東京商工会議所が実施しているビジネス実務法務検定。
民法、商法、会社法を中心にした民事法を中心にした商工会議所検定の一つです。
1級から3級までの3段階となっており、1級は結構難しい試験であるということが知られています。
この検定が素晴らしいのは、ビジネスパースンが知っておくべき法律の指針、ガイドラインを示し、公式テキスト等でその方向性を示していることだと思います。
法律の勉強というと、憲法、行政法などの公法を学ばなければいけませんが、
この検定試験は仕事をしていく上で必須の民事法を中心に学ぶべきポイントを整理していることだと思います。
合格率は、3級で8割、2級で5割。
各種参考書や大手の資格学校でも対策講座が設置されているようです。
法学部で学んだ経験がある人は、市販の公式テキストと過去問題集で学ぶことにより数か月で合格できると思います。
書店等で参考書を見ていただければと思います。
ビジネスパースンであれば、2級レベルの知識は欲しいところです。
検定を受ける受けないは別として、ぜひとも学んでいただきたい内容です。
ビジネス実務法務検定2級の内容
1.取引を行う主体
2.会社取引の法務
3.会社財産の管理、活用と法律
4.債権の管理と回収
5.企業活動に関する法規制
6.会社と従業員の関係
7.紛争と解決方法
8.国際法務
法律を学んだ後、ビジネス実務法務の出題フレームワークの中で、再度学ぶ・・・。
現場の法律への理解がますます進むものと考えています。