暖かくなってきました。
桜も開花を始めています。
今日は、グスターボ・ドゥダメル指揮のロサンゼルスフィルハーモニック交響楽団を聴きにサントリーホールへ行ってきました。
演目は、グスタフ・マーラーの交響曲第6番イ短調「悲劇的」。
指揮者のドゥダメルさんは、ベネズエラ出身の若き指揮者。34歳。
お師匠さんは、シャルル・ドュトワさんやクラウディオ・アバドさんとのこと。
ラテン系の指揮者ということも興味をそそります。
そして、ロス響は米国の西海岸の歴史ある交響楽団。日本で言えば、大阪フィルといった感じでしょうか。
南アメリカの指揮者と北アメリカのオケという面白い組み合わせ。
しかも、曲目はマーラー・・・。
開演の前に、少し時間があったので、花見がてらのお散歩へ・・・。
サントリホールの裏手には、桜並木が続きます。
しかも、ここの桜は、なかなかのボリュームで道沿いに林立しています。
すでに7分咲きといったところ・・・本当にきれいです。
桜坂・・・
この時期になると、本当にワクワク、ドキドキ・・・桜に心を動かされます。
早く咲く花もあれば、遅咲きの桜もある・・・
これでもかと咲く桜もあれば、ひっそりと美しく咲く桜もある・・・
人生いろいろ・・・桜もいろいろです。
そして、サントリーホールへ・・・
マーラーを堪能してきました。
若い頃、あまり好きになれなかったマーラーですが、齢(よわい)を重ねるごとに、身体で理解できるようになってきた感じです。
情熱的なドゥダメルさんの指揮も、マーラーのスピリッツを伝えるには十分でした。
また、ロス響のアンサンブルもドンピシャ。
なかなかまとまりのある演奏会でした。
マーラー と 桜・・・。
なんとなく共通点があるような感じがした次第です。
イタワサとウイスキーが合うように・・・(笑)。
そういえば、昔、サントリーウイスキーのコピーで「和イスキー」というのがありました。
今日は、オンザロックを味わいながら、まったりと休めそうです。