

当時の貴族や皇族の方々が船に乗り、宮島を一周することにより、宮島パワーを獲得しようというものです。

高倉宮などの日記が残っています。


安芸の宮島廻れば七里 浦は七浦七恵比寿


宮島の海岸線には、七つの神社が建立されています。

中には、船でしか参拝できない神社もあり、海と神社が密接に結びついているのです。


貴族気分で、宮島をクルージング。

楽しい一日でした。

Img_0404_2

聖崎灯台。宮島の最北端。

この灯台は、今ではソーラー発電で船の安全を守っているとのことです。

Img_0407

神秘的な雰囲気。

海からしか参拝できない海の神社です。

Img_0413_4

この船でクルージング。

子供のように船長さんの横に乗りました。

Img_0415_2

宮島の大鳥居。

この間の爆弾低気圧の影響で破損。

六月中旬まで修復作業が続くとのことです。


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「年金」論争を楽しむ 定年後、会社にしがみつくべき人・・・60歳以降を、どう生きるか?

2012年04月30日 | 本と雑誌

このゴールデンウィークは久々の読書三昧。

前半は、ずっと関心のあった年金関連の書籍を新書を中心に多読しました。


「年金は本当にもらえるのか?」鈴木亘著 ちくま新書


「定年後 年金前」岩崎日出俊著 祥伝社新書


「いま、知らないと絶対損する年金50問50答」太田啓之著 文春文庫


少子高齢化が進む日本社会の中で、かなりのムリがきている年金制度。

高齢者の多くが老後の生活の基盤としている年金制度をいかに存続させ機能させていくか?というテーマです。


個人年金的な運用をすべきだという積立方式論者、いや世代間が支えあう賦課方式を継続すべきだという賦課方式論者。

前者は、新進気鋭の学者、鈴木学習院大学教授の説。

後者は、朝日新聞の太田氏の意見。

積立方式では、勤労層の二重負担問題が発生する、運用を間違えるときわめて低額な年金になってしまう、デフレに弱いという問題点・・・、そして、賦課方式は少子高齢化に耐えられない、勤労層に多大な負担が増加し続ける・・・といった課題。

本当は、どちらが正解なのかを考える上で、この2冊の新書は大変参考になります。


また、これとは少し違う観点から書かれたのが「定年後 年金前」。

副題にあるように「空白の期間にどうそなえるか」について書かれた岩崎氏の著作です。

男性の場合、1961年以降に生まれた人は65歳からの老齢年金の支給となります。

60歳定年が主流を占める現在、この空白の5年間をどう過ごすかというテーマです。


岩崎氏(スタンフォードMBAホルダー)は、定年後は再雇用か個人事業により収入を稼ぐことを推奨。

働き甲斐やいきがい獲得のためにも、わたくし自身もそうあるべきだと思います。


この書籍の最終章で、定年後に個人事業をやるべきでない人、つまり何が何でも再雇用で会社にしがみつくべき人を例示しています。

でも、そんな人が同じ職場にいたらイヤだなあ!?と感じたリストアップでした(笑)。


1.腰が重い人

2.批評家 評論家

3.権力につがみつく人

4.仕事の話しかしない人

5.ゴルフと麻雀の話しかしない人

6.テレビと週刊誌しか見ない人

7.同期や同僚が気になって仕方ない人


組織に属する社員の平均年齢があがり、こんな再雇用社員ばかりになると大変です。

会社としては、経営としては、個人事業を起こせるぐらいの気概と実力をもったシニアを雇いたいものです。


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